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【2013年5月24日(金)朝刊】より



   ■ 室蘭の昨年度労働基本調査、賃上げ3年ぶり4千円割れ

 室蘭市は2012年度(平成24年度)の労働基本調査報告書をまとめた。市内企業の平均賃金引き上げ額は、リーマンショックが影を落とした09年度以来3年ぶりに4千円を割る3880円(前年度比228円減)。11年発生の東日本大震災を受けた卸・小売業、サービス業などの低迷の影響とみられる。

 調査対象は従業員5人以上(農漁業、飲食店などを除く)の企業647社で、328社から回答があった。回収率は55・2%。調査日は昨年10月31日。

 賃上げは208社が実施。引き上げ額が過去10年では09年度の3822円に次いで低かった。産業別でみると、建設業が前年度比574円増の4834円、製造業が同355円増の3787円。一方、卸・小売業は同858円減の3455円、サービス業等は同871円減の4049円、運輸・通信業が同314円減の3517円。震災後の消費低迷が響いた形だ。

 従業員数は1万2892人(男性1万47人、女性2845人)。年齢区分では30歳代が24・3%で最も多く、40歳代22・2%、20歳代20・7%と続いている。障害者の割合は0・7%で前年度より0・2ポイント増えた。

 基本給は男性で最高の事務系50歳代が前年度比1万4千円減の35万3千円、女性で最高の技術系50歳代が同4千円増の25万9千円。初任給は男性の大卒技術系が前年度と同じ18万7千円、女性の大卒技術系は前年度比5千円減の18万8千円だった。

 育児休暇は全体の63・4%に当たる208社が制度を構築しているが、利用は53人と低調。介護休暇制度も57・3%の188社が持つ一方で利用は2人のみ。従業員に対する企業側の利用奨励が課題といえる。

 年次有給休暇は今回初めて日数の内訳を調査。制度がある企業は99・7%の327社。日数は0〜5日が44・6%、6〜10日が34・6%、11〜15日が14・4%、16〜20日が6・4%だった。

 派遣社員が「いる」と回答した企業は35社(前年度比10社減)で、構成比は10・7%(同2・5ポイント減)、人数は506人(同69人増)だった。
(山田晃司)





   ■ 室蘭・グリンデパートで「うまいもの市」始まる

 全国のおいしい名物を販売する第9回うまいもの市が23日から3日間の日程で、室蘭市中島町のグリンデパートで始まった。午前中から多くの市民が足を運び、お気に入りの食品を購入していた。

 同デパートを運営するグリンデパート協同組合(東谷義廣代表理事)が主催した。旧丸井今井室蘭店で行われていた同種の企画を、参加店の協力を受けて実施している。

 会場には14店が出店し、ギョーザやかにめし、おやきなど食欲をそそる香りでいっぱい。買い物客は試食しながら「どれもおいしそう」と出店の各ブースを楽しそうに回っていた。

 午前10時から午後6時半まで。最終日の25日は午後4時まで。開催に合わせてデパート内のテナントでも協賛セールを実施している。

 問い合わせは同デパート、電話0143・44局1281番へ。
(石川昌希)





   ■ 室蘭の幌萌と崎守、サクラの名所今が見ごろに

 室蘭市内ではサクラの名所が見ごろを迎えている。5月に入り肌寒い日が続いていたが、ここ数日の気温上昇で一斉に花が開き、文字通りの満開の花見日和となっている。

 幌萌町では、樹齢150〜270年といわれ、1978年(昭和53年)に市の保存樹に指定されたエゾヤマザクラが満開。高さは約20メートルで胆振地方最大級であり、市内外の行楽客に人気のスポットだ。

 この時期、日没から午後8時半までライトアップ中。暗闇に浮かぶ満開の木は、照明を浴びてうっすらと白色に変色し、日中とは異なる趣を味わえる。

 崎守町の道央道室蘭IC近くの牧草地では、高さ10メートルほどのエゾヤマザクラが、ピンク色の花びらを付けた。広大な緑地の中で「一本桜」が大きな存在感を放っている。

 テレビCMでも使用されており、遠方から訪れ、一眼レフや携帯電話で撮影している。背後の山の残雪もわずかになり、春の本番を実感させる。見ごろは今週末ごろまで。
(石川昌希)





   ■ 春の自然、味覚楽しんで…室蘭であすからイベント多数

 新緑のシーズンを迎え、室蘭市内では25、26の両日、自然や味覚を楽しむ多くの屋外イベントが多く予定されている。中でも測量山山開きは3年ぶりに唐松平で行われるほか、高砂や白鳥台で桜まつりが予定されている。主催者側は「この時期ならではの自然と、人気の味覚を楽しんで」と呼び掛けている。
(松岡秀宜)

◆―― 唐松平で測量山山開き

 第62回測量山山開き(室蘭測量山桜ロード実行委員会)は、2010年(平成22年)以来、3年ぶりに清水町の測量山唐松平公園を主会場に開かれる。午前10時半から開催式。ビンゴゲーム(午後0時半)、運が良ければ当たるんダーツ(同1時半)などが行われる。

