■ 「聖地」に指定―洞爺湖・三重の塔半世紀ぶりに修復
【2010年7月21日(水)朝刊】

51年ぶりに修復された洞爺湖・三重の塔
 洞爺湖・観音島近くの三重の塔(浮見堂)がこのほど、51年ぶりに修復された。湖での水難事故、観光事業振興の守り神として建立されて半世紀。地元では洞爺湖温泉誕生100年目を機に、三重の塔を「聖地」とするPRを始めている。

 洞爺湖の浮見堂は、洞爺地区の聖徳太子像を祭った二重の塔と、観音島近くに浮かぶ朱色の三重の塔の2カ所がある。

 三重の塔は昭和34年、洞爺湖温泉の発展や湖を航行する観光船などの安全を願い、当時の万世閣館主・浜野増次郎が施主となって建立。通常は立ち入り不可能だが、遊覧船で中島を横切る際に確認できる。

 完成から50年が経過し老朽化が進んでいた。地元の観光事業者が「洞爺湖中島三重の塔保存会」(大西英生会長)を発足させ、今年の温泉誕生100年の節目に合わせて、修復工事を実施。25日に竣工(しゅんこう)祭を開く。

 一方、洞爺湖は近年、神聖な力が宿る「パワースポット」として関連本に紹介され、スピリチュアルカウンセラーの江原啓之氏が「浄化のサンクチュアリ(聖地)にふさわしい神秘的な湖」と絶賛するなど、注目を集めている。

 湖に浮かぶ塔は全国的にも珍しく、洞爺湖温泉観光協会は三重の塔を「洞爺湖の聖地」に指定し、遊覧船での参拝を呼び掛けるほか、関連グッズなども検討しており、新たな観光資源として売り出していく方針だ。
(菅原啓)

【写真=51年ぶりに修復された洞爺湖・三重の塔




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