■ だて歴史の杜に市体育館・市観光物産館が同時オープン
【2012年4月2日(月)朝刊】
開館を祝ってテープカットする菊谷市長ら関係者
買い物客を呼び込んだ伊達産野菜の直売コーナー


 総合公園だて歴史の杜に設置された市総合体育館、市観光物産館が1日、そろってオープンした。市民待望のスポーツ拠点施設、特産品販売と観光情報発信施設で、同公園の大幅なグレードアップが図られた。

 総合体育館は広さ約18ヘクタールある同公園の北側敷地に建設。鉄筋コンクリート2階建て延べ7410平方メートル。メーンアリーナは1809平方メートル。2階に観覧席628席を備えた。サブアリーナは740平方メートル。多目的室、会議室、更衣室、トイレ、シャワーが付いている。総事業費は23億8400万円。

 指定管理者のNPO法人伊達市体育協会(坪俊輔会長)が管理運営し、先月5日から4、5月分の団体利用の予約受け付けを開始。二つあるアリーナへの申し込みは85%に達している。

 菊谷秀吉市長は開館式であいさつし、「アスリートだけの体育館ではなく、多くの市民に利用されてこそ価値が高まる。日々の健康増進のため、有効に活用してもらいたい」と期待を込めた。

 観光物産館は同公園南第1駐車場の一角、松ヶ枝町34・1に開設。指定管理者の伊達観光物産公社(大坪鉄雄社長)が管理運営する。営業時間は午前9時〜午後6時。

 規模は鉄骨平屋995平方メートル。町屋風の外観で、約500平方メートルの物販スペースを確保。軽食コーナー、イベントスペース、観光情報コーナー、次世代エネルギーパーク紹介コーナー、トイレ、事務室なども配置した。総事業費は2億2400万円。

 メーンの農産品販売には市内の農家約70戸が登録。木製の陳列棚を並べた直売コーナーに旬の野菜や果物などを出品する。食品、水産加工品などの納入業者は110社。市外業者も登録し、それぞれ自慢の商品を展示、販売する。

 この日は午前8時半にしゅん工式、テープカットを行い、同9時から営業を開始。地場産品が当たる「お楽しみ大抽選会」を開催した。
(伊藤教雄)


◆―― 歴史の杜の集客アップ

 伊達市民が待ち望んでいた市総合体育館、市観光物産館が1日オープンし、立地する総合公園だて歴史の杜の集客力が一気にアップした。菊谷秀吉市長は「カルチャーセンターも含めた各施設の連動で、より多くの人たちを呼び込みたい」と期待を込めている。

 総合体育館の愛称は「あかつき」と決定。命名者の市内元町、菊地裕子さんは開館式で表彰を受けた後、館内を見て回り、「使い勝手が良さそう。多くの市民が日々利用し、体力向上を図ってもらいたいですね」と話した。

 メーンアリーナは1809平方メートルあり、これまで利用してきた市体育館の約2・5倍の大きさ。バスケットボール2面、バレーボール3面、バドミントン10面、卓球12面を確保することができ、各競技の国際大会にも対応する。

 大会利用は4月21、22日の室蘭地区高校バレーボール春季大会が皮切り。5月5、6日は北海道高校剣道錬成大会が開かれる。開館記念イベントは6月30日から2日間日程の「宝くじスポーツフェアはつらつママさんバレーボール」を予定している。

 営業を始めた観光物産館は、同公園大手門の東隣に位置し、国道37号からも一目で分かる町屋風外観。伊達産の新鮮野菜が並ぶ直売コーナーが客足を呼び込むと期待。初日は登録農家約70戸のうち、ハウス野菜を主体に40戸が出品し、ホウレンソウや水菜、小松菜などを並べた。

 買い物千円につき1回挑戦できる大抽選会は、外れなしの大盤振る舞い。地場産のトマトジュースや野菜ジュース、パン、最中、藍染め製品などが景品としてプレゼントされ、訪れた買い物客を喜ばせていた。

 指定管理者の山ア博司伊達物産公社専務取締役は、「初日の入り込みは予想以上。幸先のいいスタートを切ることができた」と確かな手応えに気を良くしていた。
(伊藤教雄)

【写真=開館を祝ってテープカットする菊谷市長ら関係者(上)、買い物客を呼び込んだ伊達産野菜の直売コーナー(下)】




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