 ジンギスカンは、室蘭工業大学製作の「大鍋」で、肉や野菜を焼き、おにぎり付きで販売(1パック500円)される。ムロランウオークは午前9時半に中央町小公園スタート。

 実行委は午前中、会場内で動物の着ぐるみを散歩させ、子どもに風船を配る。着ぐるみは、かわいらしいクマやウサギ、ヒヨコなどで、記念撮影にも応じる。実施にあたり室蘭・海星学院高校の生徒が協力する。アサガオやヒマワリなどのさまざまな花の種も配布する。小倉勝郎実行委員長は「家族ぐるみでお越しください」と呼び掛けている。

◆―― ウインズ会場に屋台村

 「室蘭名物屋台村」は、営業最終日を迎える同市本輪西町のJRAウインズ室蘭で開かれる。今年もホタテの玉焼きや、くじらん焼き、ソイめしなど、室蘭自慢のグルメ計11種類が110〜500円で販売。ウインズ室蘭でも感謝イベントを実施する。合計千円以上(複数枚可)の勝馬投票券購入者に、ウインズ室蘭のオリジナルタンブラーや、マフラータオルなどが当たる抽選会を開催する。

◆―― わしべつ川沿い桜まつり

 遅咲きの桜を楽しむ恒例の「わしべつ川沿い桜まつり」は25、26の両日、室蘭市高砂3丁目公園で開かれる。25日は大ビンゴゲームが行われる。

 東明地区連合町会を構成する各町会などによる「わしべつ川沿い桜まつり」実行委員会の主催。両日とも、約40の露店が軒を連ねる予定だ。

 初日の25日は、午後1時から開会式。ジャズダンス演舞(午後1時5分)や、よさこいソーラン(午後2時・午後3時)、日本舞踊やフラダンスなどの演芸・演舞(午後3時45分)のステージショーほか、午後5時45分から子どもじゃんけん大会。午後6時15分からはホテルゆもと登別ペア宿泊券が特賞の大ビンゴゲーム大会が開かれる。

 2日目の26日は子どもじゃんけん大会(午後5時45分)や、もちまき(午後6時15分)ほか、大抽選会(午後6時45分)を予定。会場付近には駐車場がないため、同実行委員会では、公共交通機関の利用を呼び掛けている。





   ■ スノボ宮武さんが登別市長表敬、ソチ五輪目指し決意

 スノーボードのアルペン種目で2014年(平成26年)2月のロシア・ソチ五輪出場を目指す宮武祥子さん(25)=登別市出身=が23日、小笠原春一市長を表敬した。12〜13年のシーズン終了を報告し、「今までのたくさんの経験を生かしオリンピックに行けるよう取り組んでいく」と決意を語った。

 宮武さんは登別大谷高校スノーボード部を立ち上げた父・和弘さんの影響で小学校4年生でスノーボードを始めた。同高校卒業後、北翔大へ進学、現在は同大職員として働く一方で世界を舞台に実績を積み重ねている。

 昨年は9月から半年間スイスを拠点に練習に取り組んだ。今年2月にイタリアで行われた試合(国際スキー連盟主催)ではパラレルスラロームで5位入賞を果たした。また今年3月の国内大会プロツアーレースでは優勝を収める活躍を見せた。

 宮武さんはトレーニング中に左足首の靱帯(じんたい)を痛めたことなど、これまでの戦いぶりを振り返り「どんな環境でも冷静にいられることが大事と分かった。今の時期にけがを経験できたことはプラスになっている」と前向きに話した。

 今後のスケジュールは今月下旬からトップライダーの竹内智香選手と共に、イタリアでトレーニングを行う。その後は登別や江別で自主トレに励み、10月にスイスに旅立つ。

 五輪に向けては11月のアメリカと12月のヨーロッパの大会でポイントを稼ぐことが求められる。課題を「スピードへの対応」を挙げ、「レベルの高い選手との練習で体の使い方を覚えたい」と意気込む。

 小笠原市長は後援会組織と連携しバックアップすることを約束し「目標を高く持っているので必ず実現できる。出場する大会で『宮武祥子ここにあり』と印象づけてほしい」と激励した。
(粟田純樹)





   ■ 伊達市内初の地域密着型特養ホームが来年4月開設

 社会福祉法人陵雲厚生会(有田勉理事長)は、伊達市松ヶ枝町に地域密着型特別養護老人ホーム「サテライトひまわり」(仮称)を開設する。定員29人で、要介護1〜5の伊達市民を受け入れる。地域密着型の特養ホームは市内初。来年4月のオープンを目指す。

 同法人は松ヶ枝町154・30で特別養護老人ホームなどが入居する「サポートセンターひまわり」を経営。隣接する松ヶ枝町154・33に地域密着型の「サテライトひまわり」を設置し、渡り廊下でつなぐ。

 建設用地となる3428平方メートルは市有地のため、今回の開設事業の中で購入。来月から実施設計に入り、9月に着工、来年1月末の完成を予定している。総事業費は3億6千万円。 

