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【2013年5月5日(日)朝刊】より



   ■ 室蘭・清川豊秋さんの心和む植物写真遺作展を開催

 室蘭市白鳥台在住で今年1月に86歳で亡くなった清川豊秋さんの「植物写真遺作展」が10日まで、同町の白鳥台ショッピングセンター・ハック1階で開かれている。「名もない野草」をこよなく愛した清川さん。趣味で撮り続けた貴重な写真の数々が、訪れた市民の心を和ませている。

 清川さんは室蘭や登別の小学校で教諭を務め、植物や鳥など自然科学への造形が深かった。体調を崩す昨年まで、市内外の山野に出掛けては野草を観察、写真を撮影。10年ほど前からは道の自然保護監視員も務めた。また、地元の老人クラブ・白寿会の会報には、野草を自作イラスト付きで紹介する文章を寄稿していた。

 清川さんの死去後、妻のトシ子さん(84)が友人にたくさんの野草写真を見てもらった。友人から「ぜひ展示会を」と勧められ、遺作展を開くことにした。

 展示しているのは蘭北を中心に市内外で撮影した野草のカラー写真約50枚。陣屋町のツルボやオクトリカブト、石川町のザゼンソウ、本輪西町のワニグチソウ、白鳥台のクマガイソウなど、今では希少になった野草が多い。野草のイラストも展示している。

 トシ子さんは「目立たずひっそりと一生懸命に咲いている野草が好きな人でした。生前撮りためた写真を皆さんに見ていただけたら」としみじみ話す。

 清川さんの教員仲間、成重恒夫さん(78)=白鳥台=は「植物だけでなく火山や岩石、鳥、アイヌ語地名に至るまで多種多彩な知識を持っていた人。遺作展から博学ぶりの一端を知ってもらえれば」と鑑賞を呼び掛けている。展示時間は午前10時〜午後7時。
(山田晃司)





   ■ 室蘭市青少年科学館で新日鉄住金展示モニターを一新

 新日鉄住金室蘭製鉄所(室蘭市仲町、田邉孝治所長)は、室蘭市青少年科学館(小川征一館長)3階の展示ブースの大型モニターと、上映している映像のリニューアルを終えて、公開している。

 青少年科学館の開館50周年を記念し更新した。これまでのモニターは40周年の際に導入したもので、真新しい55インチの液晶モニターに一新。より鮮明な映像が楽しめる。

 内容は、室蘭製鉄所の見学者に放映している「特殊鋼で未来を拓く」と銘打った同製鉄所の紹介DVDに切り替えた。地域に根付く特殊鋼の製造工程を知ることができる。

 小川館長は「映像が見やすくなり、広く地域の産業を知ってもらえる」と歓迎。同製鉄所は「新日鉄住金の製品やものづくりを広く知ってもらえれば」と期待している。
(粟島暁浩)





   ■ 室蘭・中島スポーツセンター、5日までプール無料開放

 5日までプールを無料開放している室蘭市中島本町の中島スポーツセンター(渡部力夫館長)では、子どもたちグループや親子連れが楽しいひとときを過ごしている。

 市水元小学校5年生の女子5人グループは、肌寒さを吹き飛ばすように元気いっぱい。吉田梨乃さんらは「海女さんのまねをして潜ったり、泳いで鬼ごっこをしています。楽しいです」とにっこり。

 そのほかの子どもたちも、浮輪やビーチボールを持ち込んで遊んだり、学校でプール授業が始まるのを前に水泳の練習をしていた。同センターは「5日まで無料開放です。ぜひ来館を」と呼び掛けている。
(成田真梨子)





   ■ 登別で一足早く“桜まつり”特産品進呈や熊舞披露も

 「2013のぼりべつ桜まつり」(登別観光協会主催)が3、4日の日程で登別市登別温泉町の泉源公園を会場に開かれ、特産品のプレゼントや写真撮影会、郷土芸能などの企画が観光客らを楽しませた。

 温泉街の誘客と活性化を目的に毎年行われており、初日は約300人が来場。さくら茶や温泉たまごの無料進呈、登別温泉の守り神・湯鬼神(ゆきじん)との記念撮影会などが行われたが、あいにくの天候で郷土芸能の「熊舞」は順延された。

 2日目の4日は天気も回復。初日に取りやめとなった熊舞が披露され、勇壮な太鼓と笛の音とともに熊が登場し、立ち上がったり、転がったりするユーモラスなしぐさに、見物客から大きな拍手が送られていた。
(渡辺尚明)





