■ 西胆振の3市3町が「生涯活躍のまち」構想推進協を発足
【2016年5月31日(火)朝刊】


 西胆振3市3町で構成する「西いぶり『生涯活躍のまち』構想推進協議会」が30日、発足した。会長に菊谷秀吉伊達市長が就任。全国的にも例がない広域連携による西胆振版生涯活躍のまち(日本版CCRC)構想の実現を目指し、2016年度(平成28年度)内に構想と計画を示す。同日、室蘭市内で設立総会と趣旨説明会が行われた。

 同構想は、日本創成会議(座長・増田寛也元総務相)が昨年6月、西胆振圏域を医療や介護が充実した「移住適地の一つ」としたのがきっかけ。西いぶり定住自立圏形成推進協議会(会長・青山剛室蘭市長)が増田氏を講師に迎えたフォーラムを今年1月に開催し、6市町も総合戦略に同構想の推進を盛り込んだ。

 設立総会は室蘭市中央町の室蘭プリンスホテルで開かれ、会長に移住施策に深い見識を持つ菊谷市長を選出した。引き続き行政や金融機関、福祉関係者など45人が出席した趣旨説明会を開き、事務局が経過を報告。「地域資源や広域連携のメリットを生かした取り組みが必要。計画を進めるには民間事業者の協力が不可欠」と呼び掛けた。

 菊谷会長が協議会の趣旨や今後の展望を説明。「賃貸住宅とITの活用が大きなポイント。移住にとって一戸建て住宅はリスクが高い。病診連携にはITが活用でき、西胆振のどの病院でも安心して受診できるようにすべき」などと強調した。

 その上で「6市町によるタッグは大きい。移住のコンシェルジュ的な役割は行政、サービスは民間が担い、圏域が連携して健康寿命の延伸や高齢者コミュニティーの創出といった課題を克服し、若者を呼び込む方策も考えたい」と意欲を見せた。
(有田太一郎)




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