 規模は壁式鉄筋コンクリート平屋建て1307平方メートル。全室個室の7人、7人、7人、8人の4ユニットで運営。個室と共同生活室が一体となった場所で生活支援を行い、入居後も自宅と連続するようなサービスを提供する。

 新規採用で生活相談員1人、介護職員15人、看護職員1人を配置するが、管理栄養士などは本体施設となるサポートひまわりとの兼務を見込んでいる。

 同法人は市の第5期高齢者保健福祉計画(2012〜14年度)に基づく地域密着型特養ホームの公募に応じ、開設事業者に選ばれた。市は補助金1億3300万円を出す。
(伊藤教雄)





   ■ 甘い果肉味わって―豊浦にイチゴ直場所続々オープン

 豊浦町の特産「豊浦いちご」の収穫がようやく本格化し、国道37号沿いでは直売所が続々とオープン。低温の影響で例年より2〜3週間ほど遅く、生産者らは「やっと始められる」と胸をなで下ろしている。

 例年は5月の連休から続々と国道沿いで販売が始まるが、今年は気温の低い日が続き、大型連休終了後、直売所を開けたのは1軒のみ。行楽シーズンを迎えても足並みはそろわなかった。

 東雲町の山田いちご園(山田久太郎さん経営)では、22日に今年初めて直売所のシャッターを開け、同園で栽培する2品種のうち、「宝交早生」を店先に並べた。

 「今年は気温が低く上がったと思ったら下がるの繰り返し。色づかなくて苦労した」と言う。収穫を始めたばかりで粒が大きく、いびつな形も目立つが、宝交らしい果肉の柔らかさとジューシーな甘さは変わっていない。残る品種「けんたろう」も6月には売り出す予定。

 同園はじめ各直売所の営業は例年7月半ばまで。町内では来月9日、豊浦海浜公園で「第42回いちご豚肉まつり」が開かれる。
(菅原啓)





   ■ 白老町の川沿いにメガソーラー着工、10月に完成へ

 日本電設工業(本社東京、江川健太郎社長、資本金84億円)は、白老町川沿の道道白老大滝線沿い約2・5ヘクタールに大規模発電所(メガソーラー)を建設する。23日、現地で地鎮祭が行われた。今年10月末に完成、同11月から発電を開始する。

 「日本電設白老町川沿ソーラーファーム」の建設地は民有地と町有地。太陽光パネルは5612枚。総工費は3億6千万円。一般家庭360世帯分に相当する1250キロワットの発電を行い、全量を北電に売電する。事業期間は20年間。今後20年間で2億円程度の収益を見込んでいる。

 施工は伊藤組土建(本社札幌)。電気、伐採や整地など外構工事、太陽光パネルを載せる架台工事などは地元業者が担当する。

 見学台を敷地内に、発電量と設備の稼働状況を表示するモニター装置を町役場ホールに設置、「地域の人たちに発電状況を見てもらう」ことにしている。

 地鎮祭には約30人が出席。江川社長、伊藤組土建の平野良弘会長がくわ入れを行った。江川社長は「白老町の地元の皆さんに『この発電事業があってよかった』と言われるように精いっぱい取り組みたい」とあいさつ。建設地に白老町を選んだ理由について「日照時間や雪の量を調べたが、北海道のなかでも太陽光発電には非常に向いた土地柄と判断した」と記者団に話した。戸田安彦町長は「町としても積極的に支援し、地域からエネルギー供給体制の変革をともに進めていく」と述べた。

 白老町内でのメガソーラー着工は同社が初めて。このほか石山の石山工業団地、緑町の旭化成工場跡地でもメガソーラーの建設が予定されている。
(富士雄志)






【2013年5月24日(金)夕刊】より


   ■ ウインズ室蘭の建物解体へ―大手食品スーパーなど関心

 日本中央競馬会(JRA)の場外馬券販売所・ウインズ室蘭(室蘭市本輪西町)が閉鎖後、建物を解体した上で、土地の活用を検討していることが24日までに分かった。室蘭民報社の取材によると、跡地には食品スーパーなどが興味を示しており、商業施設での活用を視野に検討が進みそうだ。

 関係者によると、ウインズ室蘭は払い戻し業務が終了する8月以降の年度内に解体し、更地化され、跡地活用が図られる見通し。跡地には道内外の複数の食品スーパー大手などが関心を示している。

 ウインズ室蘭は、鉄筋コンクリート造り3階建て延べ床面積約5800平方メートル。土地は1200台収容の駐車場など約5万平方メートルで、栗林商会のグループ会社が所有し、同じく栗林グループの栗林不動産が建物を建設した。

 JRAと栗林不動産の賃貸契約は昨年1月に更新しており、期間は来年1月まで残っている。建物は約3年前に大規模改修を行ったばかりで、閉鎖後の施設活用策が課題に浮上していた。

 JRAによると、ウインズ室蘭は、重賞競走の日本ダービーが開催される今月26日の営業を最後に閉鎖。平日払い戻しサービスを7月22日までの毎週月曜と7月25日に実施後、8月以降に引き払う予定になっている。
(野村英史)



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