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【2013年5月20日(月)朝刊】より



   ■ 室蘭市の地域コミュニティー支援、防災や定住など継続

 室蘭市は、2013年度(平成25年度)に取り組む政策課題をまとめた。地域コミュニティー活動に対する支援策など新規と継続合わせて5項目12件。部長職以上でつくる政策推進本部会議が、各部局の横断的な情報共有を図り、政策課題の解決に当たる。

 市が抱える行政、政策課題にスピード感を持って対応するため、各部が抱える行政課題をリストアップした。

 政策課題のうち主な新規は6件。市民力を生かしたまちづくりでは、地域コミュニティー活動に対する支援策を検討する。各町内会館の老朽化や連合町会事務局の自立、市会館の在り方など、地域コミュニティーに関する支援の在り方を総合的に検討し、町会などの地域自治組織と行政の役割分担を明確にする。

 公共施設の再編整備は、複合公共施設の基本計画の策定をはじめ、耐震性がないと診断を受けた日の出町の公設地方卸売市場は、施設の在り方について13年度内に一定の方向性が出せるよう検討を進める。栄町の市役所分庁舎と本町の保健福祉分庁舎は、移転先の確保について検討を進める。

 地域経済対策では、PCB(ポリ塩化ビフェニール)廃棄物処理事業への対応として処理期限延長などにかかわる対応策を検討する。再生可能エネルギーなどの利用促進は、国の動向を見据え、太陽光以外の風力や水力などを含めた事業者の誘致など今後の方向性の検討を掲げた。

 行財政改革では、人材育成基本方針と補助金の見直しを検討していく。

 継続項目は、防災や人口定住策、地域コミュニティー交通―など。このうち市民の関心が高まっている災害対応力の強化は、13年度に2回実施を予定している大規模避難訓練を踏まえた課題整理や備蓄品の配備、効果的な防災行政無線の整備などの検討を進める。

 懸案となっているJX日鉱日石エネルギー室蘭製油所の精製停止、長ア屋室蘭中央店の跡地、JRAウインズ室蘭の閉鎖―の各問題に対する対応はその都度本部会議に報告し情報共有と協議を進めることにしている。
(野村英史)





   ■ 室蘭市が監視カメラ設置―廃家電の不法投棄防げ

 室蘭市はこのほど、後を絶たない不法投棄対策の一環で、市内に監視カメラを設置した。環境省北海道地方環境事務所から貸与を受け数カ月間、効果を検証する。設置場所や台数は非公表。毎年100件超の廃家電の投棄が確認されており、抑止力が期待されている。

 市がまとめた廃家電不法投棄状況では、2012年度(平成24年度)の速報値でテレビが78件、冷蔵庫16件、洗濯機8件の合わせて102件。地デジ化された11年度のテレビ142件と比べほぼ半減しているものの、10年度以前の水準を維持し、投棄が後を絶たない状況が続いている。

 市は同事務所から監視カメラの貸与を受けて設置した。市内で不法投棄の多い場所に2カ月程度設置。期間中、設置場所を変更しカメラの効果を検証する。「監視中」と書いた看板の設置も検討している。

 市環境課によると、観光道路沿いや八丁平周辺、香川町、室蘭岳周辺などで不法投棄が相次いでいる。先月下旬から3週間で、住民からメール1件、電話3件の不法投棄の情報が寄せられた。連絡を受けた職員は投棄物から手掛かりを探し、警察に情報提供している。実際に投棄した人物を特定したケースもあるという。

 同課は「カメラ設置は高価なため、抑止効果を検証したい。不法投棄を見かけた人は、車のナンバーなどの情報提供をお願いしたい」と呼び掛けている。来月には西いぶり定住自立圏の構成市町と統一パトロールも実施予定で、防止に一層力を入れる。
(粟島暁浩)





   ■ 室蘭市民パークゴルフ大会、和やかでも真剣勝負

 室蘭市体育協会主催の室蘭市民パークゴルフ交流大会が19日、室蘭市祝津町の白鳥大橋パークゴルフ場で開かれた。男子は谷正一さん、女子は東海林栄子さんが優勝。男女上位5人は8月の西胆振フェスタに室蘭チームとして出場する。

