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【2013年5月29日(水)朝刊】より



   ■ 室蘭・住まいのウチイケのソーラーパークが完成

 住宅メーカー、住まいのウチイケ(本社室蘭市八丁平、内池秀光社長)が室蘭市白鳥台1の社有地で建設していた太陽光発電施設「住まいのウチイケソーラーパーク」が27日、完成した。自然環境エネルギーの普及を目的とした市内の住宅メーカーでは珍しい取り組み。同社は今回得られるノウハウを基に、一層の利用拡大につなげる考え。

 敷地は約1300平方メートル。使用したのは国産メーカーが製造した業務用太陽光パネル。一枚の大きさは横1・63メートル、縦98・5センチ。計160枚を4ブロックに分けて設置した。事業費は約2千万円。

 出力は40キロワット、年間の発電量は4万千キロワット時を想定している。年間の売電収入は170万円を見込む。光を反射しにくい太陽光パネルを選ぶなど、周辺の住宅街に配慮した。

 同社に住宅新築を注文する顧客のうち太陽光パネルを設置するのは、従来1割ほどだったが、最近は増加傾向にある。3月末まで国の補助金が支給されたこともあり、2、3割に増えているという。

 同パーク内には今後、太陽光発電をより身近に感じてもらえるよう、ベンチやテーブルを置いて公園の趣をつくり、住民らに利用を促す。内池社長は「太陽光の利用を引っ張っていくメーカーとして認知してもらいたい」という。

 同社は太陽光発電で得られるノウハウを元に、太陽光パネルを取り付けた住宅建設の売り込みを展開する。
(吉本大樹)





   ■ 室蘭・澤田君と大鎌君の二輪ロボ、世界発明工夫展で金賞

 室蘭市東明中学校(南部務校長、256人)1年の澤田海君と大鎌空君が小学5年生時に共同製作した「赤外線リモコン二輪ロボ」が、5月9〜11日にマレーシア・クアラルンプールで開かれた「2013年世界青少年発明工夫展」に出展され、見事金賞に輝いた。澤田君が現地でプレゼンテーションし、称賛や励ましを受けたという。

 作品は平行二輪車(セグウェイ)のような乗り物模型で、第70回全日本学生児童発明くふう展(公益社団法人発明協会主催)で経済産業大臣賞を受賞した。こうした乗り物模型はマイコンの知識がないとできないことから、マイコンを使わない方法を考えた。起き上がり小法師のように二輪だけでも倒れないようにしたのが工夫点。

 世界青少年発明工夫展の参加国はアジアが中心。同協会は毎年、優秀な児童・生徒を対象に海外訪問団を結成し、今回は澤田君ら10人が赴いた。会場では各国のブースが設けられ、作品展示と製作者のプレゼンが行われた。来場者層は幅広く、ブース前で足を止めた現地の一般市民や各国の大学教授ら専門家などに英語で特徴を説明し、質疑応答した。

 澤田君は英語の原稿を懸命に覚えて臨み、緊張しながらも、通訳になるべく頼らず意思疎通を図った。「実際に動かしたときは多くの人が集まって喜んで見てくれた。大きくなったらマイコンを使って、もっとすごい二輪車を作ってほしい」という励ましの言葉ももらった。

 審査の結果、点数基準を満たして金賞を獲得。日本派遣団員の全員が金賞の快挙だった。澤田君は「すごく驚いたけどうれしかった」と笑顔を浮かべる。「世界各国でいろんな発想があり、勉強になった」と刺激を受け、「今度は全自動で階段を上れる車椅子を作りたいな」と新たな発明意欲を膨らませる。

 各国の青少年との交流や派遣団員たちとの研修視察も行い、異文化交流や親睦を深めた。帰国後、金賞の朗報を受けた大鎌君は「澤田君がプレゼンを頑張ってくれたこと、世界中の人たちに作品を紹介できたことがうれしい」と喜んでいた。
(成田真梨子)





   ■ 室蘭の小学校運動会が1日からスタート、本番へ気合

 室蘭市武揚小学校(石田靖人校長、193人)と同喜門岱小学校(三浦敏校長、18人)が6月1日、市内のトップを切って運動会を開催する。子どもたちは本番を目前に予行演習に力を入れている。

