■ 民生委員制度100周年、室蘭で9月に式典と祝賀会
【2017年5月23日(火)朝刊】

民生委員制度100周年を周知するポスター
 民生委員制度は今年100周年を迎えた。室蘭市民生委員児童委員協議会(上野正春会長)でも記念事業を予定している。上野会長は「諸先輩が時代ごとの経済状況に配慮しながら、住民生活を支え活動してきた」と長い歴史に敬意を払っていた。

 民生委員制度は1917年(大正6年)に岡山県で「済世顧問制度」として、当時は経済的に恵まれない住民を支援するためにスタートした。36年に法改正で方面委員制度となり、全国的な展開が始まった。道内では室蘭を含む5都市でつくられた。

 46年に民生委員令で当時の厚生大臣の委嘱が始まり、現在の制度が開始された。室蘭でも130人が任命された。現在、室蘭では256人が民生委員や主任児童委員として活躍している。

 同協議会では、9月23日に記念式典と祝賀会を宮の森町の蓬らい殿で開催する。100年間の歴史を振り返る記念誌も製作している。記念行事として7月5日にパークゴルフ大会を行う。8月26日と9月2日にはそれぞれ、市内の夜景観光も予定している。

 24日には定期総会を輪西町の市民会館で開く。室蘭民報社の工藤サ代表取締役社長の講演もある。

 上野会長は「現在の福祉制度を理解しながら相談員として謙虚に活動しなければいけない。また、民生委員制度を次の世代に引き継ぐため、市民に仕事内容を理解してもらう必要がある」と力を込めていた。
(池田勇人)

【写真=民生委員制度100周年を周知するポスター




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