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【2013年5月22日(水)朝刊】より



   ■ 室蘭市の不動産公売、昨年度過去最高落札額7500万円

 室蘭市が市税の滞納処分対策で取り組んでいる不動産公売が大きな成果を挙げている。2012年度(平成24年度)の落札額の合計は、前年度の倍以上となる過去最高の7500万円。インターネットによる公売の好調さが数字を後押した。

 インターネット公売(ネット公売)は、インターネットオークション運営会社と自治体が契約を結び、自治体が市税の滞納処分で差し押さえた不動産などを出品、売却する仕組み。市は06年度に同事業大手のヤフーと契約を結んだ。

 落札件数はネット公売を始めた06年度当初は年間1〜3件程度だったが、11年度に8件、12年度は22件と増加。22件のうち半数以上の12件がネット公売で売れた。これに伴い落札額は06年度の112万円が11年度3117万9千円、12年度は7482万9千円と伸長。解消物件のうち輪西町の旧店舗兼居宅は改装の上、障害者グループホームとして活用が始まり、福祉のマチ・輪西の新たな顔として歓迎されている。

 ネット公売により従来は買い手がつかずに売れ残っていた土地や物件が、地元以外から注目を集めるようになったのが好調の背景にある。公売は従来、好立地の物件で新たな土地利用が見込める場合に限るのが一般的。地元では“無視”されてきた原野などを出品したところ、道外を中心に思わぬ反応があり、積極出品に踏み切った。納税課は「ネット公売のノウハウを生かした積極的な姿勢が成果に結び付いている」とみる。

 また登記上は法人所有ながら倒産状態の未管理物件は金融機関が抵当権を付けていて過去の競売で不調だった案件について市は、関係者と協議の上、最善策を探るなど柔軟に対応している。

 公売は、未納税の回収をはじめ、老朽危険家屋の解消や未然防止、新たな納税者の創出につながるなど相乗効果は大きい。同課は「公売は滞納整理の手法のひとつで債務者の公平化が狙い。納税相談などを含め対応していきたい」としている。
(野村英史)





   ■ 室蘭・スーパー「アルファマート」地域と歩み10周年

 室蘭、登別両市内でスーパーを運営するアルファマート(本社室蘭市母恋北町、小林秀樹社長)が今年、創業10周年を迎えた。「お客さま目線に合わせた商売」をコンセプトに、買い物客の要望に応えてきた。小林社長は「あっという間の10年でした。20年を目指して今後も頑張っていきたい」と話している。24、25の両日にイベントを開催する。

 御崎町で小林酒店を営んでいたが、地域からスーパーがなくなることに危機感を抱き、コープクレアの経営破綻後にスーパー運営に乗り出した。2003年(平成15年)5月、旧生活協同組合コープクレアの店舗を活用して母恋店がオープン。八丁平、新生両店を含め、現在3店を運営している。

 「室蘭だけでも10店のスーパーがなくなり、マチ場に出ていく必要性を痛感した」と当時を振り返る。「お客さまが何を求めているか、どんな商品をそろえると喜ばれるか、常に把握していることが重要」とし、地場スーパーならではの地域密着を目指した。

 長ア屋室蘭中央店の閉店後は一層、衣料品や雑貨コーナーを充実させた。店内を活用したフリーマーケットも好評。また、大型店では扱わない商品もラインナップに加えるなど独自色も備えている。

 節目を記念して、イベントを開催する。千円以上のレシートと引き替えに、24日は紅白まんじゅうを、25日はたまご6個入りを先着300人にプレゼントする。両日ともに青空テント市を開催して、野菜や果物などを販売する。

 小林社長は「消費者に喜んでもらえるスーパーにしたい。そのためにも、お客さまの目線に立った商売が重要。どんな商品が喜ばれるか、求められるかを常に考えていきたい」と話している。
(石川昌希)





   ■ 室蘭混声合唱団が25日に定演―黒人霊歌にも初挑戦

 室蘭混声合唱団(石塚寛昭団長)の第49回定期演奏会(定演)が25日、室蘭市民会館大ホールで開演する。ミサ曲やポップスのほか初めて黒人霊歌を披露する予定で、同団の新たな魅力を楽しめそうだ。

