■ 防災公園だて歴史の杜15年度で整備終了へ
【2015年3月17日(火)朝刊】


 伊達市松ヶ枝町にある「総合公園だて歴史の杜」に、避難・救援活動の拠点機能を設ける「防災公園だて歴史の杜整備事業」は2015年度(平成27年度)、飲料用耐震性貯水槽設置、ゲートボール場移設の2工事を行い、全ての整備メニューを終える。事業費は1億2千万円。社会資本整備総合交付金と合併特例事業債を活用する。

 同整備事業の事業期間は08〜15年度。全体事業費は40億2500万円。これまでに総合体育館や温水プール、多目的広場、駐車場などを建設し、既存施設のカルチャーセンターの冷暖房設備を改修。14年度は旧市民プールを解体し、園路約400メートルを整備、ソーラー式公園灯を設置した。体育館のメーンアリーナは災害時、避難所として利用される。

 最終15年度は防災機能を補強するため、園内に飲料用耐震性貯水槽を設置する。場所は旧市民プール跡地近くで、約4メートル掘り下げた地中に容量80立方メートル、直径2・6メートルのダグタイル鉄管を敷設し、水道本管とつなぐ。水道水はこの中を流れて本管に戻るため、水質は常にクリーン。災害時には弁が作動して貯水し、槽に付いた蛇口を使って利用する。

 防災公園だて歴史の杜は、園内と体育館内への避難者の受け入れを想定。飲み水は1日当たり1人3リットルと見込み、容量80立方メートルで屋外避難者約2万2千人の1日分、屋内避難者1020人の3日分を賄うとしている。

 今夏に着工し、秋までに完了。引き続き、学校給食センター建設のため引っ越すゲートボール場の移設工事に着手。広さ約600平方メートルの専用コートを造る。
(伊藤教雄)




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