室蘭民報WEB NEWS
トップ 最新ニュース 過去のニュース むろみんトーク つり イベント情報 会社案内

【2016年7月20日(水)朝刊】より



   ■ 室蘭・Mランドでのイルカを呼ぶ演奏会で10頭出現

 「イルカを呼び込む実験コンサート」(同実行委員会主催)が18日、室蘭・追直漁港の沖合人工島「Mランド」で開かれた。音楽に誘われたか、防波堤近くに10頭ほどのカマイルカが姿を見せた。実行委員長の伊藤新作さん(室蘭工業大学情報電子工学系学科4年)は「こんなに集まってくれて感動しました。実験を重ねて室蘭の新たな観光資源にしたい」と語っている。

 実行委は市民グループ・地球岬満月の会(池野貴章代表)と室工大のオリジナルフォーク愛好会、軽音学部で構成。池野さんと伊藤さんは、2013年(平成25年)7月のMランド完成記念イベントでの音楽演奏で、多数のイルカが陸に寄ってきたことに着目。音への反応を検証するため、室蘭市と室蘭漁業協同組合の協力で初の実験コンサートを開いた。

 この日は雨が上がった午前11時すぎから、Mランド2階駐車場に設置したステージで実施。実行委メンバーが8グループに分かれ、ロック二十数曲を交代で演奏した。オリジナル曲のほかラルクアンシエルやモンゴル800などのカバーを、海に向かってスピーカーで流した。

 開始当初は200メートルほど沖合に数頭が見え、演奏が進むと少しずつMランドに近づいてきた。午後2時50分ごろに伊藤さんらがオリジナル曲「消えない言葉」などを演奏すると、防波堤から15メートルほど沖合に約10頭が出現。黒い背びれと背中を見せて泳ぎ、海中からジャンプするペアもいた。メンバーは「来た、来た」と興奮した様子で、カメラやスマートフォンで撮影。演奏が15分ほどで一段落付くと近くには見えなくなった。

 伊藤さんは「より激しく大きな音の曲に集まってくるようだ」とみる。今後、どの種類の音や周波数に反応したかを細かく分析する。噴火湾にイルカが多く見られるのは6〜7月のため、次回は来年6月を予定している。

 伊藤さんは「来年以降も実験コンサートを継続し、音への反応などの生態を明らかにしたい。将来は音楽でイルカを呼ぶ観光イベントになれば」と目を輝かす。池野さんは「これからも学生たちと夢を追っていきたい」と笑顔を見せている。
(山田晃司)





   ■ 室蘭「港の写生会」最高賞に桜蘭中2年・赤井さん

 室蘭市民美術館をささえる会(丸山貴陸会長)主催のむろらん港まつり協賛・第13回「港の写生会」作品展が18日から、幸町の室蘭市民美術館で始まった。幼稚園児から中学生まで33人が描いた、船や海などさまざまな港の景色が並んでいる。最高賞の室蘭市民美術館をささえる会賞には室蘭市桜蘭中学校2年の赤井涼紗さんが選ばれた。

 室蘭民報社など後援。写生会は17日に海岸町の室蘭通船内で行われ、子どもたちは船や倉庫、風車、海、曇り空などを水彩絵の具を使ってスケッチした。室蘭美術協会や道展、全道展の会員らが審査し、26点の入賞作品を選出した。

 展示は24日まで。表彰式は最終日の午前11時から同館で実施される。
(坂本綾子)

 室蘭市民美術館をささえる会賞以外の受賞者は次の通り。(敬称略)

