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【2013年5月11日(土)朝刊】より



   ■ JX室蘭できょうから大規模SD―経済効果18億円見込む

 JX日鉱日石エネルギー室蘭製油所(室蘭市陣屋町、三ツ井克則所長)は、11日から4年に1度の大規模定期消火工事(メジャーシャットダウン=SD)に入る。来月19日までの予定。工事総額は前回2009年(平成21年)の46億円を2割ほど下回り、地元への経済波及効果は18億円を見込む。

 JX室蘭によると、新たな設備投資はなく、来年6月の石油化学工場への転換に向けた設備投資も、配管工事など最小限にとどまる見通し。点検する機器は約400基。開放率は34%、09年のメジャーSDより21ポイント少ない。点検は軽油脱硫装置を皮切りに順次、稼働を停止・開放する。

 今回の工事規模について、JX室蘭は「来年3月末の石油精製停止の影響ではなく、各装置の法定点検年限によるもの」と説明した。

 経済効果は地元工事会社への発注額で16億円。作業員の宿泊や食費など2億円と試算。期間中の稼働人員は延べ4万人、一日平均1600人、最大で2100人を見込む。室蘭、登別に500人ずつが宿泊予定という。

 作業は11日に始まり装置は6月12日ごろまで全面停止する。全面再開は6月19日を予定。5月20日に安全大会を開く。
(粟島暁浩)





   ■ 円安進み室蘭市内企業の反応―輸出に期待も心境複雑

 徐々に進んでいた円安がついに1ドル100円を突破したのを受け、室蘭市内でも輸入原料の価格上昇を懸念する一方で、輸出は有利との期待もある。各業界の声を拾った。

 今年4月から原料費調整制度を導入している室蘭ガスは算定基準となる液化天然ガス(LNG)価格などが上昇すると小売価格に反映される。

 同社は「原料費3カ月の平均値を2カ月後の料金に反映するため、変化は緩やかで実際に影響が出るのは3カ月程度先になる」と説明。急激な値上げにはならないと原料価格の変動に注目する。

 製品の6割以上を輸出している日本製鋼所室蘭製作所は「今後の輸出増加への期待はある」としつつも「合金鉄など輸入している原材料の値上がりの方が心配。灯油、ガソリンなどの燃料、電気の高騰も大きなマイナスになる。円安のデメリットの方が大きいのではないか。手放しでは喜べない」と複雑な心境をにじます。

 上光証券室蘭支店の柳田憲二支店長は「10日の日経平均株価は、午後1時40分ごろに1万4636円の高値を付けた後、少しだれてきたが、1ドル100円を超えたこともあり夕方に1万4607円に戻した。来週につながる良い終わり方になった」と話す。

 これまでの円高により輸出関連企業は1ドル80円程度を想定し事業計画を立てていたが、円安で決算が良くなり株価も上昇している―と分析する。
(佐藤重理、山田晃司)





   ■ 室蘭でギョウジャニンニク顔出す―強い香りで市民誘う

 ようやく春らしい陽気が続くようになった室蘭地方。室蘭の山林では、春の山菜の代表ギョウジャニンニクが顔を出し、独特の強い香りで市民らを誘い出している。

 ユリ科ネギ属の植物で強いニンニク臭を放つ。しょうゆ漬けにし保存したり、おひたし、天ぷらやギョーザの具材として調理され「春のごちそう」と人気を集める。

 室蘭市母恋南町の地球岬緑地散策路では、見ごろのカタクリの花と共演するように自生している。自然情報などを発信する室蘭ネィチャーオフィスの菅野三知博代表は「根を取らないなどマナーを守って」と話している。
(奥村憲史)





   ■ あすから看護週間―室蘭の各病院でイベント多彩

 看護の日(12日)と、看護週間(12〜18日)の記念行事が室蘭市内の各病院でも開かれる。

 日鋼記念病院では17日、介護・健康相談(午前10時〜正午)を実施するほか、子どもたちがメッセージ入りのポケットティッシュを配る「ちびっこナース」も登場。午後5時からは、ふれあいミニコンサートも開かれる。