   ■ 登別・中学野球選手権で熱戦展開、幌別が優勝飾る

 「平成25年度登別市中学校野球選手権大会兼胆振西部中学校体育連盟軟式野球登別地区予選大会」(登別市中学校体育連盟、登別市軟式野球連盟主催)が3、4日の2日間、登別市桜木町の川上公園野球場で繰り広げられ、7―1で幌別が優勝を飾った。

 昨年の覇者・西陵をはじめとする市内の6校が出場。トーナメント方式で勝利を目指し、初日は1回戦1試合を実施した。

 2日目の4日は準決勝と決勝戦が行われ、準決勝では幌別、鷲別がそれぞれ接戦をものにし駒を進めた。決勝は幌別が二回に大量7点を挙げ優位に試合を展開、鷲別の反撃を終盤の1点に抑えて見事優勝を飾り、本番の中体連に向けて弾みをつけた。
(渡辺尚明)





   ■ 洞爺湖温泉の遊覧船大にぎわい、花火大会も満喫

 ゴールデンウイーク後半の4日は小雨の降る肌寒い天候となったものの、洞爺湖温泉街の洞爺湖汽船が運営する湖上遊覧には、せっかくの連休を楽しもう―と多くの人が乗り込んだ。

 あいにくの天候ながら、湖上巡りに繰り出した札幌からの家族連れは「観光で来ました。初めて遊覧船に乗り、子供たちと一緒に楽しく過ごすことができました。また来たいと思います」と笑顔を見せていた。

 同社の大西英生専務取締役は「連休前半は寒波の影響で客足が伸び悩んでいましたが、きょうあたりからにぎわいを見せています。5日以降もこの調子でいけば」と期待を込めている。

 また、温泉街では洞爺湖ロングラン花火大会(洞爺湖観光協会主催)がスタートしており、宿泊客らは湖上から打ち上げられるスターマインや水中花火に歓声を上げ、一足先に“夏の風物詩”を満喫している。
(中野貴智)





   ■ 白老のアイヌ民族博物館で伝統食作りにチャレンジ

 白老町のポロト湖畔にあるアイヌ民族博物館の敷地内で4日、来館者がアイヌの伝統食作りにチャレンジする特別企画「湖畔のキッチン」が行われ、家族連れらがキナオハウ(山菜汁)やプクサ(ギョウジャニンニク蒸し)など9品を仕上げた。

 湖畔のビニールハウスを会場に同館職員の指導で進められ、参加者らはギョウジャニンニクを束ねて糸で結んだり、ゆでたカボチャとトウモロコシなどの味付けを体験。大阪府箕面市の岸本梨沙さん(6)は「お団子を丸めるところが面白かった」と笑みを見せた。

 調理後は「イペアンロウ(お食事しましょう)」と声を合わせ、テーブルに載ったアイヌ料理の品々を“味見”。「おいしい」「全然臭くない」「イタリアンみたい」と好評で、盛んに箸を伸ばしていた。

 この日は、いろりを囲みエカシ(長老)とアイヌの世界観などを語る「エカシとの語らい」、伝統楽器のトンコリを湖畔で奏でる「ポロト湖の響き」の特別企画も行われた。

 「こどもの日」のきょう5日は高校生以下の入場は無料で、学芸員による展示解説(午前10時45分、午後2時45分)、テレビコマーシャルで人気の北海道犬・カイ君を父に持つソラ(雄)との記念撮影会(午前11時、午後2時)が実施される。
(富士雄志)





   ■ 苫小牧・水場の野鳥を一堂に、笠水上さん写真展

 苫小牧市植苗のウトナイ湖野生鳥獣保護センターで「第10回野鳥展(水場の野鳥たち)」が開かれており、写真歴20年以上という笠水上徹明さんが同湖周辺で収めた姿が来館者の目を引いている。26日まで。

 日本野鳥の会会員で市内在住の笠水上さんが毎年開催している。水を求めて飛んでくる鳥たちにスポットを当て、昨年5月から10月にかけて撮影した自信作を中心に掲げた。

 会場には子育てするゴジュウカラやアカゲラはじめ、オナガガモ、ヒシクイ、オオハクチョウなどを写した26点を展示。訪れた人たちは、四季の移ろいに合わせて「生きる、子育て、巣立ち」といった生命のサイクルをとらえた一点一点に見入っていた。
(伊藤洋志)



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