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【2013年5月15日(水)朝刊】より



   ■ JX日鉱日石エネ室蘭製油所が新入社員の座禅研修

 JX日鉱日石エネルギー室蘭製油所(室蘭市陣屋町、三ツ井克則所長)は14日、伊達市元町の大雄寺(奥村孝善住職)で2013年度(平成25年度)新入社員を対象にした座禅研修を行い、5人が精神修養に励んだ。

 同社の入社式は先月1日に東京で行われた。室蘭製油所に配属の高卒者5人は先月7日から同製油所で研修を受けている。同寺での座禅は毎年恒例だ。

 5人の研修は午前9時、境内清掃で始まった。この後、本堂で奥村孝裕副住職の法話と読経を聞いて座禅堂へ。壁に向かって座り、背筋を伸ばす。体が揺れると、奥村副住職の警策(きょうさく)が「ピシッ」と肩に響く。自らと向き合い、雑念を払った約40分だった。

 登別市出身の後藤大幹さん(18)は「心がすっきりしました。心機一転、新人5人で協力し合って研修に臨み、地域に貢献できるような社員になりたい」と語った。
(粟島暁浩)





   ■ 室栄高サウンド響け、18・19日に初の2日間公園

 室蘭栄高校吹奏楽団(塙祐美団長、60人)の第44回定期演奏会が18、19の両日、室蘭市文化センターで開かれる。団員たちは最高の演奏を届けようと、日々練習に励んでいる。昨年の定期演奏会では約1200人が来場し大盛況だったこともあり、今年初めて2日間公演が実現する。両日ともプログラムは同じ。

 高校の定期演奏会で2日間公演は全道的にも珍しく、室蘭市内では初めて。

 これまで、800人前後だった来場者は3年前から急増。「リピーターが増えたのは、栄高サウンドが市民に愛され、いいパフォーマンスをしている証拠」と、続木辰也顧問は2日公演を目標としていたという。就任8年目にして「ようやく目標達成できた。生徒たちのおかげ」と話した。

 演奏会は3部構成。第1部のオープニングを飾るのはポール・デュカス作曲の「ラ・ペリ」のファンファーレ。金管セクションのみで演奏されている原曲を吹奏楽用にアレンジした。吹奏楽コンクール課題曲「エンターテインメント・マーチ」、東日本大震災の復興支援のために発表された「陽はまた昇る」と続く。

 第2部は団員らが自ら企画構成したステージで、懐かしの昭和アイドルから今流行の平成アイドルまでのメドレーを披露。「子どもから高齢者まで楽しめる選曲にしました」と塙団長。第3部は、白雪姫やライオンキングなどディズニー映画の名曲が登場し、夢の国へ誘う。

 塙団長は「初の2日間公演で力が入ります。よい形に仕上がってきたのであとは磨きを掛けるだけ。昨年よりさらにグレードアップした栄高サウンドを楽しんでもらいたい」と来場を呼び掛けている。

 18日は午後5時開演。19日は同2時開演。入場料は500円(小学生以下は無料)。
(石川綾子)





   ■ 室蘭・八丁平小に「校長文庫」、学年超え交流の場

 室蘭市八丁平小学校(澤田光男校長、515人)の校長室には「校長文庫」と呼ばれる本棚がある。千冊以上の蔵書はすべて澤田校長の私物。中休みや昼休みに“開館”すると児童が続々と訪れ、読書を楽しむ。本に親しむきっかけを作り出しているのはもちろん、学年を超えた交流の場となっている。

 「失礼します」

 休み時間を知らせるチャイムが鳴ると、ほどなくして児童が校長室のドアをノック。中に入った児童は、本棚からお目当ての本を手にして読んだり、貸し出しの手続きを行う。「校長先生、この本読み終わりました。面白かったです」「続きはありませんか」「借りていっていいですか」。開館中は常に児童の声が響き渡る。澤田校長が不在だったり、校長室が使えない時は閉館となる。