 ▽室蘭市長賞 神野花(水元小3年)▽室蘭市教育委員会教育長賞 増田陽月(みなと小6年)▽室蘭文化連盟賞 赤谷亮太(水元小1年)▽室蘭商工会議所会頭賞 大磯志歩(蘭北小5年)▽室蘭ルネッサンス賞 盛田うらら(みなと小3年)北村元(桜蘭中1年)▽むろらん港まつり実行委員長賞 高野実里(知利別小1年)伏見優花(同6年)▽北海道新聞室蘭支社賞 林向桜奈(白鳥台小2年)赤谷咲良(水元小3年)▽室蘭民報社賞 本間彩星(知利別小3年)福井脩介(本室蘭中3年)▽NHK室蘭放送局賞 吉津沙映(知利別小5年)▽国際ソロプチミスト室蘭賞 寺田奈央(同2年)大野雫(同5年)▽室蘭港湾振興会会長賞 二子茉央(みなと小4年)▽室蘭通船株式会社賞 高野樹里(知利別小3年)工藤聡佳(桜蘭中3年)▽ぺんてる株式会社賞 青木琴未(知利別小6年)▽株式会社平林紙店賞 青木悠(同3年)▽津田額縁賞 佐藤優実(同4年)▽奨励賞 吉津碧海(ピノキオ幼稚園)本間空羽(知利別小5年)二子聖大(みなと小5年)林向日葵(白鳥台小6年)





   ■ 室蘭で「海の日式典」海事関係の功労者15人表彰

 2016年(平成28年)海の日式典(室蘭運輸支局、室蘭海上保安部、室蘭港海の日会主催)が19日、室蘭市入江町のホテルセピアスで開かれ、海事関係の各分野で功績のあった15人を表彰した。

 「海の日」(7月18日)を記念した海事祝賀行事の一環。同運輸支局の佐藤秀典支局長が「若い世代の海洋に対する理解と関心を深めるため、海事関係で活躍する皆さんのご協力をお願いします」と国土交通大臣の式辞を代読した。

 続いて佐藤支局長、室蘭海保の五十嵐耕部長、室蘭港海の日会の盛田満会長が受賞者に表彰状を手渡した。式典後は祝賀会が行われ、港湾事業の発展に向けて親睦を深めていた。
(山田巧)

 受賞者は次の通り。(敬称略)

 ▽北海道運輸局長表彰(海事功労) 高橋修一(三恵工業)伊藤大介(北海道船用品)▽室蘭海上保安部長表彰(海上保安功労) 横山雅敏(室蘭海陸通運)▽室蘭港海の日会会長表彰 山口雅寿(室蘭海陸通運)田中勝(同)中川学(室蘭開発)平泉淳(栗林商会)内山真之(同)副嶋孝彦(同)松田潤(同)高橋大栄(同)今祐治(室蘭通船)丁村孝之(同)若生武志(日鋼運輸)谷正之(北洋海運室蘭支店)





   ■ 室蘭で21、22日「酔ってけ浜町ビアフェスタ」

 室蘭中央飲食店組合(下地敏之組合長)主催の「酔ってけ浜町ビアフェスタ2016」が21、22の両日、室蘭市中央町の旧浜町アーケード通りで行われる。

 組合員の露店では、室蘭やきとりや焼きそばなど各種グルメを販売。恒例のバンド演奏やカラオケ大会、お楽しみ抽選会、現金つかみ取りも行う。

 チケットは前売り1400円、当日1500円。両日ともに午後5時から同9時まで。同組合はポスターを作り各所に掲示。来場を呼び掛けている。問い合わせは同組合、電話0143・22局8706番へ。
(石川昌希)





   ■ 登別の「登夢くん」「閻魔やきそば」ピンバッジ製作

 登別市共同募金委員会(横尾逸郎会長)は、赤い羽根共同募金の登別限定の商品として、市の公式キャラクター「登夢(とむ)くん」とご当地グルメ「登別閻魔(えんま)やきそば」をデザインしたピンバッジを製作した。登別閻魔やきそばの会が協力し、日本工学院北海道専門学校の学生がデザインを担当した。500円を寄付した人に1個(500個限定)配布。寄付拡大とご当地グルメの周知につなげていく。

