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16年5月27日付朝刊より

室蘭市の温泉施設事業、企業グループから提案

 室蘭市の温泉利用施設整備事業の事業提案が26日締め切られ、市内の企業でつくる1グループから提案があった。今後、提案内容の審査などを行い、6月上旬に契約に向けた優先交渉権者として決定、提案内容を公表する。来年4月のオープンを目指す。
 同事業は、ボーリング調査で温泉が確認された絵鞆町の港湾用地約4700平方メートルの敷地に、温泉利用施設を整備する内容。5月6日から26日まで企業、グループからの事業提案を募集していた。
 26日午後5時の締め切りまでに、室蘭市内の企業2社でつくるグループから1件の提案があった。温泉、休憩機能、駐車場などを備えた温泉施設の事業計画、整備計画、運営計画などが提出された。
 室蘭市は提案があったグループの資格要件や事業内容などを審査、事業者とのヒアリングなどを行う。条件などが満たされていれば6月上旬に契約締結に向けた優先交渉権者として決定、提案内容を公表する。来年の大型連休前の4月中のオープンを目指す。




室蘭市が奨励的補助金全廃提言を庁内周知

 室蘭市は26日、行政改革推進委員会がまとめた補助金交付基準見直しに関する提言の説明会を開き、奨励的補助金を3年間で全廃するなど厳しい見直し案を庁内の関係各課に周知した。
 行革推進委員会がまとめた提言は、本来補助がなくても各団体が自立して実施すべきである「奨励」に分類された補助金を、3年間で全廃することなどを盛り込んでいる。
 説明会には全廃対象となる補助金を担当する各課の代表者ら約40人が参加。横道不二夫財政課長が委員会論議の経過などを説明し、「提言を最大限に尊重して市としての見直し案を作成する。大変厳しい内容になるため、関係団体とじっくりと話し合って理解と協力を得てほしい」と求めた。
 委員会提言を受け、市は早急に関係団体との協議に入り、補助金の性質分類を含めた見直し案を7月に作成、10月に決定し、平成17年度予算に反映させる方針。




室蘭の旧生協2店舗、地元商業者が活用へ

 昨年自己破産した生協コープクレア跡地の室蘭市内2店舗の売却先が26日までに決まった。八丁平の旧店舗には母恋北町のアルファマート(小林秀樹社長)が進出、7月中旬の開店を目指す。港南町の旧店舗には海岸町の三宅商店・セイコーマートみやけ(北岡英紀社長)が6月24日に移転オープンする。
 アルファマートは26日の競売に参加、コープ八丁平店(八丁平1)の店舗と土地を合わせて約3300万円で落札した。土地は延べ約2700平方メートル。店舗は鉄骨平屋で床面積約740平方メートル。現施設を生かす。営業時間は午前9時から午後8時の方針。
 同社は「1世帯当たりの構成人数は多いが、人口的に楽ではない地域」と8丁平地域を分析したが、地域密着型の店づくりで売上を確保できると判断した。「住民納得の安さと品ぞろえ」をコンセプトに、母恋店のような展開を図っていく。
 商品構成は酒類、食品、雑貨。従業員は約30人を検討中で、正社員も5人ほど採用する考え。母恋店では鮮魚や総菜をテナントでまかなっているが、自社で初めて取り組む。港北、八丁平、中島本町などを商圏に想定。小林社長は「商業空白地となり不便を感じていた住民も多いはず。期待に応えたい」と話している。
 一方、三宅商店は駐車場の問題や室蘭駅移転に伴う売り上げ減など、将来性を検討して移転に踏み切った。サンストア店(港南町1)は土地約360平方メートル、店舗は鉄骨平屋約90平方メートル。3宅商店は店舗の半分を活用し、広く駐車場を確保する方針。売り場面積は現在の約80平方メートルから約110平方メートルに拡大する。現店舗の営業は6月20日夕まで。営業時間は現在と同じく午前6時から午前零時。
 同商店は戦前、名酒「千福」で知られる広島県の醸造元三宅本店の道支店として開業。戦時中の流通停止を機に小売りへ。18年前、コンビニエンスストアの草分けとして営業してきた。北岡社長は「海岸町への愛着があり厳しい決断だった。今後も地域に愛される店舗づくりを目指したい」と話している。
 生協店舗跡地は15店舗中9店舗が決まったことになる。




