■ 製鉄室蘭病院「がん治療センター」完成、飛躍的充実
【2014年9月27日(土)朝刊】


 製鉄記念室蘭病院(松木高雪病院長)の「がん診療センター」竣工式・施設概要説明会が26日、室蘭市知利別町の同病院で開かれ、関係者が最新鋭の検査・治療装置を備え、診療強化の要となる施設の完成を祝った。 同センターは鉄筋コンクリート4階建て延べ約2745方メートル。1階には放射線治療室を新設し、エックス線や電子線の出力が大きい放射線治療装置・リニアックを導入。従来、他病院への転院などで対応していた放射線治療が可能となった。 さらに、早期発見や再発診断などに有効なPET―CT(陽電子放出断層撮影装置)も導入。2階には、中央診療棟にある外来化学療法センターを移設し、ベッド数を2・5倍の25床にし、外来患者の受け入れを強化した。

 また、アメニティの充実として、図書室や、木目の自然な風合いが特長のカフェ(美鈴カフェ室蘭店。今年11月上旬オープン予定)なども設置。3階の大講堂は通常「がんセミナー」などで住民や患者らに開放し、非常時には外来患者や住民らの緊急避難所への転用も可能だ。水や食料などを備蓄する倉庫も設けた。

 外来化学療法センターは10月6日から移設。PET―CTは今年11月、リニアックは来年3月に、それぞれ稼働(臨床稼働)する予定。

 竣工式・施設概要説明会には、同病院や西胆振の医療関係者ら35人が出席。同病院を運営する社会医療法人製鉄記念室蘭病院の足永武理事長は、「がん診療が飛躍的に充実する施設。関係機関との連携を密にして、役割を果たしたい」とあいさつ。西胆振のがん診療を支える施設の完成を祝った。
(松岡秀宜)




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