■ 室蘭・知利別町の道路の真ん中に立つクロマツ伐採へ
【2017年8月24日(木)朝刊】

近く伐採される知利別町4のクロマツ
 室蘭市知利別町4の市所有地に立つ1本のクロマツが、近く伐採されることが分かった。樹齢や誰が管理しているかも「不明」だが、道の真ん中に立つ独特の存在感は、知る人ぞ知る室蘭の珍スポットとして親しまれてきた。

 道道室蘭環状線を中島から水元方面に向かって左側。周囲を新日鉄住金室蘭製鉄所の所有地に囲まれた敷地内通路の一角に、クロマツの木は静かにたたずんでいる。高さは推定5メートル、幹回りは1メートル以上あり、樹齢は定かではないが少なくとも50年は超えているとみられる。

 クロマツが立つのは、市有地だが市道としては認定されていない道路。道道から入って緩やかな坂の途中には、同製鉄所のゲストハウス、知利別会館が建つ閑静な場所で交通量はほとんどない。市によると元々自生し、車が衝突するなどの目立った事故や交通に支障があった事実もないことから、伐採されずそのまま残っていたという。

 周囲で進む宅地開発に伴い通路の拡幅整備が予定され、交通量は増える見込み。市でも今後、同通路の市道認定を検討していることから、開発事業者らが市や地域住民と協議し、道路整備を機に伐採することが決まった。

 同製鉄所OBで、古くから暮らしている知利別中央町会の横尾功会長も「自分が中学時代から立っていた記憶がある。近くに知利別会館があり会社が所有しているものとばかり思っていた」といわれは分からないという。伐採後の利用は未定。
(菅原啓)

【写真=近く伐採される知利別町4のクロマツ




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