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【2013年5月17日(金)朝刊】より



   ■ やっと咲いた―室蘭のサクラ、観測史上3番目に遅く

 室蘭地方気象台は16日午後、室蘭市海岸町の室蘭八幡宮境内にあるサクラ(ソメイヨシノ)の標本木の開花を発表した。

 今季の開花は平年に比べ10日、昨年に比べ7日遅い。5月に入り気温の低い日が続いたため、観測史上3番目の遅さとなった。

 この日は午前中から日差しが注いだ。最高気温は17・0度と今季最高。同宮の標本木には、久しぶりの春らしい陽光を浴びて数輪の花びらが薄桃色を放った。出向いた同気象台職員が目視で5輪以上の開花を確認した。
(吉本大樹)





   ■ 室蘭・高平と本輪西の統合小、来年度から大規模改修

 室蘭市教育委員会は16日、2016年度(平成28年度)に開校を予定している高平小と本輪西小の統合校の基本設計を公表した。体育館に多目的ホールを増築する。同日の市議会総務常任委員会(岡田健一委員長、7人)に報告した。

 両小の統合は市の小中学校適正配置計画・第3期に基づくもの。本輪西小がハザードマップのがけ崩れ・土石流の危険区域に含まれるため、高平小を大規模改修して設置する。

 基本設計は12年度に実施。校舎にはエレベーターを新たに取り付け、玄関にはスロープを付けるなどバリアフリー化を図る。体育館には学校行事やスクール児童館などに活用する多目的ホールを増築する。

 学級数は普通教室12学級(1学年2学級)、特別支援学級2学級、通級指導教室4学級を想定している。

 グラウンドと体育館の間にある通路を体育館側に寄せることでグラウンドを拡張し、対角線で直線100メートルを確保する。校舎の八丁平側には59台分の駐車場を新設する。「詰め込めば100台の駐車が可能」(市教委)という。

 今後は本年度に実施設計、14、15年度に校舎と体育館の改修を終え、16年度の開校を目指す。

 立野浩靖委員(市民ネット・むろらん)は、スクールバスに配慮した設計になっているのか質問。佐藤学総務課主幹は「敷地内へのバス乗り入れも検討したが転回が難しい。バス通りでの乗降になる」と説明した。
(有田太一郎)





   ■ 北電室蘭支店で料金値上げ説明会、経営努力求める声も

 北海道電力の電気料金値上げ申請に関する説明会が16日、室蘭市寿町の北電室蘭支店で開かれ、同社の森昌弘常務取締役が申請の根拠となった財務状況の悪化や原価算定の概要を説明。出席した消費者団体や経済団体、市町の担当者らに理解を求めた。また、森常務は経営努力の一つとして「壮瞥町内の保養施設(洞爺翠湖荘)を売却する方向で検討を開始している」と明らかにした。

 北電が全道約40カ所で実施する説明会の一環。室蘭支店管内では21日に伊達市内でも開催する予定。この日は、胆振総合振興局、室蘭、登別、白老の各市町担当者、女性団体、消費者協会、商工会議所の代表ら13人が説明を受けた。

 説明に立った森常務は、泊発電所の長期停止により火力発電所の燃料費が大幅に増加し、経常損失が過去最大の1186億円となり、現行料金のままでは電力の安定供給に支障がある―とし「申し訳ないと思っているが、値上げを申請した」と事情を説明した。

 出席者からは「原発の再稼働が折り込まれているが、再稼働しない場合はさらに値上げするのか」「経営努力はしているのか」などの質問ほか「地域の経済にも影響はある。原発の安全審査を早急に行い道民の不安を解消した上で安定供給を」との要望もあった。

 森常務は「要望は今後の事業運営に役立てる」と述べたほか、経営努力について「保有していた出張者のための宿泊施設は売却した。また保養施設も売却を検討している」と説明した。

 洞爺翠湖荘について石黒基室蘭支店長は「地元に定着した施設ではあるが、売却先を含め慎重に取り組んでいる」とした。
(佐藤重理)


◆―― 街路灯も支出増

 北海道電力が今年9月から電気料金値上げを申請している中、室蘭市は街路灯電気料金の負担増を懸念している。市と町会が電気料金を負担している街路灯が約6300基、市の負担だけで年間約280万円の支出増が予想されている。町会では「会費の値上げが必要になる」と厳しい見方をしている。

 北電によると公衆街路灯の電気料金値上げは12%を予定。室蘭市の場合、街路灯1基で60ワットまでは市が負担し、60ワットを超える部分は町会が負担している。商店街など人通りの多い場所に60ワット以上の明るい照明を設置しているという。

