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【2013年5月14日(火)朝刊】より



   ■ 室蘭アームレスリング連盟の伊藤会長が再び世界切符

 室蘭アームレスリング連盟会長の伊藤和也さん(43)=室蘭市八丁平=が世界大会の選考を兼ねた第20回全日本マスターズ選手権の左腕100キロ級で2位に輝き2度目の世界への挑戦権を得た。昨年、右肘を手術し再起を懸けて臨んだ大会だっただけに喜びもひとしお。「一つでも多く勝ちたい」と意気込んでいる。

 伊藤さんは2年前の第18回大会で無差別級左右両部門で優勝。初の世界大会は「右」6位、「左」8位の成績だった。しかし帰国後、20年以上無理を重ねた右肘は悲鳴を上げ、昨年の全日本選手権は途中棄権。「まだアームレスリングを続けたい」。昨年11月、右肘にメスを入れた。

 全身の筋肉を均等に鍛えなければ体のバランスは崩れる。さらに「(左腕で勝負した場合)右手でグリップを引き寄せることが重要」(伊藤さん)。痛みを耐えた苦しいトレーニングを乗り越えた。2年前の世界大会で会った尊敬するウクライナ選手のアドバイスを実践し実力を上げた。

 「出るからにはまた世界へ」と臨んだ4月28日、埼玉県であった今大会。6階級に計200人が出場した。ダブルイリミネーション(敗者復活戦)のトーナメント戦で競った。伊藤さんが出場した100キロ級には20人が出場した。

 初戦で85キロ級3連覇し階級を上げてきた強豪に勝利すると、勢い止まらず決勝へ。王者奪還を懸けた一戦は「気負ってしまった」。2ファウルで敗退の2位の結果も「試合中は痛みは感じなかった。うれしかった」

 左の無差別級にもエントリー。20キロ以上体重差がある相手を次々と撃破し3位入賞。「自信になった」。今大会の成績が評価され9月にポーランドで開かれる世界大会出場権利(80キロ、90キロエントリー資格)を引き寄せた。

 伊藤さんは「一つでも上を目指したい。(2度目で)気持ちに余裕はあるが、世界の強さも怖いほど知っている。しっかりトレーニングする」。来年9月にはアジア大会が日本で開催される。「アジア大会の予選(来春)までに『右』でも挑戦できるようにしたい」と力強く語った。
(奥村憲史)





   ■ 室蘭の小学生チーム「WIN海陽」悲願の全国出場へ挑戦

 室蘭市の小学生バレーボールチーム「WIN海陽」(山内直一監督)の女子チームが悲願の全国大会出場に近づいている。4月27、28日のドリーム杯第13回未来小学生バレーボール全道フェスティバル(釧路市)では準優勝、全道レベルの実力を証明した。今後の目標は7月に伊達市で行われる南北海道大会で優勝、全国大会の出場だ。

 釧路の全道大会には59チーム(女子)が出場。予選リーグを突破した海陽は、決勝トーナメント3試合を順調に勝ち上がり、決勝で北北海道ナンバーワンの「青葉鳥取AT1」と対戦。敗れはしたが、1セットを奪う粘りをみせた。

 さらに、この大会では、坂ほのか主将(6年)がベスト6入り、森脇千尋さん(同)が最優秀選手に選ばれている。

 現メンバーのチームは今年2月に結成。室蘭市内をはじめ、南北海道では無敗。函館や苫小牧などからチームが集まった5月の道南トップリーグ大会でも全勝優勝した。チームの持ち味は、160センチを超える大型選手を軸にした攻撃力。粘り強いレシーブとパワーのあるサーブも武器になっている。 

 今月18日には、全国大会につながるファミリーマートカップ第33回全日本バレーボール大会小学生大会室蘭地区予選が海陽小体育館で行われる。優勝すると、7月6日に伊達市で行われる南北海道大会に出場、ここで優勝すると悲願の全国大会出場だ。 

 山内監督は「攻撃力はある。守り切れるレシーブ力が全国出場の鍵になる」と最終調整に余念がない。坂主将(6年)は「今のチームは攻撃力があり、みんなで声を出して盛り上がれるチーム。6人だけじゃなく全員で戦って、全国へいきたい」と話している。
(高橋昭博)





   ■ 英のエレノアさんが室蘭・本輪西のクリニックで研修

 英国の家庭医療研修医のエレノア・トゥーメイさん(32)が、13日から本輪西ファミリークリニック(室蘭市本輪西町、草場鉄周院長)で、研修を受けている。英国と日本の家庭医療の違いや、家庭医に共通するスキルなどを学んでいる。

