■ 豊浦で亜麻復活へプロジェクト、糸巻きストラップ制作
【2016年8月15日(月)朝刊】

ローラーで亜麻の茎をつぶす作業を体験する参加者
 明治期から昭和40年代ごろまで、胆振西部をはじめ道内各地で栽培が盛んだった亜麻を復活させようと、豊浦町の地域おこし協力隊が、プロジェクトを始動させている。8月に入り、第1弾としてワークショップを開いた。

 亜麻は繊維用途で栽培されたが、化学繊維の普及で廃れていった作物。近年は体に優しい天然素材として見直され、種子から取れる油が化粧品などの原料になるとして注目を集めている。ワークショップの初回講座は、大岸福祉の家で開かれ、天然素材に興味を持つ女性が魅力に迫った。

 ワークショップは協力隊の一人、菅野小織さんが発案。趣旨に賛同した有志らと協力、大岸で育てた亜麻で繊維を採取し2年越しでワンピースを作る「リネンプロジェクト」だ。

 初回講座には、一般の女性5人が参加。伊達市で10年ほど前から亜麻を育て繊維を採取している工房「Janmi」の三上美祈さんから、栽培の歴史や特性などを教わり、亜麻の茎を専用ローラーでたたく作業などを体験した。全3回のワークショップで、亜麻の茎から繊維を取り、糸巻きストラップを制作する。

 菅野さんは「豊浦や虻田、伊達ではもともと亜麻の生産が盛んで工場もありました。かつて根付いていた地域の文化でまちを活性化させたい」と夢を描いている。
(野村英史)

【写真=ローラーで亜麻の茎をつぶす作業を体験する参加者




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