 市生活環境部によると、街路灯の電気料金のうち市が負担している額は年間2400万円で、電気料金値上げで年間約280万円の増額になる。

 市担当者は「10〜3月の電気料金は2014年度(平成26年度)予算になるが、影響は計り知れない」と、厳しい表情だ。消費電力の少ないLED(発光ダイオード)街路灯への切り替えを進めているが、LED自体も高額なため、大規模な入れ替えは想定されていない。

 約400基を管理している母恋南町町会の加納正和会長は「昨年11月の暴風雪で、街路灯が破損し補修費がかさんだ。電気料金の値上げも含め町会費の値上げが必至だ」とし、今年一年を掛けて検討する方針。
(佐藤重理)





   ■ 室蘭・天沢小で学テ答案を誤って廃棄、保護者に謝罪

 室蘭市天沢小学校(一谷浩之校長、136人)で実施した学力テストの答案用紙の一部が、誤って破棄されていたことが16日分かった。2年生27人分で、同日開かれた市議会総務常任委員会(岡田健一委員長)で市教委が報告した。山田進教育長は「大変重要な問題であり、2年生へのケアも指導する。二度と起きないようにしていく」と陳謝した。

 報告によると同小は4月17日、2年生と4年生を対象に日本図書文化協会が作成する学力テストを同校独自で実施した。

 テストの形式は、問題用紙と解答用紙が2年生は一体で、4年生は別になっているが、担当教諭は両学年とも別々になっている―と誤認していたという。

 このため、教諭は翌日、業者に4年生の参加名簿と解答用紙が入ったビニール袋を渡した際、この中に2年生の解答用紙も入っていると思い込んでいた。

 5月1日になって問題用紙を処分するため、両学年からサンプル問題を1部ずつ残し、それ以外は校内のごみ箱に捨てた。

 連休明けの7日、業者から学校に「2年生の答案用紙がない」との連絡があり、この時初めて教諭は2年生だけが「問題と解答の用紙が一体だった」ことが分かったという。校内で捨てられたごみは既に回収、焼却施設で焼却されていた。

 同校は8日のPTAの役員会で状況を説明し謝罪。全保護者に謝罪文を送り児童に直接謝ったほか、2年生の保護者への家庭訪問も行った。問題用紙には児童の氏名を書く欄があるが、個人名の流出はない。2年生はテストを再度受ける。

 市教委は13日の校長会議で全25小中学校に試験問題の厳正な取り扱いなどを通知した。中澤昌弘学校教育課長は「組織のチェック機能が不足していた。道教委に報告しており、責任の所在は道教委の対応を待ちたい」と述べた。
(有田太一郎)





   ■ 登別温泉にタイからの旅行者急増、直行便効果大きく

 タイから登別温泉を訪れる旅行者が急増している。2012年度(平成23年度)の旅行者は集計途中だが4千人に迫る勢いを見せ、震災前も超えて過去最高となる見通しだ。年々高まる北海道人気を、昨年10月就航の新千歳直行便が後押しした。従来は冬場中心だったが通年化の傾向もあり、新規需要として期待が高まっている。

 12年度に登別を訪れたタイ旅行者は集計途中の最新データでは3728人で前年度比5倍強の増加。これは11年度の震災の余波もあるが、震災前の10年度と比較しても3・2倍の入り込みとなっている。

 登別を訪れる外国人で多いのは、台湾が年間で約10万人、韓国約4万4千人、香港約2万2千人、中国約1万3千、シンガポール約1万1千人―だが、タイは約4500人のマレーシアと並び、新興勢力となっている。

 登別市がタイからの旅行者を個別にカウントしたのは07年度からで、この時はわずか66人だった。以降は順調な伸びを見せ10年度は初めて千人の大台を突破したが、翌年の震災で半減。12年度から一気に回復した。

 市観光室によると「タイはもともと親日。日系企業も多く、食への抵抗感がない。ここに北海道を挙げた誘客戦略、直行便就航が奏功し、富裕層を中心に『自然、温泉、雪、花』を求めて来道する人が増えている」と言う。

 実際、12年度は上半期から宿泊者が前年度比5倍の好調さを見せ、直行便就航後の下半期はさらに多い6倍超の宿泊を記録している。

 当然、温泉街の期待も大きい。登別温泉ホテルまほろばの中江康人支配人は「従来は冬中心だったが、タイの旧正月の4月の宿泊増も顕著。今月も報奨旅行だけで300人近い入り込み。十分期待しています」と話している。
(鞠子理人)





   ■ 伊達で考える子ども塾あすスタート、学ぶ楽しさ体験

 伊達市の退職教員らがボランティアで運営する「つくろう・遊ぼう・考える子ども塾」が18日、伊達小学校を会場にスタートする。6年目となる今年は来年3月までの毎月第3土曜日に開催する。