 武揚小は27日からグラウンドで全体練習を開始した。翌28日は開会式や応援合戦、綱引きなどを実践した。応援合戦では紅白に分かれ、団長を筆頭に「勝つぞー」「おー」と気合十分に声を張り上げ、士気を鼓舞した。

 運動会は、両校に続き、8日が天沢、旭ヶ丘、高平、本輪西、陣屋、本室蘭、白鳥台、15日が絵鞆、桜が丘、地球岬、大沢、海陽、高砂、水元、知利別、八丁平の各小学校で行われる。
(成田真梨子)





   ■ 大谷室蘭高改築―31日から一時移転、旧登大谷を仮校舎

 2013年度(平成25年度)から校舎改築工事を行う北海道大谷室蘭高校(竹本将人校長、443人)は、31日から仮校舎となる旧登別大谷高校に一時移転する。新校舎の完成は14年10月末の予定。

 現在の校舎は築40年が経過。現在の体育館と管理棟は生かしつつ教室棟などを解体して新校舎を建築する。

 工期は約1年半の見込み。工事中は今年3月末で閉校した旧登別大谷高校の校舎を利用するため、生徒たちは31日から仮校舎へ通学することとなった。

 仮校舎の住所は登別市桜木町2・1。電話は0143・85局2970番、ファクスは0143・85局2863番で、登別大谷で使われていた番号を使用する。同校は「大谷室蘭の電話とファクスの番号を使っても転送されます」と話している。
(有田太一郎)





   ■ 大停電受け登別市社協が調査、日ごろからの意識大切

 日ごろから奉仕活動に取り組んでいる人ほど、災害時に要援護者の見守りが活発にできる―。こんな調査結果が、登別市社会福祉協議会が昨年の大規模停電をきっかけに行った緊急調査で裏付けられた。社協では調査結果を、支え合いの地域づくりに役立てていく考えだ。

 4日間に及んだ未曽有の大停電災害を振り返り、今後の支え合い社会構築につなげていこうと実施した。

 調査期間は2012年(平成24年)12月26〜13年1月17日。対象は町内会長や民生委員児童委員、福祉委員、市内在住のケアマネジャーら福祉事業所職員ら約千人。大停電時の情報伝達や安否確認実施の有無など21項目を尋ねた。回答率は47・2%。

 日常から奉仕活動を行っている人ほど、今回の大停電で安否確認に動いた人が多かった。今回安否確認をした人の中で7割超の人が日常から奉仕活動をしていた。日常奉仕活動を行っておらず安否確認したのは2割弱にとどまった。

 一方、日常担っている役割別の分析では、町内会長や民生委員児童委員、ケアマネジャーは日常奉仕活動の有無にかかわらず、今回の安否確認に多くが参加していた。福祉委員は日常活動に積極的だが、今回の安否確認は不参加という人が多かった。

 安否確認を行った件数では約5割の人が1〜10件で最多だった。11〜20件が15%、21〜30件が11%など。1人で50件以上確認した人も8・7%おり、1人が対応した安否確認の件数に大きな差が見られた。

 安否確認を行った結果を関係機関が共有し、災害対応に役立てることが重要だが、安否確認を行った人のうち26人がその情報を誰にも知らせていないという結果を残し、情報共有で課題を残した。

 社協の藤江紀彦事務局長は「日ごろから意識を持って活動することの重要性が裏付けられた。また、収集した情報を積極的に活用するという視点も大切で、仕組みづくりが求められる」と総括している。
(鞠子理人)





   ■ 医療法人公雄会が伊達に認知症高齢者グループホーム

 医療法人交雄会(三井辨雄理事長)は、伊達市館山町に地域密着型認知症高齢者グループホーム「山桜」(仮称)を開設する。定員18人で、認知症の要介護者を受け入れる。今年11月のオープンを目指す。

 同法人は壮瞥町でそうべつ温泉病院、介護老人保健施設プライムそうべつを経営している。認知症高齢者グループホームの開設は遠軽町にある「しらかば」(定員9人)に次いで2カ所目。

 伊達市の第5期高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画(2012〜14年度)に基づく地域密着型サービス事業の公募に応じ、開設事業者に選ばれた。

