■ 室蘭市、新市場の計画地について現在地で具体化検討
【2016年11月23日(水)朝刊】


 室蘭市公設地方卸売市場(日の出町)の将来像について話し合う市場運営協議会が22日、同市場で開かれた。新市場の計画地について意見が多様でまとまらず、委員は開設者の市に判断を委ねた。市はこれまでの議論を踏まえ現在地で具体的な検討に入る方向性を示し、了承された。

 協議会は非公開で8人が出席。今回は新市場の設置場所について、現在地での再整備か、水産棟を舟見町の追直漁港漁港に移転・新築するかについて本格的に協議した。

 青果棟については、青果関係者は現在地での再整備の方向でほぼまとまっており、水産関係者からもさまざまな意見が出されたため、委員は市が主導するよう求めた。市は新市場の敷地面積は最低でも3万1750平方メートル必要で、西胆振の拠点市場としての機能や役割など将来像を改めて説明。現在地で具体的な検討に入る方向性について委員が了承した。

 委員の1人は「水産の意見も分かり難しいが妥当ではないか」と話した。市農水産課は「市場関係者が求める市民が触れ合える要素を盛り込み、地場産品を取り扱う施設に向けて具体的な協議を進めたい」としている。

 市場をめぐっては、取扱高の減少と耐震性に課題があり、現地での耐震補強、現地建て替え、一部を追直漁港に移転するかについて、市場関係者や生産者、有識者ら11人で構成する同協議会で議論してきた。市は本年度内に将来ビジョンの基本方針を取りまとめる。
(粟島暁浩)




◇ 主な地域のニュース

☆ 室蘭演奏家協議会記念コンサートに向け追い込みの練習
☆ 室蘭市で胆振・優秀技能者表彰式、25人の功績たたえる
☆ 室蘭市「航空写真に写りませんか」─29日以降に撮影
☆ 登別マリンパークが関空で押収の密輸トカゲ展示
☆ 伊達で27日にチャリティー演奏会「龍響祭」120人出演
☆ 伊達市達南中卒業生が閉校前に講演、ピアノ演奏も
☆ 白老町立図書館にXマスコーナー、来月2日お話し会