■ JX室蘭の集合煙突配色3案決まる、市民対象の投票へ
【2013年10月5日(土)朝刊】

21日から3市の市民に投票を呼び掛ける集合煙突塗装の3案(上から)室蘭マリン、JXエメラルドグリーン、エネオスレッド
 JX日鉱日石エネルギー室蘭製油所(室蘭市陣屋町、三ツ井克則所長)の180メートル集合煙突塗り替えキャンペーンで、配色案3案が決定した。これをもとに21日から室蘭、登別、伊達の3市の市民を対象に投票を行い、最終決定する。

 室蘭市、観光協会、羅針盤、港立市民大学メンバー、清水港で実績のある東恵子東海大教授ら有識者らでつくる選考委が絞り込んだ案は(1)室蘭マリンブルー(2)JXエメラルドグリーン(3)エネオスレッド―の3案。自然との調和を重視した。

 (1)は天然の良港、室蘭の海をイメージし青から白のグラデーションを取り入れた。(2)はJXのシンボルカラーを配し、青い海と豊かな緑で3市を表現。(3)はエネオスカラーを基調に、今後も変わらず愛される企業を前面に打ち出した。

 4日は道の駅みたら室蘭で色彩選考委員会が開かれ、17案から2カ月かけて絞り込んできた3案を承認した。

 委員からは「企業と市民が一緒に考える試み」「煙突の塗装が刺激になり他の施設やマチが変わることに期待したい」との意見が挙がった。JX室蘭の高木均副所長兼総務グループマネージャーは「室蘭製油所の再生に向け、煙突塗装で新たなスタートを切りたい」と強調した。

 JX室蘭は、来年4月からの石油化学工場の転換に合わせて1987年(昭和62年)以来の煙突の再塗装を決定。3市民対象の投票は11月末まで受け付け、来年1月下旬に発表する。
(粟島暁浩)

【写真=21日から3市の市民に投票を呼び掛ける集合煙突塗装の3案(上から)室蘭マリン、JXエメラルドグリーン、エネオスレッド




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