■ 環境科学館が省エネ仕様に、室蘭市が積極的な導入検討
【2017年7月19日(水)朝刊】

省エネ仕様を目指す(仮称)環境科学館・図書館の図書館部分イメージ図
 室蘭市は、(仮称)環境科学館・図書館合築施設(2020年12月以降開館予定)の実施設計を進めている。エネファームや熱を回収できるガス発電機などのマイクロコージェネレーションなど、環境負荷を低減させるシステムを積極的に導入し、コンセプトにふさわしい施設を目指す。

 新施設は、本町にある青少年科学館と図書館の敷地内の旧女性センター側に建設。基本設計によると、鉄筋コンクリート(一部鉄骨)造りの地上2階、地下1階建てで、延べ床面積は4695平方メートル。現在の青少年科学館と図書館を合わせた面積(4735平方メートル)とほぼ同じで、駐車場は92台分を確保する。

 面積の内訳は、科学館部分が1969平方メートル、図書館部分が1888平方メートル。トイレや機械室、エレベーターなどを共用化して占有面積を削減、科学館の展示スペースやプラネタリウム、図書館部分の開架・閲覧、新聞・雑誌ブースの面積を広くしている。

 共用部分であるエントランスホール・ラウンジ(約300平方メートル)は、施設内で生み出された再生可能エネルギーのみで運用する「ゼロエネルギースペース」にする計画。生産・消費されたエネルギー量をモニターなどで可視化し、実質的なエネルギー消費量がゼロとなるよう目指す。

 環境負荷を軽減する装置やデザインは、高断熱化、全熱交換器やペレットストーブ、太陽光と風力を活用した発電システム、地中熱や太陽熱の利用設備、エネファーム、マイクロコージェネレーション、発光ダイオード(LED)照明、日射遮蔽(しゃへい)ルーバー、高効率型変圧器、人感センサー、放射冷暖房、雨水利用、屋上の緑化などが検討されている。

 工事は18、19年度の予定。建設に先立ち、18年6月ごろに科学館のSLを旧室蘭駅舎横に移設する。
(有田太一郎)

【写真=省エネ仕様を目指す(仮称)環境科学館・図書館の図書館部分イメージ図




◇ 主な地域のニュース

☆ 室蘭・母恋神社祭典で国際色豊かに学生みこし
☆ むろらん広域センタービルにむかわ竜のパネル展示
☆ 室蘭・港北保育所で流しそうめん「おいしい」
☆ のぼりべつクマ牧場のアイヌ生活資料館を全面改築へ
☆ 23日に洞爺月浦八幡神社で初のぐらぐらフェス
☆ とうや湖縄文まつりで火おこし体験に悪戦苦闘
☆ 白老・竹浦小グラウンドで天体ショーに感嘆の声
☆ 室蘭・清泉幼稚園の園児が元気いっぱい海水浴