■ 伊達黄金ウインドファームで風車17基設置、17年稼働へ
【2015年6月13日(土)朝刊】

安全祈願祭が行われた伊達黄金ウインドファームの建設現場
 風力発電、太陽光発電による売電事業の大手、ユーラスエナジーホールディングス(東京、清水正己社長)が開設する風力発電施設「ユーラス伊達黄金ウインドファーム」の安全祈願祭が12日、伊達市南黄金町の現地で行われた。定格出力2千キロワットの風車17基(総出力3万4千キロワット)を設置し、2017年(平成29年)2月の営業運転開始を目指す。

 同社は南黄金町の丘陵地に「ユーラス伊達ウインドファーム」(風車5基、総出力1万キロワット)を設置し、11年11月から営業運転に入り、全量を北海道電力に売電している。

 増設する17基の風車は、伊達ウインドファームに隣接する南黄金町と北黄金町の用地に250〜300メートル間隔で建設する。事業者は同社の現地法人、ユーラス伊達黄金風力(伊達市梅本町、坂本元靖社長)で、7月から本工事に着手し、16年中の完成を見込んでいる。総事業費は約100億円。

 風車17基の内訳は日本製鋼所製のアップウインド型9基、日立製作所製のダウンウインド型8基。下から吹き上げる風を効率的に受けて発電するダウンウインド型の導入は同社初。営業運転開始後は約2万世帯の年間使用量に相当する発電量を北電に販売する。

 完成後は既設の5基と合わせ、風車22基、総出力4万4千キロワットの大型風力発電所となるため、数人の保守点検要員を常駐させたいとしている。

 安全祈願祭には清水社長、菊谷秀吉伊達市長、近隣自治会の役員らが出席。神事にのっとり、工事中の無事故を願い、1年半後の運転開始に期待を寄せた。

 清水社長は式後のあいさつで、「これからも再生可能エネルギーの拡大に努め、電力の安定供給、地域の経済振興に貢献していきたい」と意欲を示した。
(伊藤教雄)

【写真=安全祈願祭が行われた伊達黄金ウインドファームの建設現場




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