■ 宮蘭フェリー就航まで1カ月、船出準備着々
【2018年5月22日(火)朝刊】

室蘭支店の開設準備に当たる川崎近海汽船の関係者
 宮蘭フェリーの就航まできょう22日で残り1カ月となった。室蘭港では運航会社・川崎近海汽船(東京)の室蘭支店が同日開設され、業務を開始する。合わせて室蘭港フェリーターミナルのリニューアルオープン式典も同施設で行われ、関係者が航路復活を祝い、安定運航を祈念する。

 川近室蘭支店(中嶋康成支店長)はターミナルビル1階の一角235平方メートルを使って営業する。8人が勤務する。今月15日から出社が始まり、パソコンやシステム類の設置や調整に当たってきた。

 営業開始前日の21日には、朝から総出で引っ越し作業に当たった。真新しい机や棚などを搬入し、事務所に息吹を吹き込んだ。ポスターで施設内を飾り、宮古や岩手県大船渡市、青森県階上町などのパンフレットも設置した。

 今後は乗船関係の書類設置の準備などを進める。中嶋支店長は「あっという間に残り1カ月というのが本音です。運航開始へ大きなプレッシャーも感じています。準備万端で備えたい」と力を込めた。

 オープン式典には室蘭市や船社、国や道の関係者、施工業者ら約50人が出席する予定で、記念のテープカットや施設見学会を実施する。吹き抜けフロアに設置した航路PR用懸垂幕(7メートル)もお披露目される。

 就航が近づきイオン室蘭店(東町、澤喜幸店長)も盛り上げに一役買う。24日から6日間、催事場で「みやこ・岩手の物産と観光フェア」を初開催する。特産ワカメやいかせんべい、岩泉ヨーグルトなどを販売する。会場では航路のPRも行う。

 一方、宮古では航路開設まで残り30日となる23日、記念シンポジウムを実施し、航路活用への機運醸成を図る。「人が動く、地域が動く〜宮蘭フェリー就航に期待すること」がテーマで、室蘭の関係者もパネリストとして参加する。
(鞠子理人)

【写真=室蘭支店の開設準備に当たる川崎近海汽船の関係者




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