 エレノアさんは、日本プライマリ・ケア連合学会学術学会(17〜19日、仙台市)に参加するため来日。13日は訪問診療に同行したほか、カンファレンスでは佐藤弘太郎院長代行らの説明に熱心に耳を傾けていた。同クリニックでの研修は16日まで。

 英国は家庭医としての資格が必要。エレノアさんは2008年(平成20年)に英国の大学を卒業し、現在家庭医の資格習得を目指し、3年間の研修の最終年度を迎えている。

 英国では、地域の人口2500人程度を単位にして、1人の家庭医が健康を管理。医師は治療や薬の処方を行うほか、地域医療に関わる門番としての役割も担う―という。

 エレノアさんは「住民との人間関係が大事。患者とのコミュニケーションの取り方も、とても重要になる。家庭医としての質の高さや情熱、モチベーションの高さなどが勉強になります」などと話していた。
(松岡秀宜)





   ■ 室蘭・證誠寺で一足早くエゾヤマザクラ見ごろ

 桜の開花宣言が例年になく遅い室蘭。一足早く市内沢町の證誠寺(飯尾哲也住職)境内にあるエゾヤマザクラが見ごろを迎えている。樹齢約100年の老木の姿に付近住民が目を細めている。

 このサクラは1919年(大正8年)に室蘭を訪れた船乗りにより植樹されたと伝えられる。毎年4月下旬に開花するが、今年は寒さの影響から5月9日ごろに花を付けた。

 市内では早くから開花するとあって問い合わせが寄せられていた。飯尾住職は「保護のために善意を寄せてくれた方もいる。皆さんに愛されている木。ありがたいし、大切にしたい」と見上げた。
(奥村憲史)





   ■ 登別観光協会総会が新事業、旅行商品を企画販売へ

 登別観光協会の2013年度(平成25年度)通常総会と理事会が13日、登別温泉町の登別万世閣で開かれた。唐神昌子会長を再任、副会長3人全員が交代した。収益事業ができるよう定款変更し、地域の着地型旅行商品をまとめて企画販売する新事業に着手する。

 約40人が出席。唐神会長は観光地間競争の激化などを背景に、協会の体制一新と転換期を強く意識。重点目標に「25年後を見つめる1年」「温泉以外の魅力発見と話題作りの発信」「登別をともに盛り上げるファン獲得」を掲げた。

 事業計画では、新規で旅行商品の販売に取り組む。市から「観光地域づくりプラットフォーム構築事業」の委託を受けて実施する。総事業費は1千万円。市からの委託期間は来年3月末まで。

 旅行業の有資格者など専任職員2人を採用する。当面は滞在型観光プログラムの掘り起こしを進め、これらを結び付けた旅行商品を企画。年明けの販売開始を目指す。次年度以降も継続する。

 第50回の節目となる登別地獄まつりの事業費は4千万円で、前年度から4倍弱の規模に拡大した。開催日は8月23〜25日の3日間で、食の祭典などを新たに実施するほか、有名歌手を招いたステージを展開する。

 北海道新幹線開業に向けては、東北・北関東対象の観光・物産プロモーションを展開する。時期は未定。新幹線対応で先進的に取り組む函館国際コンベンション協会と連携協定を結ぶ。

 役員改選では唐神会長を再任。3副会長は勇退し、山内一博(登別グランドホテル)、白田明義(白田電気商会)、吉田武史(貴泉堂農水産部温泉市場)の3氏を新任した。
(鞠子理人)





   ■ 伊達市観光物産館増築へ―入り込み好調で1.4倍に

 伊達市は13日開かれた市議会全員協議会で、松ヶ枝町にある市観光物産館の増築計画を説明した。増築面積を約400平方メートルと想定し、合併特例債を財源として工事を実施。来年3月中旬の完成を目指す。

 観光物産館は道の駅だて歴史の杜のメーン施設。規模は鉄骨平屋建て995平方メートル。昨年4月に開業し、伊達産野菜を並べた直売コーナーが人気を集め、多くの買い物客を呼び込んでいる。

 初年度(4〜12月)の売り上げは3億700万円で、目標の1億8千万円を大幅に上回った。年間の入館者は約75万人で、リピーターも増えている。

 出展している登録農家は75戸、加工品業者は140社。好調な売り上げが続いているため、出展者は個人ブースや共有スペースの拡大を要求。新規出展の申し込みや問い合わせも相次いでいる。

