■ 室蘭市内初、輪西中央と第三町会が4月1日に合併
【2018年3月14日(水)朝刊】


 室蘭・輪西中央町会(渡辺敏明会長、60世帯)と輪西第三町会(村木百喜会長、60世帯)は4月1日に合併する。名称は「輪西第三中央町会」。新町会長には土田昌司郎前中央町会長が就任する。会員数の減少による活動停滞を防ぎ、輪西の中核町会としての機能維持と存続を目指し、市内初の合併に踏み切った。

 町内会員の高齢化や独居高齢者の増加、町内人口減少、役員の担い手不足―が合併の要因で、10年ほど前から議論してきた。隣接する両町内会ともに、商店街や飲食店が立ち並ぶ地域だったが、店舗の閉店などで徐々に衰退。「地域活性化のためにはある程度の町内会の規模が必要」と、危機感を募らせた議論が進められてきた。

 一昨年春に合併協議会を立ち上げ、10月19日に合併総会を開催。今年4月の合併を申し合わせた。

 組織は役員に会長、副会長、相談役、監査、顧問を置く。総務、経理、厚生、女性、福祉、生活(防火・防犯)、照明(街灯)の各部も設置する。

 副会長は渡辺中央町会長と村木第三町会長が務める。ほかの役員と事業内容は4月に開催予定の総会で決める見通し。

 渡辺会長は「以前は多くの人が商売を営み、まちに勢いがあった。安全で住民が楽しく、朗らかに過ごせるように活動するのが町内会。合併で少しでも普段の取り組みを円滑に行えるようにしたい」と期待する。

 新町会長に就任予定の土田前中央町会長は「商店街や飲食店が繁栄していた時代には、地域の子どもたちや高齢者を店主らで見守ることができたが、現在は難しい。過去と同じようにするには数が必要。合併で町内会員を増やし、推進したい」と意気込んだ。

 室蘭市町内会連合会の沼田俊治会長は「会員の減少や高齢で町内会の運営が立ち行かなくなってしまった場合、選択肢の一つに合併を入れなければいけないと認識している」と理解を示していた。
(池田勇人)




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