地裁室蘭支部で地元中学生が模擬裁判

 札幌地方裁判所室蘭支部(住友隆行支部長)で26日、同支部で初めてという模擬裁判が開廷され、室蘭市東明中学校(中村正志校長)の1年生が、裁判官や弁護士役となって司法の実際を体験した。
 市民参加型の開かれた裁判所を―と同中1年生の自主研修に合わせ、初めて取り組まれた。午前、午後合わせて33人が訪問。主任書記官の濱端任さん(43)が第1号法廷に案内、裁判の流れ、仕組みを分かりやすく紹介した。
 その後、生徒たちは裁判長、書記官、検察官、弁護士、証人それぞれの役柄を分担して「CDプレーヤー窃盗事件」の公判に挑戦した。
 まず裁判長が「それでは開廷します」。検察官が起訴状を読み、裁判長が被告人に意見を聞くと「私は窃盗などしていません」。弁護人は無罪を主張した。
 証拠の取り調べでは、証人役の生徒2人が「盗むところを確かに見た」「2人で買い物をしていた」と証言。検察官、弁護士が最終意見を述べ閉廷した。
 本物の裁判と変わらぬ内容に生徒らは緊張。無事終わるとホッとした表情を見せ、裁判長役の谷本夏未さんは「普段は入れない法廷なので楽しかった。裁判長席は高くて気分がいい。テレビと同じで意外ときれいでした」と話していた。




登別で高校適配計画の地域別検討協議会

 【登別】道教委主催の地域別検討協議会・胆振西学区が26日、登別市民会館で開かれ、新通学区域(学区)となる平成17年度公立高校適正配置計画を策定する考え方を説明、意見交換した。旧第1学区(室蘭、登別市)の2、3間口減、旧第4学区(伊達市以西)の1間口減、登別高と登別南高の再編統合方針が改めて説明された。
 胆振西学区(登別市以西)の間口減は、17年中卒者推計が旧第1学区で114人減、学区全体で125人減となることや、欠員状況、生徒の進路希望、私学との調整など総合的に検討した結果―としている。
 登別と登別南の再編統合は、道内で初めて登別市に設置する中等教育学校(19年4月開校予定)新設に合わせ、両校を統合した普通科高校を現登別南高校舎に開校(18年4月予定)させる計画。
 会議には教育委員会、公私立高校、中学校、PTA代表ら33人が出席した。同適配計画は、6月上旬に計画案を提示、8月上旬をめどに決定される。




新市民プールなどで登別市の春季見学会

 【登別】わがマチの姿を知ってもらおう―と、登別市の春季市民見学会が26日からスタート。初日は鷲別婦人会(村井フサ子会長)メンバー20人が6月1日にオープンする登別市民プールなどを訪れ、移り変わるマチの現状をつぶさに見て回った。
 例年、春と秋に開いている。今回は26日が団体向け、27日と29日が個人向けとして開いた。秋にも3日間開催する予定。
 この日は同婦人会が昨年に続いて参加。午前9時半ごろに市役所をバスで出発、午前中はネイチャーセンター・ふぉれすと鉱山、クリンクルセンター、市民プールを見学。午後からは特別養護老人ホーム「緑風園」、登別温泉ふれあいセンター、登別市葬斎場を訪れた。
 市民プールでは担当者から説明を受けながら公認競泳用プールや流水・歩行プール、多目的プール、リラクゼーションプール、トレーニングルームなどを見学。メンバーは「設備がとても充実していて素晴らしい。泳げなくても歩行運動が出来るから健康増進には最適では」などと感想を述べていた。




