■ 室蘭民報連載などまとめたパンフ「がん治療の今」発行
【2016年6月8日(水)朝刊】

製鉄記念室蘭病院など、西胆振管内の「がん治療」などをまとめたパンフレット
 製鉄記念室蘭病院(前田征洋病院長)は、パンフレット「がん治療の今〜地域完結型のがん治療をめざして」(室蘭民報社編集)を発行した。各診療科専門医と認定看護師が「同病院で行われるがん治療」や「最新の治療事情」などを解説、本紙に連載した企画記事などを掲載している。

 「がん治療の今」は、どのようなレベルのがん治療を行っているのか知りたいとの声に応えるため、2015年(平成27年)2月から16年4月までの計25回、本紙第3社会面(健康ひろば・胆振欄)で連載。

 同病院の消化器内科・血液腫瘍内科、呼吸器内科、泌尿器科、外科・消化器外科、呼吸器外科、産婦人科の各医師が治療の現状について、化学療法センターと緩和ケア外来の認定看護師は、それぞれの実情などについて執筆した。 

 “5大がん”のうち、胃、肺、肝臓、大腸の各がんでは、内科的治療と外科的治療に分けて紹介。さらに、長谷龍之介・呼吸器外科長は、「肺がんの『完全胸腔鏡手術』の利点」などに触れたほか、前田病院長は“第四の治療”となりつつある最新のがん免疫療法を解説した。

 室蘭では今年3月、行政機関や医療機関、患者団体、町内会連合会、報道機関などによる「室蘭がんフォーラム」が発足した。パンフレットは、同フォーラムの活動の一環。「この地域でがん医療を行う医療機関の社会的役割の一つ」として無償で配布する。前田病院長は「少しでもみなさんのお役に立てれば」と話している。

 A4判34ページで2千部を作製。西胆振管内の医療機関や自治体などに配布したほか、希望者には同病院で無償配布する。さらに同病院内にある患者図書館「はぁと」の蔵書にも加えるほか、病院のホームページでも後日、PDFデータ形式で公開し、パソコンでの閲覧が可能になるという。
(松岡秀宜)

【写真=製鉄記念室蘭病院など、西胆振管内の「がん治療」などをまとめたパンフレット




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