 同団は週2回、一日2時間の練習を重ねている。前回の定演が終わった直後からプログラムを考えるなど、1年がかりで準備を進めてきた。

 4部構成で1〜3部はミサ曲、国内の合唱曲、ポップス。同様の構成はこれまでの定演でも多く、「定番」の安定感を届けて聴衆を魅了する。ポップスを歌う際に振り付けを取り入れるなど、新たな試みに挑む。

 最後の4部は、米国を代表する合唱指揮者、ロジェ・ワーグナーが編曲した黒人霊歌6曲を届ける。キリスト教信仰の歴史を歌った「ジェリコの戦い」「深い河」などを出演者22人が心を一つにして披露する。

 指揮者の望月俊哉さんの指導の下、団員たちは歌声の抑揚の付け方など細部まで入念に確認している。来年は50回の節目を迎える。石塚団長は「今回の定演に満足してもらい、来年への発展につなげていけたら」と意気込んでいる。

 開演は午後6時半。入場料は600円(高校生以下は無料)。問い合わせは同団、電話0142・23局1875番へ。
(吉本大樹)





   ■ 室蘭栄13期生の高嶋さん、道内一周マラソン出発

 室蘭栄高校の第13期生で、同期生と協力してマラソンで道内1周(約2千キロメートル)を目指している高嶋威男(たけお)さん(68)=横浜在住=が21日、大勢の同窓生に見送られながら母校を出発した。高嶋さんは「遠くからみんなの声援を聴きながら走りたい」と話し、力強い足取りでスタートした。

 出発前には室蘭、伊達、登別から同期生や当時の担任ら約20人が集合。「久しぶり」と肩をたたき合った高嶋さんは「こんなに大勢に見送られてうれしい。ゴールするときはみんなで一緒に走ろう」と旧友たちに呼び掛けた。

 この日は豊浦まで進み、23日までの3日間で森町まで約140キロメートルを進む計画。出発時刻である午前10時になると、高嶋さんはスタート地点の同校正門から仲間の励ましを背に受け走り出した。

 同期生の鈴木健さん(68)=室蘭市=は「完走した時にはまたみんなで会いたい。無事に走り抜いてほしい」と激励。高嶋さんが同校2、3年生のときの担任だった大井輝行さん(81)=同=は「昔から体力も知力もあった。ゴールの瞬間はみんなで出迎えたい」と話し、教え子の力走を笑顔で見守っていた。

 高嶋さんは、8月にスタートする同期生の山形修身(おさみ)さん(68)=東京在住=と道内1周マラソンを計画。高嶋さんが室蘭から稚内までを、山形さんが稚内から室蘭までを3年がかりで走り、2人で合わせて1周とする。
(吉本大樹)





   ■ 登別市が電気料金値上げ見据えて今夏も節電継続へ

 今夏の節電に関しては、道から各市町村への計画策定の要請はないが、小笠原春一市長は幹部に「今年も節電に取り組もう」と指示した。

 具体的には昨年7〜9月に実施した内容を市有施設90カ所以上で継続する。本庁舎は昼休みや業務時間前に執務室消灯や照明の間引きを行うなど「細かく知恵を絞る」(市総務部)。詳細は6月に実施する節電対策連絡会議で詰める。

 市によると、昨年7月の市有施設92カ所の総電力量は105万6千キロワット時。このうち一般廃棄物処理施設・クリンクルセンター(幸町)が38万キロワット時と最も多く、若山浄化センター(若山町)が27万キロワット時で、この2カ所で「市有施設全電力量の半分以上」を占める。

 市はこの2カ所の「電力量を減らしたい」考え。だが常時機械設備が稼働しているクリンクルセンターでは昨年の料金ベースで概算月560万円、年6700万円の電気料金が発生。担当者は「冬は特に電気を使う。値上げは本当に悩ましい」と胸の内を明かし、どの程度削減できるか未知数な部分もあるという。

 市は「職員の節電意識は定着した」とみているが、数値目標の見送りで「努力が緩む」懸念があり一段の努力を模索している。





   ■ 伊達市が補正予算を計上―迎賓館の改修検討

 伊達市教育委員会の諮問機関である市文化財審議会(浪越明会長)が21日、市役所第2庁舎で開かれ、市内梅本町の市開拓記念館敷地内にある迎賓館について、老朽化に伴い改修を検討していることが報告された。

 報告によると、迎賓館の屋根や外壁など数カ所に剥落や浸水、雨漏りによる壁紙の汚れが目立ち、窓枠の腐食、扉のゆがみも確認しているという。昨年来の暴風雪、暴風雨による破損も見られる。

