■ 室蘭の寿町子育てサロンが交流深め300回迎える
【2018年4月7日(土)朝刊】

節目の300回を迎えた寿町子育てサロン=提供写真
 室蘭・寿町子育てサロン(斉藤恵子代表)は、2002年(平成14年)に実施して、今年3月で節目の300回を迎えた。子どもたちが喜ぶ遊びをはじめ保護者のためになる講話と幅広く活動を展開。地域が子育てを見守る取り組みとして開催を続けている。

 「始まる前の01年ごろは、室蘭市内で幼児虐待事件が続いていた。だから親子が自宅に引きこもらずに、ほっと集える場所を提供したかった」と東地区主任児童委員の斉藤代表は実施に踏み切った背景を説明する。当時は全国的に子育てサロンが広がっている時期だったという。

 同地区の民生委員や主任児童委員の間で相談を重ね、戸別のアンケートを実施。対象者の80%が「子育てサロンを利用したい」と回答したことから、寿町会館を会場に寿町子育てサロンをスタートさせた。

 幼稚園による預かり保育などの浸透によって、開始当初と比較すると低年齢化が進み、子どもは生後1カ月から2歳までが多いという。

 2年ほど前に利用者が減少し、存続の危機に陥った際は、公園でチラシを配ったりポスターを掲示するなど何とか継続の道へ進み出した。

 福祉委員の桃枝俊子さんは「続けることが大切」といい、斉藤代表も「スタッフが楽しみにし、協力し合うことが継続の秘訣(ひけつ)」と強調する

 開催は第2、第4火曜日の毎月2回。時間は午前10時〜同11時45分。3月13日で300回を数えた。昨年10月には丸15年が経過し、利用者は延べ6千人を超える。

 サロンでは、体操や工作、絵本の読み聞かせ、クリスマスのイベントや誕生会などを行っている。

 斉藤代表は「子どもの成長は早いです。一度休んで、その後再会すると、大きくなっています。さまざまな部分で交流するきっかけにもなるので、続けていて良かったです」と笑顔を見せていた。
(池田勇人)

【写真=節目の300回を迎えた寿町子育てサロン=提供写真】




◇ 主な地域のニュース

☆ 室蘭市が水道料金改定検討、少子高齢化で給水量減少
☆ 室工大が3年生対象に新講座、地場企業9社が協力
☆ 室蘭・白蘭小が開校、3校の良き伝統受け継ぐ
☆ 豪華寝台列車・四季島の登別駅立ち寄りは31回に
☆ 伊達・大滝小学校と中学校で最後の入学式
☆ 伊達の総合体育館で本年度、大規模大会が続々開催
☆ 悲惨な事故撲滅、苫小牧で市職員や安協が旗の波
☆ 室蘭でドリカムのダンサーKEITAさんがダンスレッスン