 市立室蘭総合病院では13、14の両日、外来患者へのPR用ウエットティッシュを配布。看護師による血圧測定や健康・看護相談、栄養士による栄養相談、医療相談員による医療福祉相談、薬剤師による薬(ジェネリック薬品など)に関する相談など、各相談コーナー(いずれも午前9時〜午後1時)も設ける。

 製鉄記念室蘭総合病院では13〜15日に、日替わりで看護相談、血圧測定、検査相談、薬事相談、福祉相談、栄養相談(いずれも午前10時〜正午)を実施する。
(松岡秀宜)


◆―― 日鋼病院、職場をパネルで紹介

 室蘭市新富町の日鋼記念病院(柳谷晶仁院長)で9日から、職場紹介パネル展が始まった。同院の看護師431人が各職場の様子を写真やイラストを使って春らしくカラフルに紹介している。

 外来や手術部などの各病棟、関連施設、普段なじみのない中央減菌材料部など24部署がミーティング、血圧測定などの日常業務、新人看護師の紹介などメッセージを添えながら分かりやすく展示。

 第3病棟の池田昌子看護課長は「日鋼記念病院には、明るく元気な看護師がたくさんいます。患者さんを支えるためにさまざまな仕事があることを知ってもらうきっかけになれば」と話した。

 展示は17日までで、同日午前10時から、介護・健康相談を外来ロビーで開くほか、ちびっこナースがポケットティッシュ配布事業やミニコンサートを開催する。
(石川綾子)





   ■ 登別温泉・地獄谷展望台、階段や手すり整備へ

 環境省は今春から、登別温泉の観光名所・地獄谷展望台周辺の歩道などの大幅整備に着手する。大湯沼からナナカマド広場まで通じる歩道をウッドチップ舗装に変更し木製階段を設置するほか、同展望台の中央部に手すりを設け、車いす利用者に配慮した侵入防止柵に改善する方針だ。

 同省は2013年(平成25年)に支笏洞爺国立公園羊蹄山避難小屋新築工事など全7件の工事を行う。うち登別温泉は3件。道が国費事業として施行管理を実施する。

 市が全国組織の国立公園関係都市協議会を通じ改善を要望していた場所の修繕、整備工事。既に地獄谷周辺ではバリアフリー事業として入り口にスロープを新設している。

 地獄谷からナナカマド広場までは最大勾配が26%と急傾斜。冬場は雪に慣れていない外国人観光客などが転倒するケースもあり、地元観光関係者などから改善の声が上がっていた。

 新設階段は木製で全長61メートル、幅90センチ。スロープ幅は1・3メートル。階段側に手すり(高さ90センチ)を設置する。今年8月ごろに工事に入り12月に工事を終える予定となっている。

 ナナカマド広場から大湯沼は歩道が劣化するなど訪れる人から安全性を危惧する意見が出ていた。このためつなぐ歩道約288メートルのうち約170メートルにウッドチップ舗装を施す。工事は5月に着工し、10月ごろまで行われる計画。

 地獄谷展望台広場は劣化したブロック舗装をコンクリート製の平板ブロックに敷き詰め直す。中央部には安全性を高めるため手すりを設置する。

 また、展望台の高さ1・1メートルの侵入防止柵は、車いす利用者から「見えにくい」など指摘が出ていた。高さは変えず柵幅を変え視界を確保する。いずれも工事は10月から始まり、14年1月ごろに終了する見込み。

 既に供用が開始された地獄谷スロープを含む3件の工事費は1億円を超える。環境省北海道地方環境事務所の廣瀬勇二国立公園・保全整備課長は「利用される方に喜んでいただきたい」と話している。
(粟田純樹)





   ■ 伊達の桜の名所、開花週明け―気門別川ライトアップ再開

 伊達市は桜の名所が多く、シーズン中は市外からも花見客が訪れる。今年は雪解け後も低温が続いたため、開花は大幅に遅れており、各所が春色に染まるのは週明けの見通し。満開のエゾヤマザクラ、ソメイヨシノ、シダレザクラが眺められるのは20日前後になりそうだ。 有珠町の善光寺境内、善光寺自然公園には合わせて約千本の桜がある。樹齢約200年のエゾヤマザクラ「石割桜」が最も早く開花するが、今はつぼみの状態。見物客の目を楽しませるのは数日先になりそう。境内では屋台を並べた門前市が立ち、飲食と土産販売を行っている。