 ピンバッジの製作は、市制施行45周年を祝う事業として昨年実施され、募金活動のシンボル「赤い羽根」と登夢くんが共演した。今回は、新たに市のご当地グルメ「登別閻魔やきそば」が登場。登夢くんが赤い羽根を持ち、閻魔やきそばを豪快に食べている図柄。「登別ならではのオリジナリティー」を出すため、工学院CGデザイナー科の辻愛美さん(18)がデザインを手掛けた。

 辻さんは「登夢くんをどのように閻魔様の格好にデフォルメさせて描くか悩みました。登別ならではのオリジナリティーを出そうと思ってデザインしました」と苦労などを話した。

 横尾会長は「かわいらしいデザインに仕上がり大変うれしい。多くの方に手にしてもらいたい」と期待を込めた。

 ピンバッジは、登別閻魔やきそばの会が参加する市内外のイベントの店頭や、市内の提供店で販売する。同会の名畑泰昌会長は「ピンバッジはオフィシャルグッズの一つになると考えている。大人から子どもまで親しまれる素晴らしいデザイン。各種イベントなどでPRしていきたい」と意気込んだ。

 商品購入代金の一部は、市共同募金委員会を通じて、市の地域福祉活動に活用される。問い合わせは同委員会、電話0143・88局0860番へ。
(高橋紀孝)





   ■ 伊達でコンクール前に13団体が自慢の吹奏楽披露

 30、31日の日胆地区吹奏楽コンクールを前に、白老以西の中学校、高校、社会人楽団が一堂に会した、第11回伊達地区親善吹奏楽大会(同地区吹奏楽連盟主催)が18日、伊達市松ヶ枝町のだて歴史の杜カルチャーセンターであった。

 中学校7、高校5、社会人1の計13団体が出演し、練習の成果を披露。各楽団は、吹奏楽コンクールの課題曲「マーチ・スカイブルー・ドリーム」や自由曲を演奏。身ぶりなどのパフォーマンスを織り交ぜる楽団もあった。

 伊達市光陵中は「祈る手」など2曲を響かせた。息の合った演奏に聴衆から大きな拍手が湧いていた。
(野村英史)





   ■ 「洞爺湖開湯100年感謝祭」23、24日節目盛大に

 「洞爺湖温泉開湯100年感謝祭」が23、24の両日、同温泉で開かれる。初日夜には「水中花火100連発」が湖畔を華やかに彩る。ほかにも郷土芸能ステージや最終日の「大玉水中花火5連発」など多彩なプログラムを用意し1世紀の節目を盛大に祝う。

 同温泉は1917年(大正6年)に三松正夫氏ら3人が湖畔で温泉宿泊施設「竜湖館」を開業したのが始まり。100年感謝祭は、同記念事業実行委が準備を進めてきた。

 目玉の「水中花火100連発」は23日夜に実施。直径約170メートル、高さ約85メートルの光の半円が湖面に次々と広がる。最終日の24日夜にある「大玉水中花火5連発」は直径約400メートル、高さ約150メートルの光のシャワーが観衆を魅了する。両日とも午後8時45分からの洞爺湖温泉ロングラン花火大会後に打ち上げる。

 イベントは洞爺湖遊覧船乗り場前特設会場で繰り広げる。23日は正午にスタート。イベントステージでは、太鼓演奏や吹奏楽の演奏、遊歩道ではちょうさパレードが会場を盛り上げる。24日は午前11時から。メインの記念式典、記念モニュメントの除幕式は午後1時から。このほか登別時代村忍者ショーなどがある。両日ともバンド演奏や露店、フリーマーケット、全道各地からご当地キャラクターが駆け付ける。

 同実行委は「これまで築き上げてきた先人に感謝を込めながら次の100年につなげていきたい。観光客はもちろん、地域の方々に喜んでもらえるイベントにしたい」と話している。

 問い合わせは同記念事業委員会、電話0142・75局2446番へ。
(奥村憲史)