 15回目の今回は100人が出場。開会式で主催者の今泉勁介体協専務理事、来賓を代表して協賛する室蘭民報社の高木忍取締役編集局長がそれぞれあいさつしゲームに入った。

 愛好者は和やか雰囲気の中、交流を深めつつ勝負に真剣に挑んだ。コースを読んで慎重にショットし、ボールの行方に一喜一憂。各自は室蘭代表を目指し全力を出し切っていた。
(奥村憲史)

 優勝者以外の結果は結果は次の通り。

▽男子 (2)菊地建三(3)増田明男(4)大津光男(5)中里光男
▽女子 (2)佐藤エイ子(3)阿閉百合子(4)辻元昭(5)伊藤富子





   ■ すこやかロード認定記念―室蘭・地球岬散策路を巡る

 室蘭市内の地球岬周辺とイタンキ浜の2地域がすこやかロード認定されたのを記念した「花たちとの再会ウオーキング」(市主催)が19日、同市内で開かれた。市民や愛好者ら約200人が、開運公園(幸町)発着の地球岬散策路を巡る5キロ、8キロの2コースを歩き、春の野草に出合っていた。

 道と道健康づくり財団が昨年2地域を認定した。出発に先立ち、開運公園で開会式が開かれた。市の国枝信保健福祉部長は「水分補給をしっかりして楽しみながら歩いてほしい」とあいさつ。室蘭ウオーキング協会の原靖会長は「ウオークにはこれ以上ない天気。散策路ではさまざまな春の花が皆さんを待っています」と呼び掛けた。

 一行は体操で体をほぐした後、開校まもない室蘭西中学校前を通って観光道路に入り、地球岬を目指した。この日の室蘭は、曇りがちのやや肌寒い中、参加者は1時間弱で地球岬散策路へ。さっそくカタクリやニリンソウなどの出迎えを受け「きれいね」「来てよかった」と寒さを忘れていた。
(野村英史)





   ■ 登別まちづくり促進期成会が駅前と国道を春色に

 登別地区の活性化に取り組んでいる登別まちづくり促進期成会キラキラ部会(志賀俊哉部長)はこのほど、登別東町のJR登別駅と国道36号沿いで花植えに取り組み、”玄関口“を春色に彩った。

 同駅前にある銀のしずくロードの花の管理を行う「花ボラのぼりべつ」のメンバー14人が参加し、毎年この時季に取り組んでいる。家庭で花を種から育てる「里親事業」を実施しているのが特徴。今回はビオラ約300株を準備した。

 このうち同駅前花壇には160株を植えた。女性メンバーらが滴の形をしたイルミネーションの下の花壇に苗を一株一株丁寧に並べていた。

 志賀部長は「花壇づくりは10年目。水やりと手入れを愛情込めて会員が行っている。7月には夏苗に植え替えます」と話していた。
(粟田純樹)





   ■ 伊達・聖ヶ丘ナイン激励会、都市対抗「全国狙う」

 社会人野球の伊達聖ヶ丘病院硬式野球部(若松敦治監督)の激励会が17日、伊達市山下町のステーションホテルSANGAで開かれ、出席者130人が、都市対抗の全国出場を目指すナインの健闘を祈った。

 同野球部後援会の主催で、初めに金児満憲総監督を先頭に選手が入場。寿浅弘幸後援会長が「選手たちは仕事と練習を両立させながら野球を続けている。彼らの努力を無駄にしないためにも、球場に行って声援を送ってほしい」とあいさつした。

 チームを代表して若松監督が「今シーズンは結果にこだわってやっていきたい。若い戦力も加え、チームが一つになって都市対抗出場を目指します」と、24日に開幕する都市対抗北海道地区一次予選の必勝を誓った。

 今季初の公式戦となった室蘭支部大会(5日、苫小牧市営緑ケ丘球場)では、1回戦で室蘭シャークスを延長十回タイブレークの末に退け、決勝もWEEDしらおいに快勝し初優勝を果たすなど、幸先の良いスタートを切った。都市対抗一次予選は25日の2回戦から登場し、札幌倶楽部と小樽野球協会の勝者と対戦する。
(菅原啓)





