■ 伊達産の越冬タマネギ名称「えったま333」に決定
【2018年2月14日(水)朝刊】

今季出荷分から「えったま333」として世に送り出す、伊達市越冬たまねぎ研究会の堀篭会長(左)ら=春まきタマネギの選果作業、昨年秋
 秋まきタマネギの生産農家でつくる、伊達市越冬たまねぎ栽培研究会(堀篭司会長)が公募した統一ブランドの名称が「えったま333(さんさんさん)」に決まった。6月下旬の出荷から使用し、産地化を推し進める。

 生産農家が事前に考えた候補10点を一般や流通などの業界関係者ら1551人が5段階評価で投票し、上位得票5点の中から「えったま」に絞り込んだ。種まきから収穫まで11カ月もかかる、ほかの産地にはまねのできない長期栽培を強調しようと、月数(11カ月)を日数にした「333」を付けて最終決定した。伊達産タマネギの特色を消費者に印象付け、他産地との差別化を狙っている。

 道産タマネギは、春に種をまいて秋に収穫する「春まき」が主流。これに対し、伊達産の越冬タマネギは初秋に種を直(じか)まきする「秋まき」。冬場でも温暖な気候と火山灰質で排水性の良い土壌を生かし、道内の産地で唯一、採用している。

 伊達産の越冬タマネギは冬の間、雪の下で育つ。寒さから身を守ろうとするため糖度が増すという。専門機関の分析によると、糖度は平均値と比べ2・3%高い。栄養価にも優れビタミンCの含有量は平均値と比べ約1・3倍、抗酸化力は同約1・9倍と、甘くておいしいタマネギに仕上げている。

 道外産の秋まきと、道内産の春まき早出しの端境期に当たる6月〜8月上旬に出荷し、道内産で最初に出回るタマネギとして知られている。

 市内の越冬タマネギ生産は、西関内地区の農家が1997年(平成9年)に栽培を本格化させた。20周年を迎えた昨年秋、販路拡大を目指し、ネーミング総選挙を実施した。同研究会は「新たな名称が決まり、これからが真のスタート。ブランド化を進め、さらなる販売拡大を目指したい」と話している。
(野村英史)

【写真=今季出荷分から「えったま333」として世に送り出す、伊達市越冬たまねぎ研究会の堀篭会長(左)ら=春まきタマネギの選果作業、昨年秋】




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