   ■ 白老で「藩士の故郷」紹介、明治からの絵はがき90点

 仙台藩白老元陣屋資料館の特別展「絵葉書から見る仙台〜藩士の故郷へごあんない」が同資料館で始まり、明治から昭和40年代にかけての絵はがき約90点が並んでいる。8月21日まで開催。30日には井上宗則・東北大大学院工学研究科助教を講師に招いた記念講演会が同館で開かれる。

 1856年(安政3年)仙台藩から白老に派遣された武士たちが築いた陣屋跡が1966年(昭和41年)に国の史跡に指定されて50年が過ぎたことを記念した特別展。姉妹都市でもある仙台市の歴史民俗資料館、図書館から絵はがきを借りた。往事の絵はがきは今日とは性格を異にし、大きな出来事を視覚的に報道する最先端のメディアとしても機能していたという。

 仙台藩祖・伊達政宗の没後300年を記念した仮装行列と博覧会(昭和10年)、七夕祭り(昭和12年)、桜の名所として親しまれた榴ヶ岡公園のにぎわい(戦前)、第1次世界大戦後の不況を払拭しようと企画された産業博覧会(昭和3年)、青葉山から撮影した仙台市街(昭和初期)、昭和20年の仙台空襲で焼失するまで利用された停車場(明治)、1杯5銭だったコーヒー店(大正)、仙台空襲で焼失した市営動物園(昭和11年)、東北大理学部本部(大正)など。

 同資料館学芸員の平野敦史さんが市内を撮影した写真が絵はがきと一緒に展示されており、往事と現在の違いを垣間見ることができる。30日の記念講演会の演題は「仙台市青葉山の地図づくり・まちづくり」。聴講は無料。
(富士雄志)






【2016年7月20日(水)夕刊】より


   ■ 「福島の今」知って、県が室蘭でキャラバン

 福島県は、道内で教育旅行の誘致キャラバンを展開している。3月26日の北海道新幹線開業で東北地方が身近になったのを受け、震災や歴史を学習する場として福島を検討してもらうのが狙いだ。同県観光物産交流協会の職員2人が、室蘭市教育委員会と市内7中学校を訪問した。

 同協会によると、福島県には約70万人の教育旅行があった。しかし、2011年(平成23年)3月11日の東日本大震災直後は約13万人に激減。14年度は35万人まで回復したが、それでも往時の半分程度にしか戻っていない。

 理由の一つが福島第一原子力発電所の事故。影響を懸念する声も根強いが、放射線量は南相馬市で1時間当たり0・1マイクロシーベルト。韓国・ソウルと同程度で、東京―ニューヨークの往復(0・2マイクロシーベルト)より低い。

 市内には除染情報プラザがあり、福島の現状と放射線の基礎を学ぶプランが用意されている。県は「福島の今を知る」と題した放射線そのものや食品と放射線に関する基礎知識を解説したパンプレットも作った。

 室蘭市内の中学校7校のうち4校は今年、岩手や宮城を修学旅行先にした。北海道新幹線の開業で従来より1時間ほど早く到着でき時間的な余裕が生まれたが、2泊3日の日程は変わっていない。仙台へ行った学校は、時間に余裕を持たせるため往路または復路で飛行機を使った。また、新函館北斗―東京の「はやぶさ」は福島県内に停車しないため、岩手や宮城と比べるとウイークポイントになっている。

 同協会は行きは仙台からバスで福島に入り、太平洋岸の被災地または会津若松をめぐり郡山から新幹線で北海道に戻る2泊3日のモデルコースを示す。会津若松は鶴ヶ城の城下町が広がる。赤べこの絵付けや会津切り絵の体験などが可能で、「体験学習や班別学習も盛岡と遜色ない」。県も「教育旅行復興事業」として、バス経費の補助制度を設けている。

 同協会は「原発事故の影響で復興が遅れている分、震災学習の効果が高い。『今の福島』を知ってもらいたい」と話している。
(有田太一郎)



↑↑
ページTOPへ



当ホームページに掲載の記事、写真の無断転載を禁じます。
すべての著作権は室蘭民報社に帰属します。