■ 室信ATMで詐欺防止策、70歳以上対象に限度額0円
【2017年9月13日(水)朝刊】

来行者に詐欺被害注意を呼び掛ける啓発物を配布する佐竹署長(右)
 特殊詐欺被害防止のため、室蘭信用金庫(山田隆秀理事長)は12日、一部の高齢者がキャッシュカードで行う現金自動預払機(ATM)の振り込み・振り替えの限度額を「0円」にする取り組みを西胆振で初実施した。

 ATMに不慣れな高齢者をだまして現金を振り込ませる詐欺被害の防止を目的に実施。対象は過去3年間、キャッシュカードによる振り込みや振り替えを行っていない70歳以上の高齢者。対象の取り引きを行おうとすると、ATMの画面にメッセージが表示され制限される。解除は、運転免許証など本人確認資料と届け出印鑑を持参の上、窓口で行う。

 この日は、同信金東町支店で窓口の営業を開始する午前9時から、職員と室蘭署員ら9人がATMコーナーに立ち、来行者に取り組みの周知チラシや「振り込め詐欺に注意!」と印刷されたマーカーペンなどの啓発物を配布し、注意を呼び掛けた。

 同署の佐竹洋一署長は「市民に不便を掛けてしまい申し訳ないが、特殊詐欺を減らしたい。もし詐欺が疑われる電話がかかってきたら一人で悩まず、身内や警察に相談を」と話していた。

 取り組みは、愛知県の岡崎信金が昨年11月に始め、一定の効果を出し、全国に広がった。道内では今年1月の苫小枚信金を皮切りに、現在室蘭信金を含めて8信金が導入。伊達信金でも20日から実施される予定だ。
(西川悠也)

【写真=来行者に詐欺被害注意を呼び掛ける啓発物を配布する佐竹署長(右)




◇ 主な地域のニュース

☆ 鐵の素クッキーのパッケージ一新し室蘭をアピール
☆ 室蘭・蘭西ギャラリーなどで昨年の撮りフェス作品展示
☆ 室工大祭で白糠町とコラボの「ラムバーガー」23日販売
☆ 登別・三愛千壽まつりで太鼓やダンス、イベント盛況
☆ 伊達市がサントリーと連携しワインの産地目指す
☆ 豊浦の“秘境小幌”フォトコン11月6日まで作品募集
☆ 樽前山の防災考えよう、10月に苫小牧でフォーラム
☆ 科学の祭典室蘭大会で製鉄技術実演、子どもたち熱視線