■ 火災から文化財守れ、伊達の有珠善光寺などで訓練
【2017年11月15日(水)朝刊】

放水銃で消火訓練に取り組む参加者たち=有珠善光寺
 文化財を所有する建物から出火した―と想定する伊達市の防火訓練が13日、国の史跡に指定される有珠善光寺(有珠町)と市開拓記念館(梅本町)などであった。関係者が消火活動をはじめ消防への通報、迅速な文化財の搬出手順を確認した。

 有珠善光寺では檀家(だんか)や地域住民、伊達消防署員ら計30人が参加。訓練は「本堂が火事だー」との一報で始まった。参加者はご本尊に見立てた箱を次々と本堂から安全な場所に運び出した。

 さらに屋外にある放水銃や水消火器を使った訓練に取り組んだ。同寺の木立大忍住職(67)は「(訓練は)意識が高まります。火事を起こさないよう努めたい」と気を引き締めていた。

 市教委と有珠善光寺の主催。訓練は1949年(昭和24年)、奈良県の法隆寺金堂が炎上し、壁画が焼損したのをきっかけに制定された文化財防火デー(1月26日)に合わせて始まった。市内では厳冬期を避け、前年の晩秋に実施している。
(奥村憲史)

【写真=放水銃で消火訓練に取り組む参加者たち=有珠善光寺】




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