■ 伊達訪問のカナダ首相夫妻、園児と笑顔の触れ合い
【2008年7月8日(火)朝刊】


 洞爺湖サミット出席のため来道したカナダのスティーブン・ハーパー首相夫妻が7日、同国レイクカウチン町と国際姉妹都市の伊達市を訪問し、地元の熱烈歓迎を受けた。甲冑(かっちゅう)姿の市職員の出迎えと大滝天狗太鼓演奏、幼稚園児の小旗が乱舞する中、だて歴史の杜カルチャーセンターを訪れた。終始笑顔の夫妻は時折園児の列に入るなど、気さくに触れ合った。

 夫妻来場前は準備の市職員や報道陣が詰めかけ緊張感に満ちたが、スーツ姿の首相と白のワンピース姿の夫人登場で出迎えの幼稚園児ら約350人は一気に沸き、講堂で子どもサミットが開幕。

 高橋はるみ知事の歓迎あいさつの後、同市とレイクカウチン町の中高生代表が、日本とカナダの美しさを残すため行動する環境宣言を読み上げた。ハーパー首相は「(両国の若者が)アイデアを交換できて幸運」と伝え、菊谷秀吉市長は訪問を記念し会場の講堂を「ハーパーホール」と命名したことを伝えると拍手に包まれた。

 ローリーン夫人に花束を手渡した松田隼人君(5つ)は日本語でのありがとうの声掛けに喜び、大野桃寧さん(5つ)は「握手して写真にも一緒に写れて楽しかった」とニッコリ。記念品の藍染めを首相は開いてみせて喜んだ。

 環境宣言した田畑桂佑君は「首相からハーイと声を掛けられ、緊張してハイとお辞儀した。握手した手はガッチリしていた」と興奮した様子。

 出席者全員で夫妻を見送った後、菊谷市長は「姉妹都市交流20年の節目に、ジャックピーク町長の尽力で実現できた。夫妻は非常にフランク。ホール命名もでき歴史に刻めた」と感慨深く語った。
(粟島暁浩)

 
 


◇ 主な地域ニュース

☆ 室蘭で中国人慰霊追悼集会、永遠の世界平和願う
☆ 登別の少年野球3チームが道大会に向け活躍誓う
☆ 登別国際交流会が難民支援の衣料収集、市民が快く協力
☆ 壮瞥高写真部が高文連に向けサミット風景を撮影
☆ 貧困、差別拡大許すな―反サミット団体がデモ行進
☆ 白老環境町民会議スタート、地域で温暖化防止
☆ アフリカ報道関係者がイオン苫小牧の設備を視察
☆ ガイアナイトin室蘭、サミット記念で「G8WELCOME」