■ 白老町と室工大共同研究へ、バイオマス固形燃料化探る
【2016年11月3日(木)朝刊】


 白老町は2014年度(平成26年度)に運転規模を縮小、可燃ごみを登別市との広域処理にした白老町バイオマス燃料化施設から出る余剰生成物の塩素濃度を下げ、固形燃料化の可能性を探るため、17年度から4年間、室工大と共同研究を実施する。2日開かれた町議会財政健全化に関する調査特別委員会で明らかにした。

 余剰生成物は今年3月現在、4038トンが同施設や町環境衛生センターに保管されている。同大所有の高温高圧処理機を利用して余剰生成物の塩素濃度削減を模索、新たな原料の調達に関しても共同研究する。

 古俣博之副町長は「きちっとした結果を出して全面稼働を目指す」としながらも「政策的判断をしなければならない時期は来るだろう。ただこの4年間は室工大の全面協力のなかで本格稼働に向けた共同研究をする」と含みを持たせた。

 09年4月に稼働した同施設は、ごみ処理費用の削減、リサイクル率の向上、二酸化炭素削減などを目的に、家庭から出る可燃ごみから固形燃料を生産し、地元製紙工場の発電用ボイラーに燃料として供給している。しかし、当初の事業目標が達成されず、町財政の負担にもなっている。
(富士雄志)




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