   ■ 3高校が伊達で合同公演―若者の葛藤、希望を熱演

 伊達緑丘、室蘭清水丘、登別明日中等教育学校(後期課程)の3校演劇部による高文連室蘭支部合同公演「いい湯だな〜ツクシ山の空〜」が19日、伊達市松ヶ枝町のだて歴史の杜カルチャーセンターで上演された。

 24回目の合同公演には、3校の部員ら46人が参加。脚本は伊達緑丘の寺沢英幸顧問が書き下ろし、3月半ばから出演者はじめ演出、大道具など各部門で稽古や準備を進めてきた。

 火山の噴火と温泉で有名になった観光地を舞台に、過去の災害と向き合いながら、精いっぱい今を生きる若者らの葛藤や希望をユーモラスに描いた群像劇。さわやかな高校生らの熱演に、詰め掛けた父母や同級生たちは静かに見入っていた。
(菅原啓)





   ■ 苫小牧で全国陶器まつり―有田、備前など50万点展示

 苫小牧市若草町の若草中央公園特設会場で18日、「土と炎の祭典・全国陶器まつり」が14産地の約50万点を集めて始まり、愛好者らでにぎわっている。26日まで。

 同まつり振興会(名古屋市、若林義治代表)の主催。毎年全国の20カ所で行われる人気の企画で、苫小牧では7年ぶり2回目の実施となった。

 会場には「有田」「備前」「益子」などの有名窯元の”自信作“がズラリ。価格も100円の日用食器から人間国宝が手掛けた数百万円の美術品までさまざまで、来場者は気に入った皿や茶わんを手に取り、じっくりと品定めしていた。

 若林代表は「お好みの品を探しに、ぜひお早めにご来場を」と呼び掛けている。期間中は毎日午前10時〜午後6時の開催。
(伊藤洋志)






【2013年5月20日(月)夕刊】より


   ■ JX室蘭がSD安全大会―2千人が無事故誓う

 JX日鉱日石エネルギー室蘭製油所(室蘭市陣屋町、三ツ井克則所長)が11日から本格実施している、4年に1度の大規模定期消火工事(メジャーシャットダウン=メジャーSD)の安全大会が20日朝、同製油所構内で開かれた。作業がピークを迎える中、関係者ら約2千人が点検・補修工事中の無事故・無災害を誓い合い、本格的な工事に入った。

 4年に1度のメジャーSD。開放点検する機器は約400基で開放率は34%。前回の2009年(平成21年)のメジャーSDより、装置の法定点検年限の巡り合わせで21ポイント減となった。

 午前7時50分からの安全大会は、SD元請け業者で構成する労働災害防止協議会(会長・影浦克哉・新興プランテック室蘭事業所長)の主催。黄色や青、緑など色とりどりのヘルメットを着用した作業員を前に影浦会長は「安全大会を契機に、だれ一人けが人出さず対応できるよう緊張感と思いやりを持って毎日の安全作業に努めたい」と決意を述べた。

 続いて、発注者を代表して三ツ井所長は、1956年(昭和31年)の原油処理開始から今年で57年を迎えることに触れ「来年4月に石油精製装置を止め石油化学工場となる。3割の装置は今回でメンテナンスを終え停止する。57年間、先輩を含めみなさんで動かし、メンテナンスしてくれたことを踏まえ、立派なSDにしてもらいたい」と呼び掛けた。

 室蘭労働基準監督署の小西利典次長の安全講話に続き、施工者を代表し下野悟志・鹿島エンジニアリング安全専任者が安全宣言。新興プランテックの森元樹工事監督が、指差し呼称や声掛けの徹底など3項目の安全唱和を行った。この後、作業員らはそれぞれの持ち場に移動し、作業に取り掛かった。

 期間中の稼働人員は延べ4万人、1日平均1600人、最大で2100人を見込む。経済効果は地元工事会社への発注額で16億円。作業員の宿泊や食費などで2億円の合わせて18億円と試算。全面再開は6月19日を予定している。
(粟島暁浩)



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