■ 苫小牧に全国初の屋根付き岸壁1期工事が完成
【2018年5月22日(火)朝刊】

屋根付き岸壁の1期工事が完成して開かれた供用式典
 農水産物の輸出促進に向けた国土交通省の港湾基盤整備事業で全国初となる屋根付き岸壁の苫小牧港漁港区の1期工事が完成。19日には供用式典が開かれ、約100人の関係者が祝った。

 国は2019年に農林水産部の輸出額を現在の7500億円から1兆円に増やす目標を掲げており、屋根付き岸壁は輸出促進のための整備。さらに、荷揚げした水産物を衛生面や品質維持、漁業者の作業環境の改善などを目的に17年度(平成29年度)から着手している。岸壁に全長251メートルのコンクリート製の屋根を整備する計画。1期工事では、総工費3億1千万円を投じて、長さ52メートル、高さ4メートル、幅8・5メートルの施設を完成させた。

 式典で港湾管理者の岩倉博文市長は「地元の悲願でもあった屋根付き岸壁を活用して、政府の目標を達成するために貢献をしていきたい」と式辞。苫小牧漁組の伊藤信孝代表理事組合長は「屋根ができたことで漁業者の就労環境が改善されて、水産物の劣化も防ぐことができる。さらなる販路の拡大に期待しており、大きなプラスである」と述べた。

 この後、岩倉市長ら関係者11人がテープカットを行い、1期工事の完成を祝った。この日は、雨が降りしきる悪天候だったが、屋根付き岸壁ため出席者は濡れることなく式典を終了した。

 2期工事の75メートル分は本年度内の完成を目指し工事が進んでいる。
(佐藤重伸)

【写真=屋根付き岸壁の1期工事が完成して開かれた供用式典




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