■ 戦艦大和記念館に展示の砲身に日鋼室蘭の銘板を設置
【2010年4月22日(木)朝刊】

大和ミュージアムに展示している「陸奥」砲身の架台に設置された銘板。日鋼室蘭製造の史実を説明している
 日本製鋼所室蘭製作所(室蘭市茶津町、早川保所長)が大正10年に製造した戦艦「陸奥」の砲身が、広島県呉市の戦艦大和記念館「大和ミュージアム」に展示されている。同所では“メード・イン・日鋼”を説明した銘板を作製、このほど現地に設置された。

 陸奥の砲身は旧呉海軍工廠(しょう)が大正7年から74門製造。日鋼室蘭でも同9年から24門製造し、このうち2番目に造られた砲身を同ミュージアムが平成17年の開館から展示した。昨年春に村井悦夫所長(当時)らが同ミュージアムを訪れた際、陸奥の砲身に日鋼室蘭製を示す「室2」の刻印を発見し、銘板の寄贈を申し出た。

 銘板は縦50センチ、横65センチのステンレス製で、レンガ色の地に日鋼室蘭で造られた史実を明記。富士工芸社(室蘭)に製作を依頼し、今月17日に同所の高田聖司総務グループ課長らが同ミュージアムを訪れて寄贈、砲身の架台に設置された。

 砲身は長さ19メートル、口径41センチ、重さ102トン。当時、国内有数の軍需工場だった日鋼室蘭の技術の粋が注ぎ込まれている。高田課長は「あの陸奥の砲身が室蘭で造られたという事実を、多くの人に知ってもらいたい。日鋼の“ものづくりの原点”の全国PRになれば」と話している。
(山田晃司)

【写真=大和ミュージアムに展示している「陸奥」砲身の架台に設置された銘板。日鋼室蘭製造の史実を説明している




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