 校長文庫は、澤田校長が絵鞆小校長時代の2005年(平成17年)から始まった。「授業や集団生活になじめない児童の心を落ち着かせる場所」(澤田校長)がきっかけだったが、利用は全校児童に広がり、前任の海陽小でも人気を博した。

 蔵書はすべて澤田校長が自ら購入したもの。日本の歴史や三国志、宮澤賢治や吉田松陰、安藤百福といった人物の伝記はじめ、手恷。虫の代表作であるブラックジャックや火の鳥、源氏物語あさきゆめみしなど幅広く取りそろえている。児童向けが大半だが、指導方法や学級経営などを解説する教職員向けの資料も豊富にそろっており、日々の教育に活用されている。

 八丁平小では“校長文庫”の影響で一人の児童が1年間に読む本の数が平均11冊から同33冊へと3倍になった。澤田校長は「学年の枠を超えて児童が集まるので、人間関係を育てる場にもなっている。子どもたちには歴史物など長編の作品を読んでもらいたいですね」と話している。
(有田太一郎)





   ■ ホタテおいしい、室蘭の老健施設で職人が寿司振る舞う

 室蘭市知利別町の介護老人保健施設憩(足永武施設長)は14日、昼食時に、にぎり寿司を振る舞った。入所者、通所の利用者ら約100人が本格的な寿司を堪能し、笑顔が広がっていた。

 握りたての寿司を味わってもらおう―と初めて企画。給食事業を手掛ける日総(札幌市)の社員らが協力。施設内には、特設のカウンターが設けられ、「だんなさんは何にしますか」「マグロを一つもらおうか」など、寿司店さながらのやり取りが交わされた。

 お年寄りらは、出された寿司をゆっくりと口に運んでは「すごいね、本格的だ」「このホタテ、甘くておいしいね」と頬を緩めていた。
(野村英史)





   ■ 登別・三愛病院が看護の日で事業、健康相談が人気

 三愛病院の看護師らスタッフが14日、登別市中央町のショッピングセンター・アーニスで、健康チェックや栄養相談などを実施、市民に助け合い社会の大切さを広くPRした。

 5月12日の「看護の日」にちなんだ事業。地域住民に健康への関心を高めてもらう目的で毎年行っている。病院と地域との交流も狙いの一つ。看護師や栄養士ら22人が応対した。

 1階ホールには健康や栄養、在宅医療に関する相談コーナーが設けられ、朝から混雑した。体脂肪や血圧などの測定コーナーも人気だった。患者による手工芸作品展も、来場者を楽しませていた。

 今年のメーンテーマは「看護の心をみんなの心に」、サブテーマは「地域にふれあう看護を目指して」に設定した。きょう15日は午前10時から、同病院で行われる。
(鞠子理人)





   ■ 伊達・大雄寺フェスタ実行委、イベントは来月29・30日

 地域に開かれた寺を目指し、伊達開拓の歴史と文化に触れる大雄寺フェスタの実行委員会(坂守昭実行委員長)の総会が13日、伊達市大町の大雄寺で開かれ、6月4日と同29、30日の3日間とする今年の開催日程及び内容を確認した。

 同フェスタは、亘理伊達家の初代当主・伊達成実公の命日、6月4日に成実公と同寺を建立した15代・邦成公を祭った境内の御霊屋(みたまや)を開く「御開帳法要」を地域にアピールし、開拓の歴史と文化を伝えるイベントとして2005年(平成17年)から始まった。

 例年、開帳法要を中心に日程を調整しているが、今年は6月4日に法要を行い、3週間余り後の同29、30日にイベントを開催する。

 変則的なスケジュールとなるが、内容は従来通り「開く・聴く・見る・食す・学ぶ」の五つのテーマに分かれ、法話やジャズライブ、精進料理などさまざまな企画や体験メニューを通して、寺の役割や魅力を感じてもらう。

