■ 防災フロートが支援活動を終えきょう室蘭に帰港
【2011年10月8日(土)朝刊】


 室蘭港を母港とする国所有の「広域防災フロート」がきょう8日、東日本大震災の被災地での支援活動を終えて帰港する。岩手県大船渡港、福島県相馬港に支援物資を届けた後、相馬港の代替岸壁として同港の復旧作業を支えた。管理する室蘭開発建設部室蘭港湾事務所の折原靖夫所長は「現地で感謝され十分に機能を果たした」と今回の出動を評価している。

 防災フロートは5日に相馬港を離れ、8日午前8時ごろ室蘭港に戻る予定。港内で放射線量の測定を受け、基準値の時間当たり5マイクロシーベルトを超えていない状態を確認し、西1号ふ頭に接岸する。相馬港出港前の検査では0・01マイクロシーベルトだった。

 相馬港出発時に合わせた現地入りした折原所長によると「相馬市長や隣接する新地町の副町長から『陸路が使えない中で燃料が届いたので大変助かった』『接岸しているだけで、万が一の際に住民の避難場所となる、と心強かった』と感謝されました」と話している。

 岸壁や防波堤が被害を受けた相馬港では、がれきや浮遊物を取り除く作業船や漁船のための臨時係留岸壁として活用された。防災フロートは船体の検査後、作業台船としての活用や緊急出動に備えるという。
(佐藤重理)




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