 設置場所は館山町36・5。伊達自動車学校の教習コースに隣接する用地1160平方メートルを取得し、木造2階建て延べ595平方メートルを建設。全室個室の9人、9人の2ユニットで利用者の生活支援を行う。土地代も含めた総事業費は1億2千万円。

 常駐職員は看護師1人を含め18人前後を予定。ほぼ全員を新規採用する。地域の医療機関と連携し、利用者の体調管理に万全を期す。

 市は道の介護基盤緊急整備等特別対策事業交付金を財源として、同法人に補助金4千万円を出す。間もなく決定通知があるため、これを受けて着工する。
(伊藤教雄)





   ■ 伊達・南黄金の民家の巣箱でエゾリスが子育て

 伊達市南黄金の民家でこの春、エゾリスが5匹の子どもを生んだ。親子は27日に別の巣に引っ越していったが、家主らは「来年も来るといいね」と成長を温かく見守っていた。

 小林公明さん(81)方の庭では2年前の春から、ニセアカシアの木に取り付けた鳥用の巣箱でエゾリスが出産するようになった。「今年は3月下旬に親が住みつき、枯れ草などを集めていた。3年間で15匹生まれた」と小林さん。

 巣にいる間、親は日の出とともに出掛け、午後3時ごろ戻ってきた。小林さんは「子どもに母乳を飲ませるためにエサを食べに行くんだろう」とかいがいしく子育てに励む親リスを、居間の中からそっと見守った。

 子リスが成長し、親リスに体長が近づいてくると、巣箱が手狭になるのか、別の場所に移っていくという。「30年以上暮らしているが、エゾリスが庭に巣を作るとは思わなかった。出ていってしまうのはさみしいが、来年もきっと来るんじゃないかな」とわが子のように”帰り“を待っている。
(菅原啓)





   ■ 白老町の津波避難地域計画が3日から7カ所でスタート

 白老町内を8地区に分割した津波避難地域計画を策定している白老町は、6月3日から同11日にかけ地域説明会を7カ所で開催、住民の意見を踏まえた上で計画をまとめ、今年8月に全戸配布することにしている。

 昨年6月に道が発表した津波浸水予測図では大町の最大水位が8・8メートル、白老港8・7メートル、竹浦7・0メートルなどとなっている。地域計画に添付する8地域ごとのマップ(A1判)には、これら浸水予測を基に想定水位を色分けし、避難場所、避難経路、主な公共施設などを地図上に落とす。計画書には津波到達時間や警報の伝達方法などを記す。

 昨年9月に実施した全町一斉津波避難訓練では、町内会、事業所が避難場所をそれぞれ決めて避難したが、地域計画作成にあたってはこれが避難先のたたき台になっている。地域説明会ではあらためて避難場所、避難経路などについて意見を聴き、計画策定に反映させる。

 地域説明会の日程は24日に開かれた町内会長会議で示され、1町内会1、2人が出席することになっている。

 町は地域計画と併せ、全町を網羅した既存の防災マップの見直しを進めており、津波に対する一次避難場所を新たに設定し、洪水、樽前山の噴火、土砂崩れなどに対応する。今年8月に津波避難地域計画と同時配布することにしている。
(富士雄志)






【2013年5月29日(水)夕刊】より


   ■ 室蘭・海星学院でマリア祭、笑顔あふれる世界に

 学校法人海星学院(小林薫理事長)の2013年度(平成25年度)マリア祭が28日、室蘭市高砂町の海星学院高校ベネディクトホールで行われ、生徒たちが世界平和などを祈願した。

 カトリック教会の聖母マリアの月(5月)に合わせて毎年実施している。同法人が運営する同高校(香川謙二校長、197人)の生徒とベネディクト幼稚園(園長・小林理事長、70人)の園児が参加した。

 ホールのステージにマリア像を安置。園児と生徒は「みんなが仲良く過ごせるようお守りください」「心に傷を負った人々、涙を流した人々に一日も早く笑みが戻り、希望に満ちた未来が開けますように」などと祈りをささげ、チューリップやスイセンなどを献花した。

 小林理事長は「皆さんは一人一人が大切な人。優しく親切な心になるよう願っています」と園児と生徒に語り掛けた。
(有田太一郎)



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