■ 「シャープ苫東の森太陽光発電所」1月から売電
【2015年12月25日(金)朝刊】


 オリックスとシャープが共同出資する合同会社「苫小牧ソーラーエナジー」が運営する「シャープ苫東の森太陽光発電所」が24日、苫小牧市柏原の苫東内に完成した。最大出力は約38メガワットで、同市内の大規模太陽光発電所(メガソーラー)では最大規模となる。来年1月1日から北海道電力への売電を本格的にスタートさせる。

 両社が共同でメガソーラーを運営するのは国内3カ所目。シャープが施設の施工やメンテナンスなどを担当し、オリックスが事業を運営する。日照量と少ない積雪などメガソーラー事業の適地として、苫東から約141・5ヘクタールを20年契約で賃貸、2013年(平成25年)12月から2年間で建設した。

 敷地のうち80ヘクタールに18万3624枚の太陽光パネルを設置。残る敷地は樹木などの緑化地帯を保存する形で、森の中に発電所を造った。年間発電量は約5100万キロワット時で、一般家庭約1万4100世帯を賄う能力を持つ。また、シャープは既に第1、第2太陽光発電所を苫東内で稼働させており、保守、点検などのメンテナンスセンターも新たに設置した。

 この日、現地で行われた竣工(しゅんこう)式には、オリックスの錦織雄一取締役常務執行役、シャープの佐々岡浩執行役員、岩倉博文市長、辻泰弘副知事ら約60人が出席。神事の後、錦織取締役常務執行役ら7人がテープカットして完成を祝った。

 式典後、錦織取締役常務執行役は「工事は順調に進んだ。パネル販売でつながりがあり、シャープがパートナーを探していたので参加させてもらった。20年後以降も有効に活用していきたい」と語った。佐々岡執行役員は「自然に配慮した発電所を念頭に検討してきた。メンテナンスセンターでの知見を国内、世界で生かしていきたい」と述べた。

 また、岩倉市長は「市内では17カ所目のメガソーラーとなった。21世紀は環境の世紀でもあり、次の世代にも安心、安全な仕組みをつなげていくことがわれわれ世代の役目であり、期待している」と話している。
(佐藤重伸)




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