■ 「登別閻魔やきそば」提供から1年、5万食を突破
【2016年6月23日(木)朝刊】

市民や観光客らの人気を集め、大きな経済効果をもたらしている登別閻魔やきそば=登別市提供
 登別版ご当地グルメとして、市内複数の飲食店で提供されている「登別閻魔(えんま)やきそば」が提供開始から1年を迎え、4月末までの提供食数が5万食を超えた。経済効果は推計で1億1500万円に上る。登別ブランド推進協議会は、市内外で開催されるイベントへの積極参加で知名度向上に努めたことなどが提供食数の増加につながったと分析している。

 同協議会事務局の市によると、提供を開始した2015年(平成27年)4月から今年4月末までの食数は5万4240食。内訳は店舗での提供が3万1114食、イベントや学校給食での提供が2万3126食だった。経済効果は店舗での売り上げや原材料費、付帯する売り上げ、関連消費などを加えて推計したという。

 市や提供店でつくる登別閻魔やきそばの会は、市内外のイベントへの積極参加で“ご当地グルメ”の定着を図ってきた。昨年7月には、北海道日本ハムファイターズが札幌ドームで実施した「WE LOVE HOKKAIDOシリーズ2015」の「なまらうまいっしょ!グランプリ」に参戦。道内14市町村中5位に輝いたほか、さっぽろオータムフェスト2015や北海道味覚マルシェin札幌にも参加した。

 今年3月には、市内全小中学校と登別明日中等教育学校前期課程の学校給食に登場。市内の宿泊施設でも夜食に閻魔やきそばを提供する宿泊プランを仕掛けるなど、取り組みは飲食店の枠を超え広がっている。

 市は「今後は地獄まつりに合わせて、スタンプラリー企画も予定している。実施中の市民アンケートの結果を踏まえ、今後の取り組みを模索したい」と話している。

 登別閻魔やきそばは、14年度に市内の飲食店を中心とした有志が集まり、テレビなどで活躍するフードコーディネーター・青山則靖氏の助言を受けて開発。

 提供するためには(1)道産小麦の平麺使用(2)事業に合わせて開発したごまベースのピリ辛ソースの使用(3)登別産、登別近郊の食材の使用―の3点を「閻魔大王からのおきて」として守らなければならない。開始当初は22店舗だったが、今年5月末現在、33店舗で取り扱っている。
(高橋紀孝)

【写真=市民や観光客らの人気を集め、大きな経済効果をもたらしている登別閻魔やきそば=登別市提供】




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