■ 壮瞥・有珠山噴火想定し訓練、自衛隊車両で安全避難
【2016年11月29日(火)朝刊】

自衛隊の大型トラックに乗り山美湖に避難してきた壮瞥小児童
 壮瞥町は28日、有珠山が噴火する可能性が非常に高い―という想定で、防災訓練を実施した。洞爺湖温泉地区、壮瞥温泉地区、建部住宅改良団地など6地区(413世帯、787人)に避難勧告を発令。滝之町の地域交流センター「山美湖」に避難所を開設し、情報伝達や移送方法を確認した。

 次の噴火に備える目的で2013年度(平成25年度)から始まり今回で4回目。訓練には役場、警察、自衛隊、消防をはじめ、壮瞥小、壮瞥高、地域住民ら計180人が参加した。

 午前9時半ごろ、噴火警戒レベル「4」が発表され、町長室で佐藤秀敏町長をはじめ各課長、関係機関代表による町有珠火山対策本部会議が開かれ、避難勧告が発令された。

 町は壮瞥小と壮瞥高から、生徒児童を一時避難させたいとの連絡を受け、自衛隊に移送を要請。壮瞥小はヘルメット姿の3年生21人が、自衛隊の大型トラックに乗り込んだ。

 避難所の山美湖では、アルファ米や豚汁の非常食の試食もあった。佐藤町長は「今後もいつ起こるか分からない自然災害から、町民を安心安全に避難誘導できるようさらに訓練を積んでいきたい」と力を込めていた。
(奥村憲史)

【写真=自衛隊の大型トラックに乗り山美湖に避難してきた壮瞥小児童




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