■ 登別市消防本部が17年まとめで火災死者3年ぶりゼロ
【2018年1月23日(火)朝刊】

昨年の火災発生状況は負傷者は出たが3年ぶりに死者がなかった=昨年4月
 登別市消防本部は2017年(平成29年)1年間の火災発生状況をまとめた。発生は前年より6件多い19件、死者は3年ぶりにゼロだったが、4年ぶりに負傷者(5人)が出た。昨年は、たばこの不始末や配線の腐食などの原因による火災が多かった。同本部は「住宅における火災予防対策に力を入れたい」としている。

 同本部によると、出火種別は「建物」10件(前年比1件減)と2年連続で2桁となった。次いで「車両」3件(同2件増)、「野火」3件(同3件増)と続き、屋外の物が燃える「その他」は2件(同1件増)、「林野」が1件(同1件増)。

 建物火災のうち全焼が3件、部分焼が2件、ぼやが5件だった。原因別では、調査中を含め、たばこと配線の各3件がトップ。次いで不審火(放火の疑いも含む)が2件と続いた。同本部予防担当者は「火の不始末の火災が目立つ」と懸念する。

 発生地域別では「幌別町」が5件で最多。そのほか新生、鷲別の両町で2件など、ほぼ全地域で発生した。曜日別では木曜が5件、月・金・土曜が3件、火・水が2件、日曜が1件だった。時間帯は午後に12件発生し、午後6時〜午前0時に7件、正午〜午後6時に5件と日没から夜中にかけて集中した。

 住宅火災警報器の設置率は、昨年6月1日現在で86%と全道平均の85%、全国平均の81・7%を上回った。同本部の笹森勝予防主幹は「昨年は不審火も多かったので、家の周りに燃えやすいものを置かないなどの対応を取ってほしい。たばこの吸い殻についても、捨てる際に水につけるなど十分配慮してほしい」と呼び掛けている。
(高橋紀孝)

【写真=昨年の火災発生状況は負傷者は出たが3年ぶりに死者がなかった=昨年4月】




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