■ 室蘭栄高新聞局が「18歳選挙権」特集記事を制作
【2016年6月8日(水)朝刊】

「18歳選挙権」をテーマに特集記事の制作に励む室蘭栄高校新聞局メンバー
 室蘭栄高校新聞局(木村龍佑局長、15人)が「18歳選挙権」をテーマにした特集記事の制作に励んでいる。7月の参院選で一部が有権者となる3年生を対象にアンケートを実施し、参政意識や関心を持っている社会問題など18歳の“リアルな声”を分析して、掘り下げる取材活動を進めている。

 選挙権年齢が18歳以上に引き下げられてから初の国政選挙となる7月の参院選。木村局長(3年)は「高校生にとって今、大切な話題」と特集で取り上げることを決め「新聞を通じて生徒に政治に興味を持ってもらい、投票率アップにつながれば」と意欲を見せる。

 アンケートは3年生229人を対象に5月に実施、227人から回答を得た。大きく5項目あり、「7月10日に行われる参院選を知っていたか」の問いには「はい」が166人(73・1%)、「いいえ」が61人(26・9%)。選挙権を得る生徒67人(29・5%)のうち「投票に行くか」の問いには「はい」が51人(76・1%)、「いいえ」が4人(6・0%)、検討中が12人(17・9%)だった。

 室栄高生の投票意識は比較的高いようだが「行かない」と答えた生徒の理由として「強制されている訳ではない」「投票に行くのが面倒」「誰を選んでいいか分からない」「投票しても何も変わらない」などの声が上がった。

 「最も関心を持つ社会問題は何か」で上位回答だった「保育所」や「高齢化社会」の現状を探るために、施設関係者に取材を申し入れた。

 また、局員が自分がもらった買い物レシートを基にした「高校生は1カ月にどれだけ消費税を払っているのか」のユニークな調査、局員が伊達市内の投票所で高校生ボランティアに取り組む体験レポート、選挙当日の投票行動の分析なども行うという。

 局員で選挙権を有する登坂修大さん(同)は「18歳の責任や一票の重みを感じ、正直不安もある。自分なりの情報収集や新聞局での活動を通じて勉強し、投票したい」と話していた。
(成田真梨子)

【写真=「18歳選挙権」をテーマに特集記事の制作に励む室蘭栄高校新聞局メンバー




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