 大雄寺の奥村孝善住職は「開催まで時間は限られるが、毎年来られる方から初めての方まで、誰もが楽しめる内容を目指す」と各部会メンバーに協力を呼び掛けた。
(菅原啓)





   ■ バス停待合所きれいに、来月から洞爺湖町が9カ所改修

 洞爺湖町は地域住民の要望に応え、本年度予算にバス停留所の待合所9カ所の更新整備費用567万円を付けた。町単独事業で、6月上旬から工事着手する。

 老朽化が進んだ待合所を整備し、住民や利用者の利便を図る。工事は建て替えと化粧直しの2本立て。

 国道37号沿いの高砂ひろば前、清水団地前、赤川橋ウロコ前、板谷川交番前など7カ所の待合所を建て替える。虻田高校前にある2カ所の待合所の外装を塗り替え、きれいにする。

 これら待合所の一部は道南バスの所有だが、更新整備は全て町単独で実施。6月上旬から順次工事を進め、約2カ月で仕上げる。

 担当者は「バス停待合所が古めかしいのは観光地・洞爺湖町のイメージダウンにつながる。着手後は素早く工事を終えたい」としている。
(伊藤教雄)





   ■ 白老・倶多楽湖のヒメマス釣りが5年連続して中止に

 いぶり中央漁業協同組合(中出正組合長)は、遊漁者を対象にした白老・倶多楽湖のヒメマス釣りを5年連続して中止にすることを決めた。魚体の小型化が改善しないため。

 同漁協が9、10の両日、湖に網を入れて調査したところ、体長は10センチ程度だった。かつては40センチ前後を札幌方面に出荷していた。

 魚体の小型化は、ヒメマスが餌にしているミジンコ類の動物性プランクトンが「ほとんど見られない」(同漁協)のが主要因。加えてヒメマスの量が多く、餌となる動物性プランクトンとのアンバランスによって成長が阻害されているとみられる。

 道立総合研究機構さけます・内水面水産試験場(恵庭)の調査で一昨年は約7万匹、昨年は約9万匹の生息が推定された。その間、同漁協は、餌量とのアンバランスを解消するため約7万6千匹を間引きした。

 ヒメマス釣りは5年前、5月から7月までの遊漁期間中、184人の愛好者が釣りを楽しんだ。その翌年、魚体の成長が芳しくないことから、大雨災害の影響があった1984年(昭和59年)以来25年ぶりの中止を決めた。

 同漁協は15、16の両日、定置網で倶多楽湖のヒメマスを間引きする予定。
(富士雄志)






【2013年5月15日(水)夕刊】より


   ■ 室蘭・海星学院高生徒会が今年も途上国に学用品寄贈

 室蘭・海星学院高校(香川謙二校長、196人)の生徒会(笹原伸美会長)は、国際協力機構(JICA)の「世界の笑顔のために」プロジェクトに今年も参加。開発途上国に送る学用品などを集め終え、協力してくれた市民らに感謝している。

 同プログラムは、開発途上国で必要とされているスポーツや文化、教育、福祉などに関係する物品の提供者を日本国内で募り、JICAが派遣しているボランティアを通して世界各地へ届ける計画。同校では昨年から取り組んでいる。

 今年は彫刻刀や絵の具セット、バスケットボール、こいのぼり、絵本など100点を超す品物が、市民や隣接するベネディクト幼稚園(小林薫園長)から寄せられた。受け入れの可否を確認した後、東京都内にある倉庫に送る。

 笹原会長は「私たちの活動に協力していただき感謝しています。寄付していただいた物品が世界で活躍するよう、JICAに引き渡したいと思っています」と話している。

 生徒会ではカンボジアで必要とされているリコーダーと鍵盤ハーモニカの提供も呼び掛けている。問い合わせは同校、電話0143・46局8888番へ。
(有田太一郎)



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