■ 登別商店会が来月下旬から「まちの駅」事業試行へ
【2014年8月7日(木)朝刊】


 登別・登別商店会(成田光男会長、44店)は今秋、新しい切り口の商店街活性化事業を試行する。地域住民と観光客の交流拠点となる「まちの駅」をJR登別駅前に設置し、観光案内や通訳奉仕を行う。駅構内でのポーターボランティアも視野に検討を進める。また、商店街で体験できる「日本の日常」を、外国人旅行者に楽しんでもらう事業の可能性も探っていく方針だ。

 全国商店街振興組合の地域商店街活性化事業にぎわい補助金を活用し、2014年度(平成26年度)単年度で実施する。結果を受け、今後の事業につなげていく。事業費総額は約390万円。実際の事業には産学官民による実行委員会が当たる。

 まちの駅事業は、商店会会員や地域住民が観光ボランティアとして活動する観光案内所を設置、観光客とのコミュニケーション拠点とする事業。通訳ボランティア配置も予定する。駅構内や商店への出張案内、ポーター業務なども想定している。実施は9月下旬から30日間。

 外国人旅行者を対象とした「日本の日常体験」事業には、北大の公共政策大学院が協力する。留学生を招き商店街を回ってもらい「日本、登別の日常にある価値」を評価、商店街散策コースを提案する。具体的にはパチンコや金物店にある日本特有の道具類などを想定している。コースはチラシとしてまとめPRする計画だ。

 また、コンサルタント会社に「登別商店会の価値を見いだす」ための各種調査を依頼する。観光客の商店街利用実態や通行量調査などの数値データをまとめた上で、道の駅など新たな観光コミュニティー施設の必要性について議論していく。

 商店会は6日、第1回実行委員会を市内で開き、事業目的などについて周知を図った。成田会長は「駅前はシャッター街というのが現状。登別地区を何とかしたい。その第一歩として事業を進めたい。力を貸してください」とあいさつした。
(鞠子理人)




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