■ 白老のアヨロ鼻灯台廃止、40年の役目終える
【2016年10月28日(金)朝刊】

40年間の役目を終えて廃止された白老町のアヨロ鼻灯台(室蘭海保提供)
 室蘭海上保安部が管理する白老町虎杖浜のアヨロ鼻灯台が、26日廃止された。1976年(昭和51年)12月の設置以来、40年間にわたり、海の道しるべとして明かりをともしてきたが、整備指針の見直しなどにより、その役目を終えた。今後の活用については検討中という。

 同灯台は室蘭のチキウ岬灯台と、苫小牧の苫小牧灯台の中間地点に位置する。コンクリート造りで塔の高さは13メートル、光達距離は25キロ。16秒ごとに赤と白に交互に発光するのが特徴だ。

 整備指針の見直しに際し、灯光範囲はチキウ岬、苫小牧両灯台で補完できること、近年の大型船舶にはGPSやレーダーなどの航海計器が標準装備されていることを考慮。利用実態調査や関係者への説明も踏まえて廃止を決めた。

 26日午後に室蘭海保職員によって灯台の明かりが消され、長きにわたる役目を終えた。同海保では「地域に親しまれ、漁港関係者からは『寂しい』との声も聞かれた。今後は施設の有効活用も含めて検討していきたい」と話している。
(成田真梨子)

【写真=40年間の役目を終えて廃止された白老町のアヨロ鼻灯台(室蘭海保提供)】




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