 指定管理者の伊達観光公社(大坪鉄雄社長)は、こうした要望に応えるため、設置者の市と協議。市は災害時に強みのあるFM情報を発信するため、地域FMの放送スタジオを物産館内に設置する意向を示しており、同施設の増築が必要と判断した。

 事業費は実施設計の中で確定するが、今のところは約1億円と予想。6月定例会に実施設計の補正予算、9月定例会に本工事の補正予算を提出。施設正面と駐車場の間の通路を6メートル幅で敷地とし、冬期間に工事を進め、建物を増築する。
(伊藤教雄)





   ■ 壮瞥の予約制タクシー、2台体制で平日4便運行

 壮瞥町の予約制コミュニティータクシーの第2期実証運行が、13日から始まった。第2期では平日の毎日、伊達市内の医療機関との往復1便を含む計4便を運行し、自宅から行き先まで送迎する「ドアツードア」により利便性を高める。

 公共交通の空白地域や不便地域の解消を目的に、住民が利用しやすい運行形態の確立を目指し取り組む第2弾。仲洞爺、壮瞥温泉、昭和新山の「北西部」方面と、幸内、立香、久保内、弁景などの「東部」方面と区域を分け、それぞれ滝之町との往復3便、伊達市内医療機関への通院送迎1便を運行する。使用車両はジャンボタクシーと小型の2台体制。

 利用方法は町に事前登録した上で、運行業者「毛利タクシー」に利用前日までに予約する。利用料は片道100円。伊達市内へ通院利用の場合は片道500円。

 9月末までの実証期間終了後、10月1日から本格運行に移行する。町社会福祉協議会の福祉移送サービスも従来通り運行するが、本格運行後は統合する方針。問い合わせは町企画調整課(電話66局2121番)へ。
(菅原啓)





   ■ 白老・ファイターズハウス、横断幕や写真準備進む

 北海道日本ハムファイターズしらおい後援会(村上栄子会長、250人)は11日、会員や町民の親睦・交流の場となる「ファイターズハウス」の開設に向け、白老町大町の旧旅館に横断幕や日ハム選手の写真などを飾り付けた。あと2回の準備を経て7月12日に開設、8月10日までの約1カ月間、応援拠点として白老の中心地から気炎を上げる。

 稲葉篤紀、鵜久森淳志両選手が白老町の応援大使になり、ファイターズハウス開設の機運がぐっと盛り上がった。村上会長は「町民のコミュニティーの場になり、この商店街が少しでもにぎやかになれば」とも願う。旧旅館「柏村旅館」オーナーの柏村康治さんは「空き家でしたので使ってもらえてありがたいと思っています」と使用を快諾した。

 この日は後援会メンバー6人が開設準備に当たった。ホールや廊下に後援会の横断幕、稲葉選手など日ハム選手のプレー写真、ユニホーム、サイン入りボール、応援グッズ、町内保育園児が製作したマスコット「B・B」の張り絵、後援会の活動ぶりを伝える模造紙などを掲示した。

 同後援会は今月19日、札幌の球団事務所で道内37番目となる公認後援会の認定書を受け取る予定で、この認定書も展示する。開設期間中はファンとともに日ハム戦をテレビ観戦する場ともなる。

 2008年(平成20年)に設立された同後援会は、4月から10月にかけての公式戦応援ツアー、新入学児童への学用品寄贈、町立図書館への日ハム関連書籍寄贈、白老町文化祭参加など活発な活動を繰り広げている。
(富士雄志)






【2013年5月14日(火)夕刊】より


   ■ 本室蘭中が市内のトップを切り修学旅行に出発

 室蘭市内7中学校のトップを切り、本室蘭中学校(小場範夫校長、212人)の3年生70人が14日朝、修学旅行に出発。中学校生活で一番の思い出づくりの旅に向かった。

 同中の日程は2泊3日で行き先は関東地方。きょう14日は午後から東京の上野・浅草地区で自主研修を行い、あす15日は東京都内と鎌倉市内の2コースに分かれて築地市場や鎌倉大仏などを巡る。最終日の16日はJALの機体整備工場を見学し、午後5時ころに学校へ戻る。

 午前7時40分から体育館で行われた出発式では小場校長が「人に言われることなく早め早めに行動し、楽しく充実した修学旅行にしたい」とあいさつ。教諭らが関東地方との気温差に注意を呼び掛けた。

 キャリーバッグを手にした生徒たちは見送りに来た保護者に笑顔で「行ってきます」。これから始まる旅に期待を膨らませ、新千歳空港に向かった。本室蘭中以外の市内6中学校も5月中に修学旅行に出発する。
(有田太一郎)



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