 市は文化財保護のために補修が必要とし、屋根の葺(ふ)き直しや腐食部材の交換、漆喰(しっくい)壁を修繕するほか、茶会や七夕などイベントの活用を見据えトイレを新設する方針。6月の市議会定例会に補正予算を計上する予定だ。

 迎賓館は1892年(明治25年)、開拓の状況を視察に訪れた政府高官や開拓使をもてなす目的で建てられた木造2階建て、数寄屋風の建物で築120年が経過。市は1992年(平成4年)に有形文化財に指定している。

 審議会ではこのほか、任期満了に伴う役員選出などについて協議した。
(菅原啓)





   ■ 9日に豊浦でいちご豚肉まつり、地元の特産品格安提供

 豊浦の初夏を盛り上げる「第42回いちご豚肉まつり」(豊浦町いちご豚肉まつり実施委員会主催)が6月9日午前10時から、豊浦海浜公園で開かれる。2大特産品はじめ地元が誇る旬の味と多彩な催しで来場者を喜ばせそうだ。

 「豊浦いちご」や安全安心のSPF豚など、地域ブランドを町内外にアピールする恒例イベント。とちおとめ、けんたろう、宝交の主要品種に加え豚肉、各種農産物を格安で販売し、イチゴワインと豚の丸焼きの試飲、試食も実施する。

 いぶり噴火湾漁協がホタテやイカが入ったボリューム満点の名物・ジャンボ浜鍋を1杯300円で提供。焼き肉用の木炭コンロを200円で貸し出す。

 アトラクションとして、豊浦小マーチングバンドや豊浦中吹奏楽部の演奏、大道芸、バトントワリングのパフォーマンス、道内で活躍するプロ・アマによる歌謡ショー、餅まきなどが会場で繰り広げられる。司会は同町出身の名物フリーアナウンサー、ジャンボ秀克さん。

 昨年は2万8千人が来場する人気ぶりで、今年も3万人前後の人出を予想している。問い合わせは同実施委員会(電話0142・89局2468番)へ。
(菅原啓)





   ■ 日ハムしらおい後援会に認定証―球団公式のお墨付き

 北海道日本ハムファイターズしらおい後援会(村上栄子会長、250人)は19日、札幌の球団事務所で津田敏一社長から「オフィシャル(公式)後援会」の認定証を受け取った。オフィシャル後援会の認定は37カ所目。

 認定証授与式には村上会長、田野畠靖副会長、紺谷浩光幹事長、小倉雅彦事務局長、事務局員の八谷優子さんが臨み、村上会長が「オフィシャル後援会と認定します」と書かれた認定証を受け取った。同会長は「認証に恥じないよう、頑張りたいと思います」と力を込めた。

 認定証は白老町大町に今年7月に開設する「ファイターズハウス」に展示することにしている。

 2008年(平成20年)に設立された同後援会は、4月から10月にかけての公式戦応援ツアー、新入学児童への学用品寄贈、町立図書館への日ハム関連書籍寄贈、白老町文化祭参加など活発な活動を繰り広げている。
(富士雄志)






【2013年5月22日(水)夕刊】より


   ■ 室蘭市内トップを切り桜が丘小が修学旅行に出発

 室蘭市内18小学校のトップを切って、桜が丘小学校(黒須敦子校長、142人)の6年生22人が22日朝、修学旅行に出発。仲間との最高の思い出づくりの旅に向かった。

 日程は1泊2日で行き先は札幌・小樽方面。きょう22日はキリンビアパーク(千歳市)や北海道開拓の村(札幌市)に足を運んだ後、札幌ドームでプロ野球・北海道日本ハムファイターズ対東京ヤクルトスワローズを観戦する。あす23日は小樽市内で水族館の見学と自主研修を行い、学校へ戻る。

 午前7時35分からの出発式では黒須校長が「楽しみながらしっかりと勉強してきましょう。保護者の皆さんも子どもたちの土産話を楽しみにしてください」とあいさつ。添乗員らから諸注意を聞いた児童はバスに乗り込み、教職員や見送りに来た保護者らに「行ってきます」と元気よく手を振っていた。

 桜が丘小以外の修学旅行は天沢小と旭ヶ丘小が1学期中に行い、残る15校は9月に実施。行き先は札幌・小樽方面と函館方面に分かれているが、函館方面を選ぶ学校が多くなっている。
(有田太一郎)



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