■ 洞爺湖「大磯分港」一部供用開始、来年度に全面完成
【2015年11月27日(金)朝刊】

洞爺湖町大磯町に造られた大磯分港
 洞爺湖町大磯町に造られた「虻田漁港大磯分区(大磯分港)」は、国道37号に通じる仮設道路が整備されたため今月17日、一部供用を開始した。町中心部から分港までのルートとなる臨港道路が完成する2016年度(平成28年度)に本格利用を始める。

 同町入江には虻田漁港があるが、2000年有珠山噴火で機能停止、使用不可の状態を経験したため、防災・避難機能を備えた近代漁港の開設を決定。事業主体の道が大磯町の海岸線を同漁港大磯分区と位置付け、延長510メートルの防波堤と水深8メートルの岸壁を備えた分港を造った。

 設置場所は、北海道電力の放水路から豊浦町側の海岸線。施工面積は約24万4千平方メートル。このうち約8万平方メートルを埋め立てた。陸上で製作したケーソンと波消ブロックを投入し、海岸域を造成。防波堤と護岸の工事を進め、14年度までに港本体を仕上げた。

 当初計画は02〜14年度だったが、分港に接続する臨港道路の設計変更により、事業期間を16年度まで延長。総事業費は120億8千万円としている。

 町中心部から分港までのルートとなる臨港道路は幅7・5メートル、延長約500メートルで、本年度は青葉川に架かるPC橋(プレストレスト・コンクリート橋、幅11メートル、延長24メートル)の工事を進めた。

 臨港道路の整備は16年度まで続くが、国道37号につながる仮設道路(幅9メートル、延長85メートル)が完成したため、この道路を使うことによる部分供用の開始を明示。実際の利用は始まっていないが、数戸の漁業者が年度内の岸壁使用を検討している。

 町が整備したプレジャーボート40隻を収容する係留施設は、来春の利用開始を予定している。
(伊藤教雄)

【写真=洞爺湖町大磯町に造られた大磯分港




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