■ 登別の魅力度、地域ブランド調査で過去最高の20位
【2017年11月15日(水)朝刊】

全国20位にランキングされた登別。名所は多くの観光客でにぎわう
 ブランド総合研究所(本社東京)は、全国1千の市区町村を対象とした、2017年(平成29年)の地域ブランド調査をまとめた。魅力度ランキングでは、登別が前年23位から三つ順位を上げ、過去最高の20位。道内自治体の中では5位だった。

 地域ブランド調査は06年から毎年1回実施。訪問経験や地域資源評価、まちのイメージなど全78項目を20〜70代にインターネットで聞いた。地域のブランド力を、消費者がそれぞれの地域に抱く魅力として数値化している。

 08年以降、上位三傑は京都、函館、札幌が独占。今年の10位までを見ても、小樽や鎌倉、横浜、神戸、金沢、富良野、屋久島と名だたる観光地が入った。今年は仙台や広島、福岡など地方の中核に位置付けられる大都市への評価が上昇傾向にある中で、登別は熱海や伊豆、箱根、別府とともに上位にランキングした。北海道新幹線の開業によって北海道地方が身近になったことや、SNSによる情報発信、各種プロモーションなどが奏功したとみられる。

 登別は好調な訪日客を背景に宿泊施設、テーマパークなどがにぎわっているが、調査は国内在住者を対象にしており、いわゆる観光客は含まれていない。「それだけ登別は観光のまちとして、国内の人たちにも認知されているということ。鬼花火を含め、登別に来ないと見られない資源を積極的に発信していく取り組みが必要」(関係者)との指摘もある。

 登別国際観光コンベンション協会は全市観光の推進に向けて、MICE(企業の研修旅行や国際会議、イベントなど)の市内誘致を本格化させる。各種団体も協会に加わってもらい、オール登別で歓迎態勢を構築する。市の公共施設整備方針では、JR登別駅のバリアフリー化(エレベーター設置)が2番目の順位付け。一方で同駅前の観光客受け入れ拠点施設へ、という要望もあり、一体的な整備を求める声もある。
(石川昌希)

【写真=全国20位にランキングされた登別。名所は多くの観光客でにぎわう




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