■ 壮瞥との懸け橋に…小田さんが今夏フィンランドに留学
【2018年3月14日(水)朝刊】

フィンランドへの留学を控え「壮瞥との懸け橋になりたい」と笑顔で語る小田すみれさん
 壮瞥町壮瞥中学校を13日に卒業した小田すみれさん(15)が今夏、壮瞥町の姉妹都市、フィンランド・ケミヤルビ市内の高校に留学する。壮瞥町主催の同国派遣事業に参加して憧れを抱いた。「いつか大好きな壮瞥とフィンランドの懸け橋になりたい」と希望に胸を膨らませながら一歩を踏み出した。

 幼いころから海外に興味があった。小学生の時、フィンランドに留学した女性通訳士が出版した本を熟読。2016年(平成28年)、中学2年生の時、派遣事業に参加。8泊9日の日程でケミヤルビ市内でのホームステイなどを体験した。

 「初めて見る景色、出会う人、食事、全てが新鮮で、感動した」。選択授業の幅が広い、同国の教育方針にも強く引かれた。「ここで絶対に学びたい」。派遣中にケミヤルビ市の教育長に留学したい気持ちを伝えるほど。教育長は小田さんに「ウエルカムだよ」との言葉を寄せ、力になってくれたという。

 帰国後は、ホストファミリーたちと連絡を取り情報を集めた。彼女の熱い思いにたくさんのケミヤルビや壮瞥の関係者が、夢実現へ後押ししてくれた。英語の授業にもより力が入った。夏からは再びホストファミリー宅にお世話になる予定という。

 日本をたつ予定は7月初め。それまでの残り時間はフィンランド語、英語をみっちりと勉強する。「壮瞥にいたからこそフィンランドという国を知り、行きたいと思うことができた」とにっこり。現地と連絡を取り合う中、日本の文化や生活に興味を持っている人が多いことも知り「茶道や書道、折り紙など私にできる日本文化を伝えたいです」と笑顔で語った。

 フィンランド国中学生派遣事業は1995年(平成7年)にスタート。同町教委によると、町内の中学校を卒業し、留学するのは初めてという。
(奥村憲史)

【写真=フィンランドへの留学を控え「壮瞥との懸け橋になりたい」と笑顔で語る小田すみれさん




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