伊達出身の渡辺さん、TV番組でアートバトル

 【伊達】東京・武蔵野美術大学生で新世代彫刻作家として注目を集め始めている渡辺元佳さん(22)=伊達市出身=が6月11日、テレビ番組「天才たけしの誰でもピカソ」に出演、アートバトルを展開する。
 渡辺さんは伊達緑丘高校を卒業し、現在は同大造形学部に在籍。2003年の「第四回011展」「第二回サッポロ未来展」「第二・一回サッポロ未来展」に出品し、04年の「第七回エネルギー賞展」では最優秀賞に輝いた。
 テレビ出演のきっかけは、番組で「鉄人飯島」と呼ばれている同大助手の紹介。渡辺さんは鉄人の刺客として、人気コーナー「勝ち抜きアートバトル」に出場する。
 当日は9人が自信作を披露。渡辺さんは鉄、木、アルミ、モーター、ゴミパックを使った「山羊(ヤギ)たちは糞(ふん)を生産し続け木々を芽吹かせた。」という長いタイトルの作品で挑戦、審査員の判定を受ける。
 「収録では緊張した」と言うが、「伊達生まれ、どさん子という自分のルーツを大切にしていきたいと考え、毎年札幌時計台ギャラリーで開かれているサッポロ未来展に出品している。これからも一生彫刻をやっていきたい」と熱っぽく目標を語っていた。
 高校時代担任だった景山吉則教諭は「器用な生徒で、学校祭などで大活躍していました」と教え子の活躍に目を細めている。




白老町でチャレンジデー、住民がスポーツに汗

 【白老】笹川スポーツ財団が主催する全国的な住民参加スポーツイベント「チャレンジデー」が26日、白老町内一円で行われ、住民が軽スポーツなどに心地よい汗を流した。
 チャレンジデーはカナダでスタートした住民参加型イベント。今年の全国の参加自治体は13市63町16村5地域の97カ所。26日午前零時から午後9時まで、町民が15分間以上継続して運動に参加した人数を人口で割り、参加率を競った。負けた自治体が役場のメーンポールに勝者の町旗を1週間にわたって掲げるルールだ。
 白老町は昨年に続く参加。昨年は山形県温海町と対戦。温海町42・9%、白老町31・7%で、白老の敗戦に終わっている。今年の白老町の対戦は人口1万485人の山形県温海町と同1万6419人の岩手県の石鳥谷町。また、白老はインターナショナルチャレンジデーにもエントリーしており、クロアチアのシサックとも参加率を競った。
 この日は午前9時前に開催セレモニーが行われ、道見義正実行委員長が電話で対戦相手とエール交換。続いて、桜ケ丘運動公園でジョギング・ウオーキングイベントを開催。温水プールではベビースイミング教室が開かれた。各企業や学校、保育園などでも体操や軽スポーツの時間を設定。役場では始業前に15分間の体操タイムが設けられたほか、ノーマイカーデーとなった。
 また、総合体育館では実行委員会が軽スポーツスタンプラリー、「ロープ・ジャンピングX」「ドリブルリレー」の共通種目を行い、小中高校生が果敢に軽スポーツに取り組む姿が見られ、ファクスや電話による申告の集計作業に追われていた。
 実行委のまとめによると、午後2時現在の途中経過は、白老町が3400人(参加率15・6%)、温海町が2492人(同23・8%)、石鳥谷町が4772人(同29・1%)となっている。




16年5月27日付夕刊より

室蘭で高校放送発表の地区予選大会

 高校放送発表大会(高文連室蘭、苫小牧両支部主催)、NHK高校放送コンテスト(NHK室蘭放送局主催)の室蘭、苫小牧地区予選大会が26日、室蘭市文化センターで開かれ、両支部合わせ16校90人の放送局・部員らが、放送技術や社会をみつめる視点の確かさを競った。
 大会はアナウンス、朗読、ラジオ・テレビの創作ドラマ、ドキュメントなど計6部門で行われ、室蘭でのPCB(ポリ塩化ビフェニール)処理に関する自分の考えを語ったアナウンス部門や、友達をつくれない女子高生が夢の中で人間関係を学ぶ姿を描いた創作ラジオドラマ部門など、高校生らしい視点や表現、社会分析、発表・製作テクニックなどが総合的に審査された。全道大会は6月23―25日、札幌市で開催される。
 室蘭地区の結果は次の通り(全道大会進出分)。
 ▽アナウンス部門(1)佐久間拓也(室蘭栄)(2)杉林亮(室工)(3)対馬雅人(室清水)▽朗読部門(1)菅原沙織(室蘭栄)(2)渡辺真希(同)(3)入江恭子(同)桜庭紀子(同)▽創作ラジオドラマ部門(1)登別南「コトダマ」(2)室蘭栄「イヤイライケレ―ありがとう」