 山下町の気門別川沿いの桜並木もつぼみの状態。9日ごろから気温が上がり始めたため、開花は秒読み段階に入った。

 伊達駅前商店街振興組合(河部律雄理事長)は、河川改修や錦橋の架け替えで中断していた夜桜見物用のライトアップを3年ぶりに再開。26日まで毎日実施し、点灯時間は午後6時半〜11時。花見用のテント席は設けない。

 梅本町の市開拓記念館庭園、市道胆振長輪線「サイクリングロード伊達風のメロディー」沿いの桜もきれいだが、見ごろまではあと1週間。花見弁当を楽しむなら、ベンチがある館山公園がお勧め。大型遊具もあるため、子どもたちにも喜ばれる。
(伊藤教雄)





   ■ 洞爺協会病院が健康相談「血圧は?」「心配ないですよ」

 洞爺協会病院の健康相談が10日、洞爺湖町役場ロビーで行われ、同病院の看護師らが訪れた人たちの血圧チェックや体調などに関する質問に答えた。

 「看護の日」(5月12日)にちなんだ取り組みで、これまでは同病院で開いていたが、町民に広く利用してもらおう―と町福祉課と共催で実施。看護師が来庁者に血圧測定や手洗い、歯磨きといった衛生習慣の正しい手順を指導したり、健康面で日ごろ気になる点や悩みについてアドバイスを送った。

 同病院では13〜15日と17日の4日間、1日5人限定で無料の骨密度測定を実施する。時間は午後2時半から同4時まで。事前に申し込みが必要。問い合わせは同病院の井口さん(電話0142・74局2555番)へ。
(菅原啓)





   ■ しらおい港まつり、参院選で1カ月ずれ今年は8月下旬

 白老を代表する夏のイベント「しらおい港まつり」が8月24、25の両日開かれる。主催する同実行委員会(熊谷威二委員長)が8日に開いた第1回会議で決定した。例年7月下旬に開いているが、参院選投票日と重なる可能性があり、1カ月ずらした。

 白老港第3商港区が今年秋に完成することから、供用開始を目前にした記念イベントとも位置づけた。「食材王国しらおい」の魅力を発信する全町的な一大産業まつりの性格は変わらない。昨年7月21、22の両日のまつりには約2万8700人が来場した。今年、主催者は2万5千人の来場を見込んでいる。

 白老牛商標管理団体「白老牛銘柄推進協議会」が新たに協賛団体となり、白老牛の魅力をアピール、前売りチケットの販売を強化する。

 メーン会場は同港インカルミンタル広場前。24日は花火大会や歌謡ショー、自衛隊音楽隊による吹奏楽演奏、露店出店などが予定されている。

 25日は「食材王国しらおい」をアピールするイベントが盛りだくさん。新鮮魚介類や農産物を格安提供する「朝市」「丸ごと港市場」ほか、「海食(海鮮)」「山食(白老牛)」チケットの炭火焼きコーナーを開設する。

 ステージでは恒例の伝統芸能や吹奏楽演奏、キャラクターショーなどを実施。このほか、もちまき・まんじゅうの配布、元気まち音頭踊りパレード、虎杖浜越後踊りパレード、リサイクル市、姉妹都市の青森県つがる市、宮城県仙台市の物産展も。

 港では港湾業務艇によるポートウオッチングなども予定されている。
(富士雄志)






【2013年5月11日(土)夕刊】より


   ■ 室蘭・旭ヶ丘スクール児童館で母の日のプレゼント作製

 お母さん、いつもありがとう―。室蘭市旭ヶ丘小学校内の旭ヶ丘スクール児童館は9、10の両日、同館で母の日工作会を開いた。約80人の子どもたちが参加し、カーネーションやメッセージカードを手作りした。

 カーネーションは赤いクレープ紙を5枚重ねて花びらに見立て、緑のテープを巻いた針金と組み合わせた。カードはバッグの形。開いた中にお母さんの似顔絵を描き、感謝の言葉をつづった。

 子どもたちはお母さんの喜ぶ顔を思い浮かべながら真剣な表情で取り組んだ。メッセージは「おいしいご飯を作ってくれてありがとう」「いつもお仕事お疲れさまです。大好きだよ」など、どれも心が込められていた。
(成田真梨子)



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