 伊達小、伊達西小校区の2〜4年生を対象にした遊びと学びの広場で、参加は自由。元教諭らが学校とは一味違う活動プログラムを用意し、「学ぶ楽しさ、友達と遊ぶ面白さを体験してもらいたい」(岩館晴次郎代表世話人)としている。

 今年は17人の登録児童数でスタートするが、参加希望者はいつでも登録できる。元教諭を中心に14人で指導するが、「多くの児童を受け入れるには人手が必要」とボランティアスタッフも募集している。

 第1回の18日は午前10〜11時半に開催。「楽しい音楽」「楽しいゲーム」のプログラムを予定している。

 希望者は岩館さん(電話23局4407番)、伊達小(同23局3033番)に申し込むとよい。
(伊藤教雄)





   ■ 洞爺湖町が修学旅行の天理中生を歓迎しセレモニー

 過去2度の有珠山噴火で、洞爺湖町内の災害復旧活動を展開してきた天理教を運営母体とする奈良県の天理中学校(山本洋校長)の修学旅行団が15日、洞爺湖温泉に1泊し、宿泊先のホテルで町主催の歓迎セレモニーが開かれた。

 同校は10年前から道内で修学旅行を実施しているが、宿泊を伴う洞爺湖町への訪問は今回が初めて。3年生199人は15日に出発し、最初の宿泊地として洞爺湖を訪れた。

 天理教は有珠山が噴火した1977年(昭和52年)、2000年(平成12年)の2度にわたり、「災害救援ひのきしん隊」を町に派遣。00年噴火では噴火後の温泉街などで除灰作業を行ったほか、西山山麓火口散策路の木道整備などにも尽力した。

 現在も緑化活動やツーデーマーチのコース整備に北海道教区青年会が携わるなど1977年噴火以来、町とのつながりは深く、初めて洞爺湖温泉に宿泊する修学旅行団を歓迎しようと企画した。

 宿泊先の洞爺観光ホテルで出迎えた真屋敏春町長は「火山の恵みである温泉にゆっくり漬かり、旅の思い出をつくってください」と歓迎の言葉と、記念品として日付などの彫りが入った特製の「洞爺湖木刀」を贈った。

 生徒を代表し、木下こころ生徒会長が「旅行を通して一生の宝物を見つけたいと思います」と抱負を述べた。一行は16日に有珠山の西山散策路を見学後、ニセコ町に移動した。旅行最終日の17日は、小樽市内での研修や札幌市内観光を予定している。
(菅原啓)





   ■ 虎杖浜「3大祭」を7月27、28日の2日間に拡大

 白老・虎杖浜竹浦観光連合会(広地紀彰会長)の2013年度(平成25年度)総会が16日、白老町竹浦のホテル和秀で開かれ、昨年初めて開催し約1500人が来場した「虎杖浜かに・たらこ・温泉3大祭」を2日間の日程に拡大することなどを決めた。

 「3大祭」は7月27、28の両日、アヨロ温泉駐車場で開催する。新たに子ども向けイベントとしてニジマスのつかみ取り、毛カニ釣りなどを予定。夜のイベントとしてビアガーデンを新規計画している。

 「イベントや企画の発信拠点」となる情報館の推進を事業計画に引き続き盛り込んだ。「登別と連携して進めたい」(広地会長)といい、地域経済効果の調査や補助金活用の検討などを行う。

 このほか(1)苫小牧での白老フェア開催(2)登別港まつり、飛生芸術祭との連携(3)バスツアー誘致(4)宿泊商品の開発(5)スタンプラリー(6)情報誌の発行―などの実施を決めた。

 総会には23人が出席。広地会長は「出来ると信じることから全てが始まる。私たちの目的は地域の繁栄と事業の発展向上です。新体制となって1年がたち、もう一度チャンスに向かいたい」とあいさつした。
(富士雄志)






【2013年5月17日(金)夕刊】より


   ■ 当たってほしい1億円、室蘭でもドリームジャンボ発売

 1等1億円が当たる「ドリームジャンボ宝くじ」と1等10万円が4万本ある「ドリーム10(TEN)」が17日、全国一斉に同時発売された。室蘭市内の売り場でも夢をつかもう―と市民らが買い求める姿が見られた。

 東町の室蘭イオンチャンスセンターには、午前10時の開店前から宝くじファンが列をつくった。ドリームジャンボのバラ20枚を購入した中島町、男性(72)は「何十年も買っているけど当たったことがない。当たってほしいね」と願っていた。

 賞金と当選本数は「ドリームジャンボ」が1等(1億円)161本、1等の前後賞(500万円)322本、1等の組違い賞(10万円)15939本、2等(100万円)2300本など。

 「ドリーム10」は1等(10万円)4万本など。いずれも1枚300円で6月7日まで発売する。抽選日は6月20日。
(奥村憲史)



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