■ 伊達ウインドファーム風車5基始動、北電に全量売電
【2011年11月12日(土)朝刊】


 伊達市南黄金町の丘陵地に設置された総出力1万キロワットの風力発電所「伊達ウインドファーム」の竣工(しゅんこう)式が11日、黄金地区コミュニティセンターはまなす館で行われた。総事業費は35億円。風車5基で生み出す電力の全量を北海道電力に売電する。今月1日から営業運転を始めた。

 風力発電、太陽光発電による売電事業の大手、ユーラスエナジーホールディングス(東京、永田哲朗社長)が設置、運営する。同社が道内で風力発電所を営業運転するのは5カ所目、胆振では初めて。

 所在地は南黄金町206・1ほかの旧伊達牧場内。日本製鋼所室蘭製作所が製作した「J82風車」5基を200〜500メートル間隔で立て、付帯施設の高圧連系変電所を設け、送電線をつないだ。

 風車のタワーは77メートル、3枚羽根の直径は83・3メートル。1基の定格出力は2000キロワットで、総出力は1万キロワット。無人施設のため、委託された日鋼室蘭が遠隔監視で運転、管理に当たる。

 竣工式には関係者約50人が出席。神事で施設の完成を祝い、今後の順調な発電を祈願した。

 永田社長は式後のインタビューで、「地元が歓迎し、協力してくれたおかげで、いい施設を造ることができた。環境に優しい自然エネルギーを利用し、売電事業に力を入れ、地域の電力需要に貢献していきたい」と話した。
(伊藤教雄)




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